前回のタイトルを入れ忘れていたのに今気づいた
「四月からいよいよ自転車絡みの道交法の改正が適用されるのう」
「おう、取り締まられないように注意せんとなあ。わしには関係ないが」
「おのれ無駄にでかい車を乗り回すおっさんめ」
安達家のリビングにて。
道交法の改正について流れているのを見て呟くリィンベルさんと、わし自転車乗らんから関係ないもんねと余裕の表情のグライオスさん。
そしてあんたのみたいなでかい車も、住宅街の狭い道だと邪魔なんだようと怨嗟の声を漏らすエルテさん。
でもグライオスさんはでかい車に乗ってる方がイメージに合うよねという。
「無関係だと思っているようだが、おまえにも関係はあるぞグライオス」
「なんだと?」
しかしここで警察官なマカミさんからグライオスさんへ訂正が入ります。
「自動車で自転車を右から追い抜く場合にも新しいルールができている」
「できるだけ離れるのではないのか?」
「これまでならそれで良かったが『できるだけ離れる』ではなく『離れなければならない』という義務になった」
「……つまり?」
「十分な距離を取らずに自転車を自動車でそのまま追い抜いてはいけない」
なお十分な距離というのは1メートルとされています。
しかし法令に明確に距離が明記されているわけではないので、今後解釈が変わる可能性もあります。
「……道路によっては無理ではないか?」
「十分な距離が取れない場合は、安全な速度にまで落とせば追い抜いても問題はない」
なお安全な速度というのは時速20~30キロメートルですが、法令に明記(ry
「……面倒くさいな!」
「だからと言って無視はせんことじゃな」
「取り締まられないように注意しないといけませんねえ」
「ぐぅ!?」
リィンベルさんとエルテさんの言葉にぐうの音が出ちゃったグライオスさん。
今日も日本は平和です。
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一方高天原。
「自転車追い抜くのに一々そんなことしてたら、通勤ラッシュとか渋滞しまくらない?」
「まあするかもしれませんね」
現実的じゃなくない? というアマテラス様に対し、断言はしないけど否定もしないツクヨミ様。
「自転車が歩道を通っても良い状態の中に『著しく自動車の交通量が多い場合』というのもありますので、通勤ラッシュなどの際は自転車が歩道を通っても良いかと。歩行者に配慮して徐行する必要はありますが」
「なんか一々曖昧で解釈違いで逆に問題発生しそうなことばかりじゃない?」
実際国会でも規定が曖昧過ぎないかという意見が出ていたり。
その結果後出しされたのが上記の距離や速度だったりします。
「まあその曖昧なところは、微妙に違反してもただちに取り締まられる可能性は低いともされていますよ。実際に事故などが起きた際に、当時の状況を調べて違反していたら適用される可能性があるそうです」
「あー実際に事故の原因になってたら見逃さねえぞという」
「事故にはならずとも、歩行者を立ち止まらせたり車に急ブレーキを踏ませるなどの危険な状態の原因になった場合には即座に青切符が出ます」
「そういや自転車も青切符制になるんだっけ」
なお酒気帯び運転などの悪質なものや、重大事故の発生などでは今まで通り一発で赤切符が出ます。
色々と気を付けようね!
今日も高天原は平和です。




