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第5話
私は基本的に夢を見ないことのほうが多い。
しかし、最近はよく夢を見る。
その夢がすごく小説のネタになりそうな内容なのだ。
だが問題がある。
それはすぐ忘れてしまうことである。
漠然としたものは覚えている。
しかし、漠然としたものの中身、内容を9割ぐらい忘れているので内容を再構築するのが不可能なのである。
覚えているのは小説の内容と関係ないものばかり。
私の小説の登場人物が出てきたはずなのに、なぜか私も出てきていて、私が子猫を拾ってお風呂に入れるなんて言う話なら覚えているのだけれど。
私にとって肝心の「小説の登場人物」が出てきた話がどんな話だったのかを覚えていない。
本当に夢は幻である。




