5羽:終わりってなんなんだ
2015年11月13日
あーあ。
終わっちゃったよ。
「カードキャプターさくら」
ある番組の再放送で娘が見始めたことが、きっかけで見ることに。
内容は、ネタバレにならない程度で。
小学4年生である主人公「木之本桜」と、不思議な本の出会いから始まるファンタジーもの。
原作がCLAMP、1998年~2000年の3年間放送されたアニメ。
3部作構成、全70話になっており、毎回バトルコスチュームが違うというのも、当時としては斬新である。
未だにプリキュアとか同じ変身シーンを使いまわしなのに・・・
毎回アニメーションを変えるなんて大変なこった。
日本のメディア芸術100選にも選出されたことのある、今でもファンの多いアニメらしい。
1期、2期ではオープニング、エンディングを広瀬香美が。
3期のオープニングの「プラチナ」はあまりにも有名な話。
今から17年前のアニメを見る娘。
俺はこのアニメを知らなかった。
いや、当時は興味がなかった。
娘はオープニングが始まると踊る、唄う。
自由な振り付け、訳の分からない自分なりの歌詞に合わせて。
話が始まると真剣、時に爆笑。
エンディングでも踊る、唄う。
そんなに楽しいのか???
プリキュアを見ているときにはここまでhighにならないのに。
全70話。
去年の年末に見た。
そして、先月の中旬から2周目開始。
1日に2~3話、多いときには4話見たりと、家族でさくらちゃんを見守ってきた。
娘のリアクションは去年と同じ。
踊る、唄う。
でも、踊りも歌も、前よりマシになっている。
どこで覚えたんだ、ミッキーみたいな動きの振り付け。
歌と合っているかといえば、まぁ、まだまだだぁね。
内容は大体覚えていた。
映像のディテール、登場人物の関係までしっかり見ることができた。
さすが2周目。
そして、思う。
細かい。すげー。しっかり複線張ってる。
ノベルティで読みたくなる。
そうして、先日クライマックス。
END。
泣きそうだったよ。
スッキリしたよ。
でも、
終わってしまえば、なんかなぁ。
この気持ちが、終わりってもんなんだよなぁ。