百話記念 IFなんて
楽雪達がFPSでドンパチやってますが、ここで百話記念です。
皆様のお陰でここまで持ってくる事が出来ました。ありがとうございます!
今後とも拙作をよろしくお願い致します。
本来の世界があるのなら、それと類似する世界もある。
これは、そんな類似した世界のお話達。
<にょた万とその仲間達>
「待ちましたか!?」
「いや、全然?さ、行こう、百」
目の前の美少年が朗らかに笑い、そして歩き出す。
わたしの名前は幸神 百。
中央高校一年生です。
青い髪を縛って肩から垂らしています。
同じように青い目を持っています。
回りからはよくタヌキ顔って言われます。
目の前の白髪の美少年は日神 照魔君です。
髪は真っ白ですが、目は空色で中央が金色です。
勉強は出来ませんがスポーツが得意で女子からも人気です。
でも、そんな彼が何故わたしと一緒に登校しているのでしょうか?
自分でも分かりません…。
気がついたら毎朝玄関の前で待ってる様になりました…。
ですが。
そんな事を他の女子が許すはずも無く。
「やあやあやあ幸神ちゃ〜ん?良い度胸だねぇ、ワタシをほっぽって朝っぱらからデートたぁ。ユ ル サ ナ イ ヨ ?」
「ヒェッ」
わたしの首筋に短剣を当てて脅迫じみたことをやってくるのは夜神 月好ちゃんです。
照魔君の事が大好きでストーカーじみたことまでやっちゃうアクティブな人です。
綺麗な黒髪をポニーテールにしています。
目は黒ですが中心は金色です。
照魔君に似ている気がしますが、気の所為でしょうか?
「こんなに大きいモノ持ってるからって図に乗んじゃねえぞ?お?」
「止めてください…」
揉みしだかないで下さい…。好きで大きい訳じゃ無いです…。
ブラジャーを直ぐに買え変えなくちゃならないんですよ…。
そこにゴスッと鈍い音が…。
「危ない。」
巻物で月好ちゃんをぶん殴ったのはわたしの従姉弟のシン君でした。
月好ちゃんがわたし(の胸)にもたれかかります。
「や、やりすぎだよ…」
「大丈夫。この人は死なない。」
「死ななければ良いってもんじゃ無いんだけど…」
シン君。本名は智神 シン。
凄い発明家です。そして美男子。
水色の髪と目を持っています。首にゴーグルを掛けています。
こんなに凄い人がわたしの従姉弟なんて信じられません。
わたしは普通なのに…。
キィン…という音が上から聞こえたので空を見上げると…黒い点が見えました。
黒い点は少しずつ大きくなっていって、そして…。
ズドン、と音をたてて着地しました。
足がアスファルトに埋まっています。
「おはよ!幸神 百!」
「あ、おはよう。来華君」
上空から降ってきたのは鬼神 来華君でした。
毎回毎回変わった方法で目の前に現れるのでもう驚かなくなりました。
鬼そのものなんですが、今は人に化けていて顔の良いただの人にしか見えません。
初めて出会った時は戦いましたが、大した被害は無く来華君の勘違いだったようで今では同じ学校に通っています。
これがわたしの友達達です。
空に太陽が輝いています。今日も良い日になりそうです。
<もしも夜神が女の子だったら>
「おはよう万君っ!」
夜神という名前の真照に似ている女の子に懐かれてから数日。
俺は彼女の猛攻を耐え抜いていた。
「あ、ああ、おはよう…」
「昨日は大変だったね〜。ワタシ達と別れた後お化けに追いかけられたり、犬に追いかけられたり、車に衝突して川に落ちたり…」
「な、何で知ってんだよ…」
怖い…。そして知られたくなかった。
「うふふ〜。ワタシ、万君の事なら何でも知ってるよ?あんな事や、こんな事も…ハアハアハ「おはよう万」
身の危険を感じ始めた頃、真照がやって来た。
助けて俺の救い主ーっ!
「ワタシの万君に話しかけないで?」
空気の温度が数度下がった気がした。
夜神からは表情が抜け落ちて、氷の様な冷たさすら感じさせる。
「この人怖ぃ…」
俺の呟きが拾われる事は無かった。
<魔法少女こころ!>
「た、助けて欲しいぽわ〜!」
「?ぬいぐるみ…ヒトリカクレンボ…うっ、頭が…。」
とある日の放課後。
わたしは謎の生物(仮にUMAと呼ぶ)に遭遇した。
「ぼくを助けるには君が魔法少女になるしか無いぽわ〜!」
「助けるなんて一言も言って無いけど。」
「えっ」
「えっ。」
…助けてもらえると思ったの?そんなの自力で解決しなよ。
わたしは関係無い。巻き込まないで。
「どんな願い事でも1つだけ叶えてあげるぽわから〜!助けて欲しいぽわ〜!」
「UMAを全世界から消す。」
「止めて!」
我儘な奴…。
「それに魔法少女になったって最終的には絶望して魔女になる流れでしょ。知ってるよ。」
「ならないぽわよ!っていうかそれどこかで聞いた事あるぽわ!」
「じゃーね。」
「話を聞けぇい!!」
UMAが話している最中に消えようとしたけれどバレた。
UMAの化けの皮が剥がれてきている…。
「あーもー!そんなに拒否するんならこっちで強制的に魔法少女にしてやるぽわ!!」
「クーリングオフってできる?」
「出来ませーんwwww残念でしたwwwwぼくに法律は効かないぽわよwwww」
何だこいつ…急にウザくなり始めた。
どうやって逃げよう…うん?
キラリと何か光る物が見えた。
ああ、アレを利用させて貰おう。
「てぃんくる☆」
UMAが魔法(?)を唱え出す。
まだ…まだ…。
「うぃんくる☆」
あと少し…今だ!!
「ナイタベタンドゥー☆!!…ふべあっ!?」
狙撃の銃弾を利用してUMAに弾丸をぶち当てる。
当たったUMAは風船のように破裂して消し飛んだ。
さらばだUMA。お前の事は一生思い出したく無い。
だけど、奴を殺すのが少し遅かったみたい。
キラキラしたモノがわたしの周りに集まって来る。
「え。」
一瞬光が強くなったかと思うと、そこには服装がまるっきり変わったわたしがいた。
巫女服をベースにしたであろうその服は可愛かった。
手にはいつの間にか長杖が…。
「……。」
よくよく考えてみる。
お化け退治+お兄ちゃんを守る+楽雪の監視+クソ髭が回して来るやりたくも無い仕事+発明+学校の業務に更に魔法少女が足されるって事?
「…やってられるか!」
わたしは長杖を真ん中からへし折る。
何この労基も真っ青な仕事量は?
わたしって、ホント馬鹿。
さっさと逃げれば良かった…。
余談だが、この世に魔法少女オタクがまた1人増える事となったのは彼女の功績である。
その1人とは、こころを狙撃したスナイパーなのだが…それは彼女の知る所では無い。
作「0票だけど百話記念やりたい…」
?「迷える子羊よ…」
作「あ、貴女は…ダイスの女神様!」
女「私を信じるのです…」
作「よっしゃダイスロォオオルっ!」
コロコロ…1
女「IFで」
作「はい」
<にょた万とその仲間達>について
IFの定番中の定番、性転換です。
初期設定では(名前に適当に子とか代とか付けときゃ良いだろう)とか思ってたんですが主人公の段階で断念。
だって、万+子でまん…ん"っんん
読み方はご想像にお任せします。
描けた(上手いとは言ってない)!だが一言言わせてくれ!
おのれアイビス!使い方がよく分からぬ!
おまけ 名前の由来
百…八百万。万もこれが由来
照魔…照魔鏡より。
月好…尽くす…つく+す…月+好 好いとも言うし、間違っては無い、はず。
シン…心。こころもこれが由来
来華…魔王ラーバナに由来。来+華
<もしも夜神が女の子だったら>について
これは本文の初期設定段階での設定でした。
が、夜神を女の子にすると話が進まなくなる+万のバッドエンドルート+ヒロインがヒロイン出来ないという酷いコンボに繋がったので敢え無く変更。
そして今の夜神に至る…。
<魔法少女こころ!>について
エイプリルフールネタにでもしようかと思ったのですが恐らくこの調子でいけば4月よりも前にこの作品が終わると思うのでここに持って来ました。
まだ折り返しにすら立って無いんですけどね…。
最後に、裏設定を1つ。
楽雪が銃器の扱いが上手いのは彼女の元となった人物の神力が彼女にも宿っているからです。
死して尚、その魂は…。




