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「そういえば、園芸部って何人くらいるの? 部室に持っていこうとしていたということは、園芸部の人達が困ったりしないの?」


「えっと、その、……今は、私1人です」


 少し言い淀んだまこちゃんはそう言ったのだった。


「え? 先輩達は?」


「いろいろあって、早めに引退してしまいました」


 とまこちゃんは少し寂しそうに言った。そっか、先輩引退したから1人なのか……。


「その、なんか、ごめんね」


「気にしないでください」


 とまこちゃんは苦笑いをしていた


「……もしかしてだけど、以前、学校の備品が壊わされたという話を先生がしていたけど、それが関係している?」


 すると舞ちゃんが急にそんなことを言った。初めて聞いたその内容に思わず舞ちゃん聞いた。


「え? どういうこと?」


「もしかして真奈美は知らないの?」


 そう舞ちゃんに聞かれたので頷くとどういうことなのかを教えてくれた。


 どこの部活なのかは教えらなれなかったらしいが、備品の破壊があってから各部活で注意するように言われたらしい。その後はそう言った話はなかったが悪戯をする生徒がいると言う話が何度かあったそうだ。


 悪戯をする生徒の話については確かに先生から聞いたことがあったけど、どういったことなのか説明がなかったのでちょっとした嫌がらせなのかと思っていた。先ほど舞ちゃんが言ったことが園芸部だったとして、悪戯に関してもそうだったらまこちゃんはかなり大変な目に遭っていたことになる。そのことを理解して、不安になりながらまこちゃんに問いかけた。


「まこちゃん。本当はどうなの?」


「……舞さんの言った通りで、す!?」


 私はまこちゃんが肯定したのを聞いてから抱き締めた。


「私にできることはないかもしれないけど、できる限り力になるから1人で抱え込まないで。これからは私達がいるから」


 そこまで言って私は抱き締めていた力を緩めてまこちゃんの目を見た。


「……分かった?」


 そう言うとまこちゃんは涙を流しながら嬉しそうに返事をしてくれた。


「は、はい」


 私はそんな彼女の頭を胸元で抱き締めながら頭を撫でた。


「私も同じだから忘れないで」


「は、はい」


「それと、舞って呼んでくれ。舞華って少し言いにくいでしょ?」


「そ、そんなことは」


「まぁ、いいから、そうして頂戴。これから長く一緒に居ることになることだしね?」


「……はい。私もことも呼びやすい形で呼んでください。舞さん、真奈美さん」


「私は、まこちゃんで確定しているから」


「それなら私はまこって呼ぼうかな」


「よろしくお願いします」


「「こちらこそよろしく」ね」


 と改めて私達は挨拶をしたのだった。


 それから少しお話をしてから、まだ、早い時間ではあったが私達は眠りに就いたのだった。



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