夏だ!メールだ!遊園地だ! 後編
(╹◡╹)<やあやあ諸君!!ボクだよ!楽雪だよ!
今日は読者の皆にお知らせがあるんだ!
この作品、今回で90話目なんだ!
それで、もうすぐ100話になるんだ!
その時、作者が記念で何かやりたいんだって!
それで、今回はこんな企画を用意したよ!
題して!『100話記念を読者様に選んで貰おう』のコーナー!
以下の中から100話記念で何が見たいか選んでね!
①IFストーリー集(例、ロリショタ化、性転換、etc…)
②Q&A
③初期設定集
④クトゥルフ
沢山の応募、待ってるよ!この作品の感想欄にて待ってるよ!
以上、作者からの伝言でしたー!
本編も楽しんでいってねー!
ここで遊園地に行く事になったイカれたメンバーを紹介するぜ!
元々行く約束をしていたおぜうの真照!何処からか聞きつけて来てついてきたストーカーイケメン夜神!方向音痴疑惑が出てきた鬼娘の楽雪!それに何故か背負われて来た従兄妹の天才少女こころ!特筆すべき所も無い滅茶苦茶地味な俺!以上だ!
「結局いつものメンバーじゃねーか」
そう俺はゴンドラに乗りながら呟く。
ゴンドラって言っても船の方だ。
アトラクションの一つらしく、かなり並んだな。
船がバナナの形をしている。
真照が目をキラキラさせながら町並みを眺めているな。
おや、あんな所にキャラクターがいるな。
やっぱりバナナをモチーフにしている。
「きゃー!見なさい万!マスコットキャラのバッナー君とバナーちゃんよ!かわいいわ!」
かわいい、か?
片方は王冠を被った髭が生えたバナナだ。完熟お…いや、やめておこう。
もう片方はリボンをつけたバナナだ。目がぱっちりしている。
流石に船の上からじゃ近づけないな。
真照が名残惜しそうに見ていた。
☆☆☆
ゴンドラを降りて次に向かったのはバイキングだ。
これもまた乗り物がバナナの形をしているな。
「バイキングって、てっきり食べ放題の事かと…」
「遊園地だからな。アトラクションの方だ」
確かに楽雪のいうバイキングもバイキングだが、こっちは違うバイキングだ。
多分語源は一緒なんだろうが。
「端っこの方に乗りましょ!こっちの方がスリリングって聞いたわ!」
特に反対意見も出なかったので俺達は端っこの方にずらずらと座る。
おお…確かに何もない状態でも座っている位置が高いから怖いな。
こんなに大きな物がブランコよろしく揺れるのか…。
壊れたりしないよな?
まあ、そんな事考えていたら一向に楽しめないが。
ブー
ブザーが鳴ると、バイキングはゆっくりと動き出した。
最初の内は怖くないな。
景色を楽しむ余裕がある。
だが、それもつかの間。
あっと言う間に余裕なんて無くなった。
「きゃほーうっ!たーのしー!」
「ぎゃああああああああっ!!」
何これ待って待って怖い何これ思ってたより怖い無理怖い助けてごめんなさい待って待って怖ぎゃーー!
心の中で意味を成さない叫びを上げる。
俺は一体何に対して謝ってるんだ?
「あわゝゝゝ、何これ」
「……おー。」
「う、うっぷ…」
比較的余裕なチビ二人組は兎も角、夜神がヤバい。
顔が真っ青だ。
もしかして、いや、もしかしなくても、酔ってる…?
「…どうしたの?酔ってるの?大丈夫?」
「うん…ダイジョブダヨ…」
ダメっぽいな。
今にもリバースしそうだ。
「えっ、月宵、大丈夫かしら?」
「大丈夫だよ真照ちゃん!僕もうこんなに元気!」
うわ、すっげえ。
真照が声をかけただけで顔色が良くなった。
コイノチカラッテスゴイナー。
真照とこころがそれを見て顔を引きつらせていた。
☆☆☆
バイキングの次はジェットコースターだ。
これもやっぱり乗り物がバナナの形をしているな。
乗る場所はクジ引きで決めた。
その結果。
「なぁーんで僕が幸神君の隣なのさっ!真照ちゃんの隣が良かった!」
「俺もお前の隣は嫌だ」
「二人共文句言うんじゃないわよ。クジ引きなのよ?」
「「サーセン」」
真照から出る圧力には逆らえなかった。
そのまま渋々と座席に座る。
乗る位置としては、
一番前に真照とこころ、真ん中に楽雪、後ろに俺と夜神だな。
「それでは、いってらっしゃ〜い」
キャストさんに見送られてブザーの音と共にジェットコースターは動き出す。
「きゃーあははははっ!」
「ぎゃああああああっ!!」
「……おあー。」
「うわ、髪がゝゝ」
「あっ、これは酔わない!」
五者五様の様子を見せながらジェットコースターは進んで行く。
何やら耳を抑えていた楽雪が急に
「あ、ごめん」
と言った。
何が?と聞き返す前にそれはやって来た。
それとは…。
バシィッ!!!
「「あ痛っ!?」」
楽雪のツインテールだ。
抑えていたのって耳じゃなくてツインテールだったのか!
風に乗った楽雪のツインテールは見事俺と夜神の顔に命中。
鞭みたいにバシィッと音をたてたのだ。
ぐ…。むっちゃ痛い…。
楽雪…許すまじ…。
☆☆☆
「あー、楽しかったわね!」
真照が顔に満面の笑みを浮かべながら俺の前を歩く。
因みにあの後楽雪にチーズ味のアイスを奢って貰った。
そこはバナナじゃないのかよ、と言うツッコミは受け付けない。
美味しかったです。
駅に向かって歩いていた真照がふと何か思い出した様に立ち止まり、振り返る。
「そうだ!あたし叔母さんの家に招待されているんだけれど、皆で行きましょうよ!」
「え、それって皆で行って良いのか?真照だけが招待されているんじゃないのか?」
俺の疑問に真照は胸を張って答える。
「大丈夫よ!叔母さんは『友達を連れてきても良いわよ〜。むしろ連れてきて欲しいわ〜』って言っていたわ!」
「真照ちゃんの叔母さんかぁ!会いたいな!挨拶しなきゃだもんね!」
「うん?」
何か真照と夜神の間で決定的に食い違っている様な気がする。
真照は気づいていないっぽいが。
そんなわけで俺達は一週間後真照の叔母さんの家に遊びに行く事になった。
どんな人だろうな?
本当にお願いします。




