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20話 変わった教室


 片山が航平に嘘告白されて1週間が経過した。片山は嘘告白をされた次の日から、学校に登校していない。


 心が折れて引きこもりになってしまったのだ。


 そのため、片山と一緒につるんでいた人間達は以前と比較して存在感が薄まっていた。


 現に、昼休みの今でも片山と仲が良かったメンバーの高笑いは聞こえない。一輝に嘘告白を公表する際に、片山と楽しそうにしていた男子生徒2人は他者に迷惑にならない声で会話をしている。


 松本は片山が教室に存在しないため、ぽつんと1人で自席に座っている。


 一方、一輝は羽矢や莉奈と会話を楽しんでいた。先ほど、彼らは屋上で昼食を終え、教室に帰還したばかりだ。


「なぁ朝元、今日の小説ランキングチェックしたか?もちろんしてるよな!」


 羽矢は勢い良くスマートフォンを一輝の机に置いた。電源がオンなため、画面からは光が放たれる。


「あぁっ。もちろん。チェックはしている。俺の楽しみの1つだからな」


 一輝はスマートフォンに映る画面が自身が知るランキングを投影していたため、頭を何度か首肯した。


「増本さん!かずくんと2人で盛り上がる話はダメだからねー。私も参加できる話題にしてよ!」


 莉奈が一輝と羽矢で作られた世界に乱入した。一歩遅れれば、2人だけの世界が形成されていただろう。それほど、共通の趣味を持った同士の会話は排他的である。


 一方、松本は平和で楽しい空間を醸成する一輝、羽矢、莉菜を眺めていた。


 まるで、今でもそういった世界を手に入れたいと願うように。その光景は片山と仲の良かった2人にも見られた。


 だから、3人は同じ目をしていた。



⭐️⭐️⭐️

読んでくださった方、ありがとうございます!


今回は短めですいませんでした



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