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番外編 おまけ:データ集⑤


※本投稿は、作者がキャラデータなどを残しておくために作ったものです。

 特に読む必要は無いので、スルーしてください。


 多大なネタバレや裏設定も山ほど書いてあるので、読む際は充分にご注意ください。



・キャラデータ続ノ続ノ続




◆未来世界の主な登場人物

 (従属神になった七名を除く)



▷門番さん


 未来世界のバーバムの町で、転生した咲也が最初に出会った猿人族の男性。

 バーバムの町の門番をしていて、保安官さんとは幼馴染の間柄。

 なお、咲也が運命を変えて未来世界が作り変えられた後も、同じようにバーバムの町に生まれている。



▷保安官さん


 未来世界のバーバムの町で、町の保安官をしている狼人族の女性。

 門番さんの幼馴染で、姉御肌の優しい人。未来改変後もバーバムの町に生まれている。



▷バーバムの宿屋さん(門前宿)


 未来世界のバーバムの町で、宿屋にいた猫人族の女性。

 咲也が女神アルルと話していたところ、神である女神アルルの声は聞こえなかったため咲也がずっと一人で喋ったり叫んだりしていると思い、ヤバい客だとドン引きしていた。

 未来改変後もバーバムの町に生まれている。



▷服屋さん


 未来世界のバーバムの町で、たまたま立ち寄った服屋の蜥蜴人族の男性。

 紳士的で真心の籠った接客をする人で、転生直後の無知な咲也にもボッタクること無く真っ当に服を仕立ててくれた上、サービスとしてお守りのネックレスまでくれた。

 未来改変後もバーバムの町に生まれている。



▷バーバムの宿屋さん(北の宿)


 未来世界のバーバムの町で、門前宿に泊まれなくなった咲也が次に訪れた北の宿屋にいた羊人族の女性。

 見た目が小学生くらいだが、実は咲也より年上の大人でしかも既婚の子持ちだった(羊人族は見た目と実年齢が伴わない設定)。そのことを知らずに、家の手伝いをして偉いねとチップを出した咲也を揶揄い、おにいちゃんと呼んで旦那さんから怒られた。咲也は大恥をかいて宿屋から走り去ることになった。当然アルルからも弄られた。

 未来改変後もバーバムの町に生まれている。



▷キレートレの宿屋さん(門前宿)


 未来世界のキレートレの町で、門前宿の受付をしていたマントヒヒのお爺さん。

 お孫さんの面倒を見ながら受付を熟していた。娘夫婦もいる。

 未来改変後もバーバムの町に生まれている。もちろん娘夫婦や孫も一緒。



▷中心都市ヴィアジルドのオグロジカの取調官さん


 ヴィアジルドの町に入る際、咲也を取り調べたオグロジカの獣人の男性。

 軽いノリの人物だが、役所の担当官の女性が彼女ですよね?と口を滑らせた咲也を虎のような目つきで睨み付けた。



▷中心都市ヴィアジルドの狸の取調官さん


 ヴィアジルドの町に入る際、シュリを取り調べた狸の獣人の男性。

 既婚の子持ちで、オグロジカの取調官さんを揶揄って遊ぶのが大好きな彼の親友。



▷中心都市ヴィアジルドの担当官さん(役所)


 咲也とシュリの身分証を手配してくれた、上品な口調の役所の女性獣人。実は取調官の彼女。

 女神アルルに色々と弄られ、二人に正規の身分証を発行させられた。心身ともに後遺症は無し。



▷中心都市ヴィアジルドの孤児院の院長さん


 取調官さんの紹介で訪れた孤児院にいた、オグロジカの獣人のお姉さん。

 取調官さんのハトコにあたる人で、彼は姉貴と呼んでいた。彼はややシスコン。

 柔らかい雰囲気で外見も可愛いが、怒るとかなり怖い。怒らせた取調官さんは実際、くの字で宙を舞った。

 咲也が寄付のために白金貨を出した時は、人格崩壊しかけていた。



▷衛兵・傭兵・救護班の皆さん(港町アノサ)


 咲也がオオトカゲ型モンスターに殺されそうになったところに駆けつけてくれた、港町アノサの警備要員たち。幸運に幸運が重なり、絶妙なタイミングで咲也は死なずに済んだらしい。



▷山羊人族の淑女さん


 最初の島であるキノエ島から次のキノト島へ向かう船で、乗船の列で咲也の前にいた上品な雰囲気のおばさん。

 世間話をして彼女に教えてもらうまで、咲也は今現在自分がいる島の名前すら知らなかった。

 それ以外にも色々と教えてくれた親切(世話焼き)な人。



▷ダ〇ーンの人


 キノト島最初の港町ノンレッテで、次のサホイ行きの乗合馬車の呼び込みをしていた癖の強い喋り方の人。某アニメキャラそっくりの口調。

 チップを渡すとその金に目が眩み、一定時間良い声のダンディな喋り方に変わる。



▷トラウマピエロ


 キノト島の中心都市グラベンダミトの見世物小屋で、夢のような素晴らしい魔法サーカスに登場するピエロ。幻想的なそのサーカスのラストで、体をバラバラにされて首だけで花々や動物たちと一緒に微笑むという悪夢のような光景を演出した。

 某映画のピエロと同様に、子どもたちに一生モノのトラウマを植え付ける名物的な存在(褒めてない)だが、見世物小屋の総支配人の拘りでずっと変更されない。しかも総支配人は長寿のドワーフで世代交代もずっと先という迷惑さ。

 その演出自体が高度な幻影魔法によるものなのだが、技術の無駄遣いにも程がある。



▷蕎麦屋の店主さん


 山郷の村ナンキャンで、名産の穀物麺を提供する食事処の店主。

 咲也がそれを食して「蕎麦」と言ったことから、「いつもあなたの(ソバ)にある料理」という意味だと勘違いし、フィーリングでその名前を採用した。

 材料の穀物自体は珍しくないため、それを麺状にした画期的な料理である穀物麺の新名称を模索中で、咲也の「蕎麦」が採用された結果、後日には一大名物と化した。



▷お節介焼きなおばちゃんたち


 天空の恵みの町ハピネイルから港町サロへ向かう乗合馬車で、魔法を使いたいという咲也に魔法のレクチャーをしてくれた親切なおばちゃんたち。

 結局咲也はこの時点では魔法を扱えなかったが、明るく励ましてくれた。

 実はエルフとドワーフ、ハーピーと獣人のクォーターという激レアな存在だったという裏設定があったりなかったり。



▷宿屋の呼び込みの男の娘


 ヨヅナ島の港町シトラで、健気に頑張る宿屋の呼び込み少女を演じていた(イタチ)人族の可愛らしい男の娘。

 お人好しの咲也はあっさりと騙され、環境最悪な町一番の安宿に引き摺り込まれた。料金を支払った途端に豹変し、本性(男性)を現す。

 彼は根っからの悪人では無いのだが、親のためにとそんな悪行に手を染めていた。だが結局この宿屋は潰れ、家族全員が路頭に迷うことになる。その後、町に居辛くなった一家は全員で(親族の援助で)他の島に渡るのだが、その後の消息は不明。

 なお、天上界に残されていた消滅した世界の彼のデータを基にして、悪神アネモネたっての希望で彼女の従属神となる存在が創られた裏設定があったとかなかったとか。



▷長距離乗合馬車の御者さん


 港町シトラ発、中心都市ナターラム行きの長距離乗合馬車の御者さん。

 宿屋の呼び込みをしていた男の娘の遠縁の親戚で、同じく鼬人族であるおじさん。身内の恥に頭を悩ませていた善い人。「シシシ」と笑う。

 未来改変後もシトラに生まれているが、改変後は何故か安宿は端から存在しておらず、男の娘……改め男の子を含め一族全員が平和に暮らしているとか。



▷オッグラーブ聖国の観光案内専門職員さん


 コーネリウス共和国とオッグラーブ聖国の国境船や両方の港で、主にオッグラーブ聖国の観光案内を担当する特別な専門職のキツネザル獣人。

 同職としてコーネリウス共和国の観光案内人もいるのだが、両国は関係良好なため特に問題が起きることは無い。

 オッグラーブ聖国の通称「水墓の地」に関する紹介を無料で行っており(ただし、話を聞いた後である程度のチップを渡すのが常識)、水墓の地の成り立ちを咲也にも説明してくれた。

 なお水墓の地は、神の加護の失われた大地で水の精霊王が特別に用意してくれた安らぎの場所という言い伝えなのだが、神(の加護)や精霊王が関わった事実は全く存在せず、女神アルルのネタばらしによって完全なる下界の文化でしかないと判明する。



▷乗合馬車の巨乳のお姉さん


 リヨンド島の港町ネガトゥから中心都市バラテライノまでの乗合馬車で、咲也の隣に座っていたかなり巨乳のお姉さん。

 定員ギリギリだったため、密着状態で咲也にとってはLS(ラッキースケベ)の大チャンスだったが、女神アルルの弄り(天使の声と悪魔の声:cv女神アルル)に反発して意地でもLSを起こさぬよう最後まで耐え抜いた。

 実は彼女は、祖先に淫魔(サキュバス)族がいる混血の獣人で、魅了された男性から事故を装って体や胸に触れられるのが日常茶飯事で、それなりに男性不審になっていた。この日も隣が男性だったため色々と諦めていたのだが、彼は一切そんな行動を取る気配を見せず紳士的だったため、驚くとともに惹かれていた。気付けば彼の後をつけ回し(ストーカー)、彼にならむしろ触ってほしいとずっと尾行し、宿の隣の部屋を取っては聞き耳を立て(水墓が墓地だと気付いた咲也が震えていたが、あれは実は彼女のストーキングに対する本能的な寒気だった)、最終的にケー島の乗合馬車で咲也に鼻息荒く接近した(隣に座り、今度はむしろ自分から色々と押し当てようと企んだ)ところで不審に思った町の衛兵から職質をかけられ、我に返って反省した……という裏設定があったとかなかったとか。

 痴女に目覚めてしまった彼女……ではあったが、未来世界が改変されたので幸運にもリセットされ、その後は平穏に暮らしているとかいないとか。



▷水母を司る地ホトマヌエの案内人さんと、

 露店の店主さん、原住民族の皆さん。


 元々住んでいた不思議な顔立ちの原住民族の獣人(実は、人魚系の亜人が獣人と混じって陸上に適応した半魚人……の末裔)と、後世に移り住んできた獣人との混血の案内人さんや露店の店主さん。何故か全員の語尾が変。

 未だ純血の原住民は、そのほとんどが隠れ里に潜んでおり、混血の者と一緒に暮らす純血の民はごくわずか。土地を守護する神聖な儀式や舞踏が伝統的に伝わっているが、今はそのほとんどが観光用のショーと化している。

 裏設定だが、咲也が転移した過去の世界よりずっと前の時代に、この民族の祖とリルたちエルフの祖に伝統の儀式を伝えた共通の亜人(もしくは亜神)がいて、つまりはリルの受けた成人の儀と水墓の地の伝統儀式はルーツが同じだったりする。



▷グッジョブな乗合馬車の御者さん


 咲也がガイドさんと一緒に乗合馬車に乗った際、「新婚旅行かい?」と茶化してガイドさんの顔を真っ赤にし、それを心のアルバムに保存した咲也からグッジョブと讃えられた御者さん。

 いい仕事してますねぇ。



▷ティコア連邦の軍人さん


 失恋した(と勘違いした)咲也を海上輸送したチーム〇ックスの安〇さん似のイケメン軍人さん。

 過去の同国軍人のマギタ・ルルス准佐の直系の子孫にあたる。

 当初はマニュアル通りのバリバリ軍人対応をしていたが、根の優しさからヘコみ切っていた咲也のことが心配になり、軍務そっちのけで咲也の恋愛(失恋)相談を聞き始めた。

 一見すると頑なで融通が利かなそうだが、話してみると気さくで豪快ながら優しく、最終的には心を開いた咲也に幸せになって子や孫の顔を見せに来るといいよと励まして見送った。

 なお、この時の彼を見た隣国ボーン王国の人間が中心となり、二国間の戦争状態が終息に向けて動き出したとか。



▷鬼人の石像


 風化してなお、ハッキリと分かるほど巨乳(爆乳)な鬼人の石像。

 過去のファオラを英雄として讃えた石像で、その伝承が曖昧になった現在も辛うじて残っていた。



▷キルトナキア北域連合の人々


 その極寒の地にして、冷たい言い方をする人々。

 だが冷たい態度に反して、行動は涙が出るほど温かいというちょっと面倒臭い人々でもある。

 この地域の人々は大抵がそんな感じらしく、極寒の中での旅路ながら咲也は楽しい日々を送らせてもらった。

 咲也曰く、彼らは“(なま)ったツンデレ”である。



▷疲れ切った護衛さんたち


 あまりに頻繁に出没するモンスターに、肉体的にも精神的にも疲れ切って咲也の目の前で口論していた戦闘職の集団。乗合馬車の護衛。

 男女混合のグループだったが、この時の雰囲気は最悪だった。

 未来改変後は平和なおかげでそれぞれが穏やかで幸せな未来を迎えている。



海中探査(ソナー)魔法設備付き船舶を持つ貴族さん


 モンスターの大発生(スタンピード)の前兆現象により、マース島の港町エリックから妻と子、愛人を待たせているキノエ島へいつまで待っていても渡れないことから、従者を引き連れて港の船乗りたちの下に猛進し、代表者を見せしめに斬り殺して否応無しに出港させようとしたトンデモ伯爵。

 現金な性格で、咲也の一案で出港出来ることが決まると高笑いをして出港準備に勤しみ、最終的には無事に咲也と共に海を渡ることに成功した。



▷港町エリックの船乗りたち


 港町エリックからキノエ島の港町アノサへ向かう船を出せず、船乗りの仕事が出来なくて鬱憤を溜めていた者たち。

 代表者の男性が貴族から見せしめに斬り殺されそうになり、一時は一触即発の事態が予想された。だが、咄嗟に彼を庇って割り込んだ咲也の一案に乗る形で出港することを決め、咲也に感謝して一致団結することになった。

 咲也の案はその場しのぎの思い付きでしか無かったが、溜まりに溜まった熱量(フラストレーション)をこのチャンスにと注ぎ込んだ結果、実現可能な形にまで持っていく。

 犠牲が出ることは明白だったのだが、それを分かった上でチャンスにかけたいと協力し合い、結局は大半のメンバーが海を渡ることに成功する。

 未来改変後は当然ながら、全員が平和な船乗り生活を謳歌している。




◆過去世界の主な登場人物



▷ポーンさん


 過去転移した咲也が最初の町で出会い、次の町まで同行させてもらった猪人族の女性。

 その姿は未来世界のバーツ(商人さん)とそっくりで、それもそのはず彼女のフルネームはポーン・グリュドリュフといい、バーツの直系の祖先である。

 護衛のバーニッツとともに行商用の馬車で移動を繰り返し、様々な商売を行っている。ちなみに馬車といってもカブフという毛の長い牛(ヤク?)に似た動物に()かせているため、正式には馬車ではなく牛車やカブフ車と呼ぶべきなのだが、一般的には馬車と言えば通用する。

 両親も行商人で、幼いころからその行商に同行する形で商売のイロハを学んだ生粋の商人。バーニッツとも、十年以上前に彼女の両親が護衛を雇った際に出会っている。

 その後、両親から独立して生計を立てており、現在(咲也と出会った時点)は25歳の若さながら商売仲間の信頼も厚く、皆から一目置かれている。

 堅苦しくない付き合いを好み、話術も上手くノリも良いため、咲也ともすぐに打ち解けた……が、咲也の所持していた(未来の)硬貨に度肝を抜かれ、未来世界の孤児院院長さんと同じように人格崩壊しかけた。その後、咲也と換金を成立させた未来硬貨(小金貨1枚、銀貨2枚、銅貨7枚)をメインに商売を飛躍的に拡大させ、両親や商人仲間にも手伝ってもらい、グリュドリュフ商会の名を国中に轟かせることになる。

 普段は落ち着いた喋りで比較的上品な感じだが、商談などでストレスを溜め過ぎると下ネタ爆発系ハイテンションガールとなり、そのことを熟知しているバーニッツにいつもフォローされている。



▷バーンさん


 商人のポーンの護衛として雇われ同行していた、猿人族の男性冒険者。

 バーニッツという名だが、色々と事情があって名字/ファミリーネームのようなものは無い。現在(咲也と出会った時点)は32歳のDランク冒険者で、レベルは29。戦闘時には剣を使う。

 ポーンの両親から十数年前に護衛として雇われた際に、二人の子どもである彼女とも出会った。それ以降は、クゥ島の周辺で商売する時に贔屓にしてもらっている。

 ポーンが独立後は彼女がその一帯をメインとして活動することが多いため、彼女の両親からの信頼も厚い彼が頻繁に護衛として雇われており、そのせいで最早ツーカーの仲になっている。だがスキルを活用した咲也とポーンは馬が合っており、二人が揃うと彼の方が振り回されることもしばしば。二人には呆れた感じでツッコミをしているが、ポーン曰く弄られるのが密かに嬉しいらしい。

 ツンケンした態度を取るが、心根の優しい善い人であり、面倒見もよい。咲也にも冒険者ギルドを始めとした一般常識を丁寧に教えてくれた。

 一見するとポーンとは夫婦のようだが、互いのタイプの異性が違っているため恋愛感情すら抱いていないと話す。実際それぞれに他の恋人がいた時期もあり、彼女のことは「イイ女」だとは思っているようだが、あくまで仕事上の付き合いに徹している様子。……だったのだが、咲也との旅路や未来硬貨などの秘密を共有したことをきっかけに(あと、人格崩壊しかけたポーンが彼に縋ったことで吊り橋効果のような働きをして、互いに恋愛感情を持った)、新たに始める予定の商売を護衛兼パートナーとして支えてほしいとポーンに告白(?)され、それに乗る形で彼女との結婚を決めた。

 余談だが、後日に彼女の両親にご挨拶に伺ったところ、「やっぱりこうなったか」と即OKをもらえたらしい。



▷カメリアさん


 冒険者ギルド(ダイスの町支部)の受付をしている、豹人族の女性。

 フルネームはカメリア・プラハドールというが、周囲からは可愛い名前が合っていないと茶化されるのが日常茶飯事。それを言った相手は死ぬ。

 ミラの弟子にして彼女と同じく戦闘狂。弟弟子にノーマッドがいる。Bランクの冒険者ではあるが、現在はギルドに雇用され、支部の受付嬢をやりながらギルド職員や冒険者の教育係、現役冒険者のサポーター、緊急時の町の防衛など支部長の指示で様々な職務を臨機応変に行っている。バーンがEランクに昇級する際に世話したことがあり、彼とも顔見知り。

 咲也と出会った時点では34歳で、レベルは44。剣や槍、短剣、弓なども扱えるが、メインは攻撃魔法と強化魔法を巧みに操る魔闘士。

 その実力と実績からランク以上の高い評価を受けており、ある程度の権限も特別に持たされている。

 頻繁にギルドでたむろする町人たちから揶揄われ、彼らに鉄拳制裁を下しているが、彼らはそれ(かなりの美女であるカメリアの暴力)が主目的な変態のご様子。同僚のレディまでもが右に同じで、この町はそんなのの巣窟らしい。



▷レディさん


 カメリアの後輩のギルド受付嬢。フルネームはレディ・イザネットで、スナネコの獣人。

 このギルドはカメリア目当ての客が多いため、可愛らしい見た目であろうと彼女が受付の時は客足は比較的少ない。だが、彼女もまたカメリアの暴力を欲する変態の一味である。

 彼女曰く、気高き美女のカメリアが振り下ろす鉄拳はこの世の至高であり、どんな高級品をもらうより、どんな情熱的な一夜を過ごすより、彼女の一撃が与えてくれる至福の快感には敵わないのだとか。職務中にカメリアに叱られるとよく裏に引っ込むのだが、それは裏で泣いてるとか落ち込んでいるのではなく、下着を交換して(ry

 なお本編には登場していないが、このギルドにいる受付嬢にはもう一人、カラカルの獣人でカルナという彼女の同志がいる。



▷ノームさん


 ケルベルス島の南の町の冒険者ギルドで、ギルド支部の長をしていた年齢不詳のハーフエルフの男性。

 フルネームはノーマッド・フェンレイ。ミラの弟子で、カメリアの弟弟子。

 カメリアとは喧嘩仲間であり、通信魔法でも定期的に連絡を取る間柄。一見穏やかに見えるがレベルは45もあり、咲也に「俺とも闘る?」と尋ねるなどミラの弟子の片鱗を見せる。

 外見のチャラさに似合わず仕事の出来る男だが、咲也を揶揄ってケケケと笑うなど外見通りにチャラい部分もあり、イマイチ読めない人物。



▷ファンネルさん


 奴隷商を営むハイエナの獣人の男性。

 フルネームはファンネル・ペイジスといい、咲也が女神アルルのミッションで奴隷を探している時に出会う。彼とモモを出会わせてくれた立役者でもある。

 非常に紳士的ながら、対人でその人の人間性を見抜く力は一級品であり、咲也がスキルを使って対話した時とそれをオフにした時、違いに一瞬で気付いた。奴隷商人でありながら人格者で、かなり真っ当な方針で奴隷を扱っている。四肢欠損のモモも真摯に世話していて、彼女が咲也に引き取られた際も心の底から感激して涙し、彼女が後日正体を隠して訪れた際にも邪険にせず紳士に対応した。彼女が救われた奇跡を目の当たりにし、それが夢か現実かは分からないが一層奴隷を大切にするようになり、後日客からだけでなく奴隷からも最高の評価を受ける最良店として有名になった。



▷テンプレ少年


 咲也がケルベルス島で、テンプレな展開で助けた乗合馬車に乗っていた少年。

 ヒーローのような咲也に憧れを抱き、将来は咲也たちが消えた世界でSランク冒険者にまで登り詰めるのだが、それはまた別のお話。



▷クロード・ルルス


 咲也がサギタイコア王国行きの船に乗った際、船室の見張り担当になった軍人。

 マギタ・ルルス准佐の甥で、一家親族の大半が軍に所属している軍人一族でもある。彼自身も一見真面目で堅物な軍人だが、それは表向きの顔で、咲也と二人きりになった途端に態度を緩めてフレンドリーに話しかけて来た。バリバリの軍人をやるより、ほどほどに働いてほどほどに緩くやっていきたいタイプ。

 咲也とすぐに打ち解けて色々な情報を話してくれたが、道化を演じて相手を探る一面もあり、ただの馬鹿ではない。人としての器はかなり大きい。

 ちなみに階級は少尉なのだが、咲也から情報のお礼にともらった特別製体力回復薬を、昇進試験も兼ねた軍の訓練でここぞという時にコッソリ使い、その結果体力が全回復して残りの訓練を余裕でクリアしてしまった。そのため、歴代の記録をことごとく塗り替えて軍から注目されてしまい、あっさりと中尉に昇進した。不正行為ではあるのだが、家族も喜んでくれていたため、彼も何気無しにその流れに乗っておくことにした。

 実は、未来世界で咲也が出会ったねえさんの直系の祖先にあたる人物でもある。



▷マギタ・ルルス


 クロードの叔父で、未来世界の軍人さんの直系の祖先にあたる人。バリバリの軍人タイプ。

 真面目な堅物であり、咲也たちを移送する際も怒号を放って咲也以外の乗客たちに恐怖を与えた。

 乗客に剣を抜こうとする部下を諫める優しい姿も見せたが、それは部下の行動も含め演技であり、その茶番を咲也は見抜いて呆れていた。



▷ニアピンな女性


 咲也とともにサギタイコア王国行きの船(入国)に乗り合わせ、マギタ准佐に怒鳴られた女性。

 出国の際は突然の軍人の大声に驚くあまり粗相してしまい、気付いた咲也がコッソリ助けたことで彼に興味(好意)を持つ。

 実はリブラ王国の貴族令嬢で、お忍びの旅の途中だった。咲也を家に招いて自慢のシェフの料理を振舞おうと声をかけるが、別のことに意識を奪われていた咲也はあっさり断って足早に去ってしまう(この時にこちらの女性よりモモを優先したため、モモは機嫌が良くなった。もし御令嬢の方を優先していた場合、モモの機嫌は悪くなっていたが御令嬢との巨大なフラグが成立していた可能性大)。

 その後も幾度となく咲也とニアピンしてフラグを立てかけるが、ギリギリ立たずに結局モブとして消えた不運(?)な人。将来的には、モブながらお忍びの旅で広めた見聞でもって、貴族の中でも有数の賢人として大成する。

 だが、もし咲也とのフラグが成立していれば、パーティにも新しい風を吹き込む存在として加わっていただろうに。村娘と同様、あまりに惜しい。



▷ミトと出会った森の入口の警備兵


 森に入る咲也を気遣い、森を出た後も色々と情報をくれた軍人さん。

 クロードに次ぐ緩い軍人。



▷ミトの持ち主の男性


 ミトを森に捨てた張本人。

 森の警備が担当の軍人なのだが、森でモンスターと戦った際にデコイドールのはずのミトが機能せず、さらには悪寒などを感じたためミトが噂の「呪いの人形」だと勘付き、最終的にミトが微笑みかけたことで恐怖の感情が爆発して、その場でミトを捨てて持ち場の森から逃げ出した。

 恐怖のあまり……とはいえ職務放棄をする形になっており、そのままだと処分されかねなかったのだが、咲也が戻らなくていいのかと教えたお陰でハッとなり、仲間の軍人たちのフォローもあって謝罪だけで処分を免れた。



▷名物料理の露店の人


 ビビ〇バと〇ッケ……もといババンボとヤックという名物料理を売っていた露店の店主さん。咲也に情報を教えてくれたのだが、さり気なくその対価に料理を売り付けてきた商売上手な人。

 だが、美味な料理に感動した咲也が大半を買い占めたため、情報料以上の儲けは得られた。喋り方がエセ中国人っぽい。



▷村娘さんと、村の皆さん


 リブラ王国ウェス島で、咲也がモンスターから助けた村人たち。

 その中に村長もいたため感謝の意味もあって村長宅に泊まらせてもらうことが出来たが、同時に村長の娘さんも助けていたため婿(嫁)はどうかという話があがっていた。咲也は旅の途中のため断ったが、彼女は器量よしで甘えん坊、料理上手で夫には尽くすタイプという良妻の器で、フラグを成立させていれば素敵な恋人(パートナー)が一人増えていた可能性があった。惜しい。

 彼女やその妹たちを含む村長一家は、咲也が泊めてもらったお礼にと《祈祷スキル》を使ったため、良縁に恵まれてその後幸せに暮らした模様。だが惜しい。



▷H〇ROのあの人っぽい役人


 大魔法使いの情報の聞き込みに、初めて「あるよ!」と答えた役所の職員。

 迷惑をかけないようにと注意した上で、研究者であるアネモネを紹介してくれた。



▷守護鬼神の村の村人たち


 村の守りをファオラに頼り切って来た村人たち。

 村の近くの大森林にいた六体のボスモンスターを封印後、ファオラの演技で一念発起し、ファオラに頼らずとも自分たちの力で村を守り発展させて行こうと決意した。

 ボスを含めたモンスターがいなくなった大森林は資源の宝庫であり、それを元手に村を発展させていった結果、咲也がいた未来世界では中心都市となる規模まで至ることに。

 ファオラの姿を石像として残したのも、彼女の姿を記憶していたこの村人たちである。



▷カーフマンと船員たち


 咲也が初めて海の六強と出会った際、乗っていた船の船員たち。

 船長代理のカーフマンと、無能男、新人船員など。ボスモンスターが船に気付いたのは、この無能男が重要な整備の最終確認を怠って新人に任せっきりにしたことで、モンスター除けの魔導回路が故障したせいであった。



▷ブリス


 アリエース王国最初の港町で、咲也を群がる群衆から助け出した町長の使いの男性冒険者。

 だが、その正体は帝国のスパイであり、町長ともグルになってアリエース王国の様々な情報を帝国に流す役目を担っている。

 近道のために森を抜けようとしてボスモンスターたちに見付かるというミスを犯し、殺されかけた際に咲也に救われる。その後アネモネから脅されたことで彼女に従い偽情報を帝国に伝えたため、咲也たちの情報は帝国に渡らずに済む。

 彼はその後、密かにアネモネ専属の(スパイ)となったとかならなかったとか。



▷港町の町長ビーク


 帝国のスパイとしてアリエース王国の情報を帝国に流す裏切り者。

 ブリスを始めとした複数の協力者を仲間にもち、日々帝国のために活動している。

 咲也たちの情報も帝国に流そうとしたが、アネモネに脅されたブリスが裏切ったため、帝国に無事情報が渡ったと思い込まされていた。



▷ユウとゾーラ


 町長のビークが咲也たちの監視のために付けた部下たち。

 船を救った咲也たちが町人たちに揉みくちゃにされるのを防ぐため、町長の指示で次の町まで内密に移送する任務を追った。

 その正体はブリスと同じく冒険者でありながら帝国のスパイにして町長の協力者であり、彼らもアネモネによって情報が帝国に届いたと思い込まされていた。

 その後、町長と彼らがどうなったかは不明。



▷村の若衆を攫った帝国兵たち


 シーラとダグがいた村の、年寄り以外の若衆を攫って売り飛ばそうとした帝国兵。

 咲也たちが「力の神カトラス」を演じて神託という形で喝を入れた結果、ミードの無の魔眼の効果もあって心を入れ替えることになり、極端な脳筋思想を核とした改革で彼らを中心に帝国が変わっていくことになった。弱者を食い物にする腐敗よりも自分たちを鍛えることを美徳とし、結果的に帝国は衰退するが彼らに後悔は無い様子。



▷シーラとダグのいた村の村人たち


 帝国兵に攫われた若衆は無事に戻ることが叶い、村に残されていた年寄りたちはシーラとダグのおかげで絶望せずに済んだおかげで若衆と再会が叶った。

 シーラとダグと絆で結ばれ、二人が去った後も二人のことを神の使いと信じて若衆や後世の人々に語り継いだ。



▷ゼウス・アンチダンテ


 アネモネが「大魔法使い」だと咲也に告げた運命の人物。

 アネモネの元同僚の研究者で、モンスターに妻と娘を奪われたと恨み、危険な研究にのめり込んで咲也のいう「大魔法使い」への道を辿ったとのこと。

 だが実際は、妻と娘を失っても復讐に走ることなく奥さんの夢だった農家に転身し、農業研究を始めた平和を愛する男だった。

 二人を失った事実は変えられないが、彼女らの魂は彼に寄り添うことが出来たようで、来世では三人で幸せに暮らせるはず。



▷ゼウス・アンチダンテの妻


 かつて住んでいた町がモンスターに襲われた際、ゼウスと離れ離れになって娘を連れたまま山に逃げ込まざるを得なくなり、そこで娘を隠して息絶えた。

 その後、冒険者の探索で遺体を発見してもらいゼウスに弔われたが、その魂は娘を見守るために現世に残っており、娘がシーラとダグに寄り添ってゼウスの下まで辿り着くと自らも彼に寄り添い、娘とも再会してその後成仏した。



▷ゼウス・アンチダンテの娘


 かつて住んでいた町がモンスターに襲われた際、母親とともに山に逃げ込まざるを得なくなり、そこで地下に空いた秘密の空間に身を隠してそのまま亡くなった。

 朽ちたその肉体(白骨)は、溜まったマナを導いてシーラとダグの核となり消滅した。だがその魂は優しくもシーラとダグの行く末を見守るために現世に残っており、幸運にもシーラとダグが咲也と同行してゼウスに出会ったことで親子の再会を果たすことが叶い、同じく魂で彷徨っていた母とも再会してその後成仏するに至った。

 なんとなく感知した咲也によって、シーラとダグとともに遊んでもらったり美味しいものをもらったりしており、魂ながら楽しい日々を送れていた様子。シーラとダグとも第六感で彼女の存在に気付いていたようで、一緒に寝たりと寂しくなかったよう。来世では親子三人幸せに暮らしただろうが、その後はどういう転生を果たしたかは不明。

 もしかしたら、彼女が転生した誰かが未来世界で咲也と出会っていた可能性もある。





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