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笛吹いて死ぬ運命を変え天下を掻き乱す話  作者: 悠
めざせ!中国地方の覇権!
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25/41

第25話 兵農分離と楽市楽座

お詫び


誤字の方指摘ありがとうございました


一括適用しました


気をつけます…


1520年


尼子政久は元々興久を通じて高橋氏と友好を深めてきた


そして今回それが実った


「高橋興光にございます」


高橋興光が月山富田城にやってきていた


高橋興光は友好にしてきた尼子の勢いをみて息子を人質に尼子につくことを決めた


無論これは大内義興に対して事実上の宣戦布告であり大内・尼子の協力関係は破綻したことを意味する


石見銀山を確保し財政が豊かになった尼子政久はこの日家臣達にある政策をつげる


「我が国の兵を全て傭兵にする」


その発言に家臣達は驚きを隠せなかった


傭兵とはつまり常に戦に参加する兵士たちという事になる


この時代の兵のやり方というのは畑を耕す農民を動員するのが一般的であった


しかし普段農民の彼らを動員するということはそれだけ取れる食糧が少なくなるということ


この時代の武家の強さは「石高」つまり米の取れた量にきまるようなもの


米が金になるのだから


故に戦が長引けば米の収穫量は減るし農民なので士気も低いし弱い


一方、傭兵は戦いを仕事としてるもの達のため米に影響もなければ農民より遥かに強い


しかし金がかかるし事実上武士を増やすということなのであまり多くは雇えないのが現状


その為家臣達は難色を示した


「確かに農民は弱く収穫量も減りますが全てというのはいささかやりすぎでは?」


常に兵を雇っておくのにはコストが本当にかかる


故にいくら石高を貰っていても維持出来なければ次の功も立てれない


家臣達が難色を示すのは無理はない


それにたいして尼子政久はつげる


「私は任せてる石高とは別に銭の褒美も支給しようと思う。石高に応じて支給しよう」


なんと銭の給料もだすという


それだけあれば兵を養い強い軍を維持する事は出来る


しかし国久がいう


「嬉しい申し出ですが例え石見銀山を掌握し隠岐水軍の交易があっても財政は持つのですか?」


財政が赤字になって払えないでは困る。もっともな話だ


「それゆえ今作っている松江城の城下町で商いをするもの達には許可を出さぬ。商いしたいものが自由に商いすればいい。そうすれば各国から商いしたいものが集まり人も銭も潤う。石見銀山もあれば尚更だ」


家臣達は驚く


自由に商売させるなんていう発想はこの時代にはない


「無論そなたたちの領内でも実施して良い。商いを盛んにし強い軍を作ろう」


ここまでの政策により傭兵案に反対するものはいなくなり戦だけでなく政でも家臣達が切磋琢磨するようになった


これは後に「兵農分離」「楽市楽座」と呼ばれる事になり尼子家の財力と兵力を遥かに高めるものとなったのである

織田信長よりも先に楽市楽座やりだしたら強いよなw


石見銀山と京都との交易だけでもチートなのにw


今の尼子家の外交関係


・大内と対立

・宇喜多(浦上)、山名、毛利が従属

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