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卓に血を吐く

Y君は麻雀が大好きだ。

卓上ゲーム全般が大変好き(モノポリーとか、トランプとかも好き)

なのだが特に麻雀が一番好きのようだ。





一緒にバンドをやっていたのだが

バンドをやってる時より麻雀をやってる時の方が

明らかに楽しそうだった。





奴とは高校の時から何回も打ってきたが

俺は奴に勝ったことがない。

一回もないんじゃないだろうか、、、、、





Y君は牌を握ってるときが一番生き生きしている。

麻雀のプロを目指せばいいのに、、、、









奴は麻雀がとても強いが

一度だけ勝ちかけたことがある。




そのとき俺はついていた。

絶好調で上がりまくっていた。




対照的に奴はおとなしかった。

体調も悪そうだった。



しばらくすると

Y君が急にうめきだした。

「腹がいたい、、、、」




こいつ、、、、、、、、、、、

俺が調子いいからって仮病かこら!

今日はいつもの恨み晴らさせてもらうぜ!



ところが痛がり方が普通じゃなかったので

病院に連れて行った。




腎盂炎だった。




やつは病院で金たらいにたんまり血を吐いたらしい。




俺は病院から帰ったらまた麻雀するつもりだったが

結局お開きになった。




血を吐くなら金を払ってから吐けと

少し思った。いやたくさん思った。



奴にはいまだ完勝できないでいる。



そして俺はいまだに点数の数え方が

はっきり分からない、、、、

負けて当然か、、、、、、


麻雀最近してないなあ

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