第3話 は!?ちょっと待ってぇ!?
どうも、しろいくろまめです。
遅れてしまって申し訳ありません。
頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。
では、どうぞ〜
「それじゃあユーリは初めて剣を振るワケだし先ずは模擬刀でやるか!!」
「おん!」
父さんの言葉に俺は元気良く頷く
「んじゃあ始めるか!」
父さんはそう言うと剣を払ってきた…って!?いきなりかよ!?さっきまで俺に剣教えるの不安がってたのになんだその切り替えの速さ!?
「ユーリ〜其処は左ではなく右に避けなさーい」
母さんがいきなりそう言って来たので俺は反射的に右に避けると、え?なんか模擬刀が増えてるように見えるんだけど!?
「何だ今の!?」
「ん?今のか?今のは単に剣を左右に高速で振って2箇所同時に攻撃しただけだ!」
いや、2箇所同時って簡単に言ってるけどそんなん普通は無理だから…
「でもアリシアよ、教えてはダメだろちゃんと見て避けないと、でなきゃ5箇所ぐらい出来るところを2箇所にした意味ないだろう」
えー、5箇所…どんだけだよ…てかいきなり2箇所同時とか言われても困るんだけど
「何言っているのかしら?初めて剣を握るのになんの忠告も無しに同時攻めなんてしているの?」
そうだそうだー、流石に同時攻めは初心者にはキツ過ぎるぞー!!
「次からはちゃんと初めての事は忠告してから行いなさい!!」
そうだそうd…って、え?そっち?同時攻めの事怒ってるんじゃないのかよ!?
「おう!そうだったな!!じゃあユーリ!次は横払いするからちゃんと見て避けるか受け止めるかをしてくれ!!」
は!?ちょっと待ってぇ!?
「ちょっと待ってくれ父さん!!」
「大丈夫よユーリ!!貴女は私達の娘だものそれくらい簡単に出来るわ〜!!」
いやいや!?お母さま!?流石にそれは無茶振りだから!?無理だから!?
「行くぞ!ユーリ!!」
あーもう!!どうにでもなれ!!!
えっと、父さんが払う剣を見てどっちから来るか…って!?ちょっと!?なんかどっちからも来てるように見えるんですが!?え?どっちが本物?てか左右同時って事はどっちも本物って事か?そんなんどやった避ければええねん!?
「ぐっふぅー!?」
俺は少女が上げてはならないような悲鳴を上げて吹っ飛んだ
「「ユゥゥゥリィィィィ!!!???」」
ああ、残念ながら俺の異世界人生はここで終わりのようです。さようなら…完
…………あれ?
「ユーリ大丈夫か!?意識あるか!?」
「う、うんあるけど」
「ちょっとユーリ!?今かなり深く入ってたけど大丈夫なの!?」
「う、うん不思議なくらい何ともない」
え?どうなってんの?全然痛くないし、なんというか…ダメージ自体ほとんどないっていうか…
「そうかそれは良かった…手応えは有ったと思うんだけど?鈍ったか?」
いえ、確実に入ってました。
「私も思いっきり入ったと思ったんだけど…受け流ししてたのかしら?」
いや、受け流しなんてやり方わかんないから!
とりあえず俺の防御力が力と同じで異常って事は分かったけど…え?俺防御力高すぎ?
あと父さんや母さんは俺の防御力についてまだ気付いてないようだし黙っておいた方がいいよな?おしっ!だったら…
「「ユーリお前(貴女)…」」
「えっと、俺は大丈夫だから続きしよっ!なっ!」
もうここは誤魔化すしかねぇー!!
この後なんとか2人を納得させて訓練の続きをした。
余談だが母さんも父さんと同様に容赦がなく吹っ飛ばされて誤魔化すのに苦労した。
家の両親容赦なさ過ぎーーー!!?
とりあえず言える事は進みが遅いと自分でも感じてます。ただ今の私にはここまでが限度だったりするのですが、これから少しづつテンポ良く話を進めていけるようにします。
あと、今日か明日中に一昨日投稿出来なかった埋め合わせの2話投稿を行います。(今回の分は昨日の分なのでノーカン)待っていただけると幸いです。
ではまた次回〜
誤字脱字、おかしな所の意見や報告もお待ちしております。感想書いてくれると主は喜びます。(露骨な感想誘導)