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第11話一生辿りつかない山頂のよう

9月に突入した。


なんだか1カ月が早くてあっという間だった。


自営業も始めて約10ヶ月が経った。

仕事にも恋にもダイエットにも夢中で腕と腰の不調もあってまったく趣味の釣りに行けていない…


同じ山に行くという目的地は似てるけど釣りと登山は全く別物…


いやいやいや!!

釣りと登山はセットでしょ!!


ってことで今月は渓流釣りも終わっちゃうし私は計画を立てることにした。


初めて渓流釣りに行った川を登ったところに「武甲山」がある。

場所は秩父市。

ここなら若い頃2回行ってるしレベル的にも問題ない!!

これは行くしかないと釣り&登山計画でテンションが上がっていた!


神山さんに会ってなかったらそんな無茶な計画も立てなかっただろうなぁ。


翌日接骨院にて〜


神山「あ!そうだ!明日先輩達と渓流釣り行くことになりました(笑)」

谷川「え!!明日?急だなぁ。どこ行くか決まってるんですか?」


神山「まったくどこ行くか知らないんですけど多分群馬の水上方面かな。休みは合わせる側なので木曜は休みとってます!」


私の釣り計画の矢先に釣りに行くのか。

タイミング良過ぎて私の釣り&登山計画話すタイミング失った…

まぁ行ったあとに報告すればいっか。


明日行くんじゃ私が釣り行く前に結果聞けるなぁ。

絶対釣ってきてほしいな!

まぁ初心者とはいえ神山さんなら大丈夫か(笑)


谷川「明日なのに詳しい場所も知らないんですね!あの辺自分気になってたんですよ。釣れるといいいですね!」


神山「いつもそんな感じですよ(笑)釣れますかね?尺とか釣りたいなぁ〜!」


谷川「わたしも尺は一度でいいから釣りたい!」

「そういえば釣りの装備ってどんな感じなんですか?」


*尺とは…渓流魚で30センチを超えるものを指す


神山「装備?」


谷川「装備です。」


神山「…」


谷川「え?まずウェーダーはくよね?」


神山「ウェーダーはきます」


谷川「んで、荷物は?ルアーとかネットとか」


神山「ルアーとか荷物…」

「あ、やべ…」


神山さんの素が出た(笑)


神山「荷物…前行ったとき元カノに借りたサコッシュ?持って行ったから買いに行かないとだ…」


また元カノ登場!(笑)


谷川「荷物ぜんぶサコッシュに入ります?」


神山「全然入ります!少ないんで(笑)」


谷川「へぇ〜まぁ初心者だからか(笑)」


神山「初心者なんで(笑)」


谷川 「明日って、いつ買いに行くんですか」


神山「いや、どうしよう…美里町のヒマラヤスポーツって9時くらいまでやってましたっけ?」


谷川「たしかヒマラヤならそのくらいまでやってたはず!」


神山「ですよね!」


谷川「気をつけて行ってきてくださいね!結果楽しみにしてます」


神山「まだ詳しくどこに行くのかわからないのが不安なんですけど頑張ってきます!」


谷川「じゃあ次会ったときどこ行ったか教えてくださいね!」


神山「はい!教えますね!」



彼のプライベートな話を聞けるのはすごく嬉しくてまた話が聞けるのもとても楽しみになった。

自分の話はできなかったけど神山さんが楽しそうにしている姿はこっちまで楽しくなる。


近づいたと思ったら遠ざかる

登りや下りを繰り返す

目的地に向かっているはずなのに逆方向に歩いてる



まるで彼は一生辿りつかない山頂のようだ。

すごく高くて長い長い道のりを私は必死に山頂を目指して歩いてる。

でもその登山道は非常にわかりづらくてルートを何度も間違える。

今の自分には辿り着けないけどその背中を追いかけるのは楽しかった。


私は私だ。

私は彼にはなれないし羨むのも間違いだ。


私もやりたいことをやり、自分が楽しいと思うこと、心がワクワクすることをやろう。


今は渓流釣りからの登山がワクワクして仕方がない。


もうすぐ渓流釣りのシーズンも終わっちゃうから今年は最初で最後の渓流釣り。


絶対に釣って絶対に武甲山を登り切る!

ここまで来れた自分も偉いし、ここまで回復できたのは神山さんのおかけだ。


明日の釣り、楽しんできてね。

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