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第247話 赤い馬 前編

 ーーーカイト視点ーーー


「さてと……」


 俺は地下室から出る

 そして、身体を叩いてから廊下を歩き、玉座の間に向かう


 地下室に居たのは牢に閉じ込めてる囚人と会うためだ

 数日前にライアンが捕まえたバール


 そいつと話をしてきた所だ


『どうせ死刑だろ?』

『それはこれからの調査で決めるさ』


 バールとその部下は数人の人間を誘拐して奴隷として売った

 拷問をして聞き出した商人の所に兵を送った

 そこから、売られた人達がどうしてるのか、必要なら買った奴から解放して、元の生活に戻れるようにサポートしようと考えてる


「……奴隷かぁ」


 割りと最近だが、奴隷……というか人身売買を禁止にした

 禁止にする前に既に買われた奴隷の解放は無理だが、禁止にした後の奴隷は法の違反って事で解放できる

 ……勿論、解放を望んだ奴隷に限るがな


 今のままだと、バール達の死刑は間違いないが

 もし、売られた人達が望んで奴隷になっていたのなら話は変わる

 まぁ、それは無いと思うがな……


『おい、カイト・オーシャン』

『ん?』


 バールの前から立ち去ろうとしたら、呼び止められた


『あの男は何者だ? ナイフが刺さらなかった……頑丈とかそんな話ではないぞ、あれは異常だ』

『……人より少し丈夫な男だよ、お前達みたいに人を害する訳じゃないんだ、マトモな奴だよ』


 少しムカついた

 ライアンをヤバイ奴みたいに言いやがって……


「あっ、ヤバイ……そろそろ連れてく人を決めておかないとな……」


 レリスに急かされてる事を思い出して、俺は少し焦る


「誰を一緒に連れていくか……」


 ライアンは確定だろ?

 俺の護衛だし……

 アルスも一緒に行きたいって言ってたな

 ……カイナス地方だから、そこまで護衛はいらないよな?


 レルガは……新兵の訓練を任せてるから、忙しいよな

 ユリウスやレムレも同じ理由で無理だし

 他の将達も皆忙しいよな……まあ、俺が色々と任せすぎって話だが……


「うーん……何人か将を他の所から異動させるか?」


 でもなぁ……あまり動かしたくないんだよなぁ

 ゲームなら気にせず異動させたけど……現実だと故郷から離したくないというか……

 いきなり、転勤とか言われても困るだろ?


「もしくは何人か出世して役職につけるか……」


 ……それが簡単に出来たら苦労しないよなぁ


「まぁ、また皆が集まった時にでも意見を聞いてみるかな……」


 特にバルセやメルノユの意見を聞きたい、年長者の考えは参考になるしな


 そう考えてる間に、玉座の間に到着した


 ・・・・・・・・・


 そんな訳で、レリスと誰を連れていくか、誰を連れていっても大丈夫かを話し合う


「そうですね……それでしたらレスト等はどうです?」

「レストか……まぁ、実力はあるか……」


 元々はパストーレの将だった女性……最近はずっと女性兵士の訓練をティールと担当させていたが……


「夢遊病とか大丈夫なのか? また幽霊騒ぎにならないよな?」

「それは流石に……どうでしょうね、ここ最近は夢遊病の話は聞きませんが?」

「むむむ……」


 少し不安だな……


「…………でしたら、テリアンヌを連れていけばよろしいのでは?」

「テリアンヌを?」

「彼女なら、レストが何かやっても対処出来るのでは? 元々の主人なのですし」

「だが、テリアンヌはティンクの護衛だぞ?」

「ティンク様も一緒に連れていけば良いのでは?」

「あのな、赤い馬の確認だぞ? もしかしたらそのまま討伐することになるんだぞ? そんなところに連れていくわけには……」

「? その時はゲルナルに滞在していれば良いのでは?」

「…………あっ、そっか、ゲルナルで……それなら大丈夫か」


 何考えてるんだ俺は……そんな普通の事が考えれないなんてな


「よし、それならティンクとルミルとテリアンヌを連れていこう、それならレストも問題ないな…………」


 これ、マーレスも連れてかないと駄目な感じか?

 アイツシスコンだしな


「あ、カイト様、ついでにメイリーも連れていって下さい」

「んっ? 良いのか?」

「ええ、もう仕事も覚えて、教えることもありませんし、そろそろ他の将達に顔合わせをさせたほうがよろしいでしょう」

「そっか、それならメイリーも連れていこう……彼の意見も聞いてみたいしな」


 これだけいれば充分だよな?

 あとは兵士を連れていくし……万全だよな?

 そう考えていていた時


「お兄様!」


 玉座の間の扉が開き、ミルムが入ってきた


「ミルム? どうしたんだ? ここに来るなんて珍しいな」


 普段は中庭とかで話したりするから、ミルムが玉座の間に来るのは滅多にない……


「お兄様、予定が空いてる日はありますか?」


 俺の前まで来たミルムが聞いてくる


「予定? レリス」

「はい、3日後にカイナスのゲルナルに行き、数日程滞在、帰還された後は不在の間に貯まっている面会等を進めていく予定となっております……」

「って事らしい、まあ1日くらいなら空けれるかも知れないが……」

「1日あったら充分だよ!」

「へぇ、でっ? 一体何の用なんだ?」

「私が任されてる村を知ってるよね?」

「ああ、かなり順調に発展してるらしいじゃないか、正直驚いてるよ」

「ふふっ♪ それでね、新しい農業のやり方を思い付いて、それが上手く出来てるから、一度見てもらおうと思ったの」

「成る程ね……わざわざ確認してほしいって事は、場合によっては領全体に広めたいって話しか?」

「うん! お米なんだけどね、これなら生産量が今までの倍くらいには増えると思うの!」

「倍とは大きく出たな……そういう事なら時間を作ってでも見に行く価値はありそうだ……レリス」


 俺はレリスを見る


「わかりました、どうにか時間を作っておきましょう」


「じゃあ私は戻るね!」


 ミルムが玉座の間を出ようと振り返る



 …………


「ミルム、待った」

「んっ?」


 立ち止まって振り向くミルム

 立ち去ろうとした彼女を見て、ふと思ったのだ

 ミルムはもう子供じゃない、立派に仕事をこなしている

 アルスも立派な大人だ

 俺も多忙で動き回っている

 もう、昔みたいに、簡単には家族の時間を作れそうにない

 それにミルムはいつか結婚して、嫁入りとかするだろうし……


 そう思ったら口が勝手に動いた


「3日後にカイナスへ向かうんだが、ミルムも一緒に来ないか? アルスも行くし、ティンクも一緒に行こうと誘うつもりでな、久し振りに皆で出掛けないか?」


 俺がそう言うと、ミルムは少し驚いた顔をして……

 そして笑って


「いいの? 行く行く!」


 嬉しそうに答えたのだった



 ・・・・・・・・・


 そんな訳で3日後

 カイナスへ移動する当日


「なんだこれ……」


 俺は呆気にとられていた


「コチラが新しい馬車となります」


 レリスはそう言って馬車を指す


 俺の目の前には大きな馬車があった

 2頭の馬を繋いでいて、座席の部分は広くなってる

 自動車くらいの広さから、小型バスくらいの広さになっていた


「いつの間にこんなのを作ってたんだ?」

「去年から計画を進めていまして、先月完成した所です、今回は試運転も兼ねて利用してもらおうかと」

「そっか……今までの馬車じゃ駄目だったのか?」


 2台くらいの馬車を出せば良かったんじゃ?


「今回は非戦闘員も多いですし、下手に分けた方が危険ですから……それに、もう昔みたいに相乗りしていたら、狭いのでは?」

「……まぁ、確かにな」


 これぐらいの広さなら、俺とティンク、アルスとミルムが乗っても、10人くらいは更に乗れそうだな


「これなら、兵士達も交代で馬車の警備をしながらも休ませられますし、馬の数も減らせますからね」

「成る程、必要性は理解できた……それじゃあ、これを利用してみるか」


 そう話しているうちに、ティンク達の準備が出来たのか、城から出てきた

 ティンク達の姿を確認したからか、護衛の兵士達に指示を出していたレストとマーレスが俺の側に来る



「カイト様、私はマーレスさんと交代で兵の指揮をします」

「にしても、デカイ馬車を用意したもんだな……」


 マーレスが馬車を見ながら呟く


「それなら、休憩の度に指揮をしない方は馬車に乗ってもらうか」

「じゃあ俺はテリアンヌの隣な?」

「ははは、お前ほんといい加減にしろよ?」


 そろそろ嫌われるぞ?


「どうしたんですか?」


 ティンクが俺の隣に立って、話し掛けてくる


「マーレスがいつも通り我が儘言ってるって話」

「テリアンヌちゃんの側に居たいとか言ったんですか?」

「その通り」

「……マーレスさん、あまり干渉が過ぎると嫌われますよ?」

「ぐっ!」


 ティンクに言われたらダメージを受けた


「あの、カイト様……」

「んっ?」



 ルミルが俺の後ろから声を掛けてくる


「本当に私もついていってよろしいのですか?」


 ルミルの腕は、まだ完治していない

 だから護衛の仕事はマトモにこなせないだろう


「ああ、前も言ったろ? 君は療養のつもりで着いてくれば良いって、普段から頑張ってるんだし、たまには息抜きも必要だ……最近元気無いしな」

「うっ……」

「ルミル、君を責めてる訳じゃない、寧ろいつもティンクを護ってくれて感謝しているんだ……だから、気兼ね無く、今回の旅行を楽しんで貰いたい」

「……ありがとうございます」


 ルミルは礼を言うと頭を下げた

 別に下げなくて良いのに


「そろそろ乗らない? 皆来たみたいだし」


 アルスの一言で、俺達は馬車に乗り込む


「はい、ルミルちゃん!」

「ありがとう」


 先ずはアルスが乗り込み

 次にテリアンヌがルミルを支えて乗り込む

 そして、俺とティンクが乗り込み

 ミルムとファルが乗り込み

 更に俺達の世話をするためにヤンユと1人のメイドが乗り込


「…………」

「ほら乗るぞ」

「うわぁ!?」


 馬車を見上げていたメイリーをライアンが持ち上げて、乗り込んだ


 最後にレストが乗り込んだ


「ちっ、グーを出せば良かったか……まあいい! 出発!!」


 マーレスの合図で馬車が動き出した


 ・・・・・・・・・


「中も立派だよなぁ……」

「そうですね……」


 俺とティンクは座席に座りながら、車内を見渡す


「へぇ、こんな風になってんだな」


 ライアンは興味深そうに車内を調べている


「何かあったら教えてくれよ?」


 アルスがライアンに言う


「おう、早速なんかあるぞ……これは……おっ、車輪の予備を入れてるのか」


 ライアンは後部の方をゴソゴソしてる


「ライアン、その横に置いてる樽は何だ?」


 俺が聞くと


「水みたいだ、多分遭難とかの緊急事態の時の備えじゃないんすか? 非常食も備蓄されてる!」

「成る程ねぇ」


 まあ、今回は使うことはなさそうだが……


 一通り調べたのか、ライアンが俺の座ってる座席の後ろに立つ


「ライアン、座ってて良いんだぞ?」

「いや俺一応大将の護衛だからな、何かあった時にすぐに動けた方が良いだろ?」

「ま、まあな……取り敢えず真後ろはやめてくれないか? 落ち着かないから」

「了解」


 ライアンは俺の左後ろに立つ


 因みに皆の位置は


 1 2 3 4


 5 6 7 8


 9 10 11 12

  13

 1、ファル

 2、ミルム

 3、ルミル

 4、メイド

 5、メイリー

 6、レスト(マーレス)

 7、アルス

 8、テリアンヌ

 9、ライアン(空席)

 10、ヤンユ

 11、俺

 12、ティンク

 13、ライアン(現在地)


 って感じだ

 更にライアンの後ろに5人が座れるくらいの椅子がある

 そこには今は4人の兵士が座ってる

 因みに護衛の兵士は50人だ



 そんな感じで俺達は馬車に揺られながら、カイナス地方へ向かう



 ・・・・・・・・


「あ、そういえば兄さん、カイナスに何の為に向かってるんだっけ?」

「ああ、ライアン以外には詳しく話してなかった」


 俺は皆に事情を話そうとしたら……


「…………」


 メイリーが滅茶眼をキラキラさせていた

 手には書類を持っている


 …………


「メイリー、説明を頼む」

「お任せを!」


 この子張り切っちゃってるわ……


 メイリーが座席から立ち上がる


「それでは今回の移動の理由ですが」


 その時、小石を轢いたのか、馬車がガタン!っと揺れた


「っと!」

「ほい!」

「あ、どうもありがとうございます」


 ふらついたメイリーをレストが支えた


「このまま支えてますから説明を」

「はい、わかりました」


 メイリーは書類に視線を戻し、説明を始めた


 ・・・・・・・


 それは、月明かりが眩しい夜だった


『ふい~』


 カイナスにあるゲルナルから、北に向かった所にある『ガンナル村』

 事件はその村の近くで起きた


『あー、だる……』


 この男はガンナル村で見張りの仕事をしている若者だ

 今は村の周りを歩きながら、異常が無いかを確認していた


『最近は賊も出ねえし、こんなことしなくても良いだろうに……』


 そうぼやきながらも、若者は歩く


『んぁ?』


 ふと、視界の端に何かが通った


『んんっ?』


 視線を動かす……何も……無いよな?


 ブルルルルルルル!!


『な、なんだぁ!?』


 突如! 凄まじい声が響いてきた


 ドスン!ドスン!


 そんな音が近付いてくる


『あ、あぁ……』


 そして若者は見た


 真っ赤に……真っ赤に燃えている馬を


『うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?』



 ・・・・・・・


「っと、これが最初の目撃証言ですね、それから数十件にも渡る目撃証言が出てきて、ブルムン殿はカイト様に報告してきたって訳です」


「も、燃えてる馬ですか!?」


 ティンクが震える


「そんな危ない馬の所に行くの?」


 アルスが聞いてくる


「いや、先ずはゲルナルに行く、その後はブルムンと何人かの腕利きと、俺とライアンで実際に見に行ってみるつもりだ」

「危ないですよカイトさん!?」


 ティンクがしがみついてくる


「大丈夫だって、望遠鏡で遠くから探して見てみるだけだし、危なくなったら逃げるし……そもそも、何かの見間違えの可能性もあるんだから」


 ティンクを宥める


「燃えてる馬って……そんな生き物って居るの?」


 ミルムが聞いてくる


「羽を生やした馬の話や、角の生えた馬の話なら物語で聞いたことがありますね」


 テリアンヌが答える


「ペガサスとユニコーンだな、どっちも神話系の話だな」

「お前仕事しろや」


 外からマーレスが話し掛けてきたから、仕事に戻るように言う


「燃える馬は……ちょっとわからないです、すいません」

「テリアンヌが謝る必要は無いだろ? 他の奴等が無学なだけで」

「マーレス兄様、仕事に集中してください」

「……はい」


 俺の言うことはきかないが、テリアンヌの言うことはきくんだな


「多分あれだろ? 近くに森があるらしいし、泥や果物の果汁とかで汚れた馬がそう見えたとかだろ」


 俺はそう言いながら外を見て


「もしくは、賊が馬を燃やして楽しんでる……とかか?」


 そっちの方が可能性高そうだな


「前者なら真相がわかれば、民も落ち着くでしょうし、後者なら賊を討伐すれば良いだけです」


 メイリーはそう言うと座席に座る


「そんな訳で、あまり危険は無いから安心してくれ」

「わ、わかりました……」

「それよりもメインはカイナス地方の視察のつもりだから、一緒に色々見て回ろう」

「はい!」


 よし、ティンクも元気になったな


「…………」


 そんな俺とティンクをアルスがジーっと見ていた


「アルスどうした? そんな見つめて……まさか、羨ましいのか? 駄目だぞ! ティンクは俺のだからな?」


 久し振りにからかってみる


「あー、いや、少し婚姻について考えてただけ」

「……えっ?」


 今、アルスは何て言った?

 婚姻?

 結婚?

 ふぁ!?


「えっ、マジで? 本気で?」


 アルスからそんな話が出るとは思ってなかった


「僕もいい歳だしね、そろそろ考えた方がいいかなって」


 いい歳って、あんたまだ18でしょ……

 えっ? そんな本気で考える時期なの?


「ま、まぁ少し驚いたが……そう言うことなら帰ったらレリスに相談してみるか? 色々と見合いの話やら何やらしてくれると思うぞ?」

「そうだね、そうしてみるかな……兄さんの時は無駄骨になってたしね」

「ぐはっ!? あれは仕方ないだろ!? 知らなかったんだし! 実際ティンクと結婚して幸せだから良いんだよ!!」


「おーい、カイト様よーい、外まで響いてきたぞ~」


 マーレスの茶化す声が聞こえた


「うっ……」


 ふと、アルスを見ると、愉快そうにしていた

 やられた!!


「謀ったなアルス」

「先にからかおうとしたのは兄さんでしょ?」

「……言い返せない」


 あー、もう恥ずかしい!


「カイトさん……私も幸せですよ」


 ティンクが優しく慰めてくれた……ここは甘えときます……ぴえん


 ・・・・・


 そんな感じで皆で和気あいあいとしながら馬車を走らせた


「ねぇねぇ! メイリーは何でお兄様の所に来たの?」

「それはですね……」

 ミルムがメイリーに質問責めしたり


「俺はお兄ちゃんだぞ!!」


 マーレスがシスコンを爆発させたり


「テリアンヌ様~♪」


 レストがテリアンヌに抱きついたり


「いっちょあがり!」


 ライアンとアルスが、道中で遭遇した獣を討伐したり……肉うまかったです!


 そんなこんながあって



「到着っと!!」



 俺達はゲルナルに到着したのだった













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