↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様(仮)達の日常  作者: 葛葉 シナチク
8月
91/308

神様(?)の日常 夏ダ!追跡ダ!遊園地ダ!

暫く休みます。(唐突)

次回投稿は7月9日を予定しています。

現実ががが



時は少し遡って、幸神 万が日神 真照と追いかけっこしていた頃の時間。


「ダニィ!?こりゃ大変だ!」


ボクは画面を見てそう叫ぶ。

その画面には点が二つ一緒になって移動している様子が映し出されている。


青と白の二つの点…。

すなわち幸神 万と日神 真照だ。


まっ、まさか、これは…!?


逢瀬(でえと)…!?」


あの伝説の?

非りあ民が羨む…妬む?アレかい!?


ううむ…驚いた。

あのどこも目立つ所の無い幸神 万が逢瀬とは…。

人間ってやっぱりよくわかんないね!


いや、でも雇い主も彼に気があるっぽいし…。

彼にも魅力があるんだろーね。

ボクには良く分かんないや。


閑話休題。この衛星画像に移動する点が映し出されるって事はボクの知らない所で幸神 万が勝手に行動しているって事だ。


まずい…まずいよ。

幸神 万の動向を把握していないって事が雇い主にバレたら給料が減らされる!


因みにボクの給料は人間と違ってお金じゃ無い。

妖力だ。


これが無いと動けなくなっちゃうんだ。

いっぱいあった方が力が出るよ。


うーん、ゲーム風に例えるのならMPみたいな?

MP=HPみたいな概念だと思うと近いんじゃないかなあ?


兎も角、これが無いとアソパソマソの顔が濡れた時並みに力が出ない。

必要な物をエサにキリキリ働かすぶらっくだよ、職場(あそこ)は。

労基違反だよ。


24時間365日休みなし!あっとほーむ(笑)な職場です!

給料は雇い主(社長)と要相談!

皆さんのご応募お待ちしておりまーす!


…っていうのが思い浮かんだんだけど、どうかな。

雇い主に聞いてみよっと。


ってああ!

気がついたらそれなりの速度で進み始めてる!

多分電車かな?


向かっている方向は…あ、最近出来た遊園地のある方向だね。

確かばななーらんどだったかな?


急いで追いかけないと…ってあ、ボク私服が一着も無いや。

今着ているのはじゃーじだし、あとは制服しかない。


じゃーじに比べたら制服の方が良いかな。

後で雇い主に服を送って貰おう。


あれでも女の子だから多分嬉々として選んでくれるだろう。うん。


「行ってきまーす!」


返事なんか返って来ないけれど挨拶だけして家から出て行く。

防犯に良いんだとかなんだとか。


一気に屋根の上に駆け上がり、そのまま屋根の上を走り出す。

ええと、目指す方向はどっちだったか「待って。」「ぐえっ」


かなりの速さで走っていたボクの襟首を掴んで引き止めたのはこころだった。

乱暴な留め方だなぁ…。首がしまっちゃったじゃないか。痛かったよ。


「わたしも連れてって。」


なぜ屋根の上にいるのかとかどこへ行くのか知ってるのかとか聞きたい事は沢山あるけれど其れ等を差し置いて聞きたいのが一点。


「智神 こころ…君、その服で行くつもりかい?」

「え、うん。ダメ?」

「やめておいた方がいいとボクは思うなぁ」


智神 こころが着ていたのはかなりだぼっとしたてぃーしゃつだった。

半ずぼんを履いているのかいないのか分からないほどの長さ…具体的には膝上くらいの長さだ。


それはそれでまあ問題だけれど、てぃーしゃつのでざいん?も問題だね。

何さ、『冷奴━━cool guy━━』って。

ボクですらダサいって分かるよ!

因みにごーぐるは頭じゃなくて首にかけている。


「お気に入りなんだけれど…。」

「お気に入りの服と外に出て歩ける服は違うよ?兎も角着て歩ける服が無いなら制服にでも着替えなよ」


智神 こころは渋々といった形で屋根を降りていった。


暫くして。

制服に着替えた智神 こころはまた屋根の上に戻って来た。


「さ、連れてって。」

「別に構いやしないけれどいくつか質問に答えてくれるかい?」

「いいよ。何?」


こころはごーぐるを目に装着しながら答える。


「まず一つ目。ボクが何処に行こうとしているか知ってるの?」

「知ってる。バナナーランド。でも楽雪が行こうとしていたのは逆方向…。」

「え」


なん…だと…?

危ない危ない、こころに引き止められなかったら地球を一周して来る所だった。


「じゃあ二つ目。何でばななーらんどに行こうとしてるって知ってんのさ?」

「楽雪がやってる事と同じような事はもうすでにやってる。楽雪以上のクオリティで。」


これは…してやられたって所かな。

灯台下暗しっていうか…。自分がやってる事を人にそのままそっくり返された形かな。


要するに『智神 こころも見張ってた』って事だね。


「ふぅん…。そうかいそうかい。ま、いいよ。背中におぶるので良いかい?」

「うん」


智神 こころがしっかり掴まったのを確認して、ボクは足に力を入れる。


「それじゃあ行くよ!方向確認は任せた!」

「分かった。」


ボクはまだ知らない。

智神 こころがかなりすぱるたな事に。


ボクはまだ知らない。

智神 こころに優しさは無い事に。


数刻後。


「おい、楽雪。おい」

「あ"あ"こ"わ"か"っ"た"!ホ"ク"み"ち"わ"か"ん"な"い"!

 ち"ず"き"ら"い"〜!!」


地図がトラウマになるレベルでボクは方向音痴を矯正させられたのだった。

<それぞれのアトラクションに乗った時の反応>

万→叫ぶ。大体「ぎゃああああああっ!!」

真照→テンションが上がってケラケラ笑う。

月宵→吐く。おrrrrrrrrr

こころ→動じない。申し訳程度に声を出す。

楽雪→楽しんでいるのかいないのかよく分からない反応。当人が本気で走ったらジェットコースター以上の速度が出るので大して怖く無かったり。


投票…本当にお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。