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19.レクレーション


✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼




「皆さん、いよいよ来月の16日に1泊2日の校外学習があります。午前中は山の散策。お昼はバーベキュー。午後は自由行動でその後にレクレーションを予定してますが、今日はその係を決めたいと思います。3名を予定していますが、やってもいいよという人がいたら挙手をお願いします」




担任教師が教卓に立ってそう言いながら見渡すが、誰1人手を上げる者はいない。

やる気のない会話に加えてどんよりとした空気。

徐行運転な雰囲気の中、美那は考えていた。


レクレーションかぁ……。

係をやったら滝原くんに接近するチャンスが増えるかなぁ。

企画を考えればある程度自分の思い通りになるもんね。

それに、2人きりになれれば吸血のチャンスも上がる。

一回でも吸血出来ればミッション達成に王手がかけられるよね。




「はいっ! やります」と、美那がクラスの中で一番に手を挙げると……。


「俺もやります」




つられるように夏都の手も挙がった。

すると、次は「はい、俺も!」と怜が言ったと同時に「私もやります」と紗彩の手が挙がる。

怜の手が上がった時に半分手を挙げかけた澪は、紗彩の手が挙がったのを見て遠慮がちに下げていく。




「あらぁ、こんなに沢山。困ったわねぇ。3名でいいわよ」




と教師がそう言った瞬間、一番後ろの座席の紗彩の目は青く光った。

担任は無意識に何かをキャッチして目をパチパチと瞬きした後、何かに取り憑かれてしまったかのように黒板に挙手した生徒の名前を書き始めた。




「せっかく手を挙げてくれたから4名にしましょう。佐川さん、滝原くん、壺内くん、河合さんね。じゃあ、よろしくお願いします」




美那は担任が急変した様子に違和感はあったが、最後までその原因がわからなかった。



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