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第136話 パストーレとの激闘 19

 ーーーブライ視点ーーー



「はぁ!」


 若造が槍を振るう


「ふん、この程度かぁ!」


 儂は若造の槍を上半身を揺らして避ける


「っ!」


 上体のバランスを崩し、若造に隙が出来る


「ユリウス!!」

「むぅ!」


 弓を構えた小僧が矢を放つ

 矢は儂の目に向かって飛んでくる


「ちっ!」


 馬を後退させて矢を避ける

 先程からずっとこれだ……


 若造に隙が出来れば、後ろの小僧が援護して時間を稼がれる


「厄介だな……」


 若造は大したことない

 ただの猪突猛進な奴だ


 しかし、弓兵の小僧が厄介な存在だ

 若造への援護をしっかりとこなしている


 ……始末するなら小僧の方からだな

 奴の弓と、儂の弓……どちらが上か比べてみるのも一興か


 ・・・・・・・・・・


 ーーーレムレ視点ーーー


 ユリウスの槍をブライは余裕の表情で避けている

 必要最小限の動きで避けてる

 ユリウスに反撃しようとするのを必死で妨害するけど……


「このままじゃ……」


 勝てない……

 オルベリンさんが言っていた……ブライの本領は弓だと……


 ・・・・・・・・


 オーシャンを出発する前日に、オルベリンさんと話したことを思い出す


『パストーレ……一筋縄ではいかぬかも知れんな……』

『そんなに手強いんですか?』

『うむ、実力ならばマーレス、経験ならブライが居るな……他にも強者は()る、ペンクル、ユルクル、バベルク、ナルール……どいつも油断ならぬ相手だ』

『で、でもオルベリンさんよりは弱いんですよね?』

『ふむ、確かに一騎討ちをすればワシが勝つだろう……いや、ブライだけはわからんな、あやつは本当に厄介だからな』

『つ、強いんですか?』

『いや、力は強くはない……しかし、技術はあるな……ワシよりも戦い方は上手いかもしれん』

『っ……』


 オルベリンさんがそこまで言う!?


『初めて会った時は未熟者だったのだがな……戦場で(まみ)える度に強くなっていた……最初こそ他の者の助太刀や嵐や地震で一騎討ちどころではなくなったりして逃げられたが……数年前に戦った時は……うむ、上手くさばくようになっていたな』


 懐かしそうなオルベリンさん

 戦場が恋しいのかな?


『……そんな相手に勝たないといけないんですね……僕達は』


 誰が戦うかはわからない

 けど……必ず戦う事になる


『うむ……だがワシはあまり心配していない』

『えっ?』


 オルベリンさんが僕を見る


『あやつの本領は弓だが……弓の腕前だけならレムレ、お前の方が上だ』

『そ、そうですか?』


 オルベリンさんに言われると照れるなぁ……


『レムレ、ワシが教えたことはわかっておるな?』

『いつも冷静に……落ち着いて挑む、ですよね?』

『うむ、お前は他の者より冷静にいるのが得意だ……自信を持て、お前達なら勝てる』


 強い瞳で見られる

 それが僕に勇気をくれる


『はい!!』


 僕は元気良く答えた


 ・・・・・・・


「冷静に……自信を持って……」


 僕は弓を構える……

 今はブライの反撃を妨害する事しかしてないけど……

 ブライの不意をつけるタイミングを狙う


 必ず当てる!!



 ーーーユリウス視点ーーー


「くっ!」


 槍がぶつかり(キィン!)流される(キィィン!)


 くそっ! 本当に手強いな!

 これはオルベリンの宿敵って言われるのも納得だ!


 僕は全く眼中に無いんだな!

 ブライは僕を見ていない!


「…………」


 ブライが見てるのはレムレだ!

 レムレの方が危険だと判断したんだな!


 完全に僕は嘗められてる!

 敵だと認識されてない!

 悔しいなぁ!


「はぁぁぁぁ!!」


 槍で突く(ヒュ!)、狙いはブライの左肩!


「ふん」


 ブライは左肩を動かし、肩当てで防ぐ(ガッ!)

 弾かれる槍


「弱すぎるぞ! 若造!!」


 ブライが僕を見た

 レムレが矢を放つ(ヒュ!)

 ブライは左足を屈めながら体勢を低くし、矢を避ける


 そして


「ふん!」


 屈めた左足を勢い良く伸ばし、僕を蹴る(ドガ!)


「がっ!?」


 落馬する(ドサッ!)


「ユリウス!!」

「大丈夫だ!」


 僕は直ぐに体勢を立て直す

 槍は……あ、あんな離れた所に落ちてる!

 仕方ない! 剣を抜く!


 矢が放たれる音(ヒュ!)

「うわっ!?」


 前を見ると矢が目の前に迫っていた

 運良く冑に当たる(カン!)


 ブライを見ると弓を構えていた

 ……なんだあの弓……鉄?

 握りの部分が鉄で固められてる……特注品?


 だけどこれはチャンスだ!!

 弓は中距離から遠距離を戦う為の武器!

 剣で斬りかかる近距離戦なら反撃も難しい!


「うぉぉぉぉ!!」


 僕はブライに突っ込む


「ユリウス! 駄目だ!」


 レムレが叫ぶ

 えっ? 駄目って?

 もう僕、跳んで斬りかかってるんだけど!?


「ふむ、猪突猛進じゃな」


 ブライが弓を構えながら呟く

 なんだよ! この距離でも矢は弾けるぞ!!


 まあ、その前に僕の剣がお前を斬るけどな!!


 僕は剣を振る(ヒュッ!)


 それを……ブライは弓の持ち手で防いだ(キン!)


「なっ!?」


 まさか、この為の鉄か!?


「死ね、若造」


 矢が放たれる(ヒュッ!)

 矢が僕の胸元に刺さる(ドス!)


「カッ!?」


 更に蹴り飛ばされる(バキィ!)


「がはっ!!」


「ユリウス! 大丈夫!? ユリウス!!」


 あ、レムレの近くまでぶっ飛ばされた?


「ぐっ、ああ、なん……とか!」


「ほぅ、咄嗟に心臓は避けたか」


 僕は立ち上がり、矢を抜く

 血が吹き出る(ドビュ!)


「ぐぅ!!」

「ユリウス! 無茶をしないでさがるんだ!!」

「さがる? ブライの相手は誰がするんだ?」

「僕がやる! 大丈夫! 1人でも勝つ!」


 レムレが言う

 あー、レムレなら勝てるかもしれないな……()()()()

 今じゃない……経験が違いすぎる


「いいや、1人じゃ無理だ……僕もやるさ」

「でもその傷だと!」

「これくらい平気だ!! それよりもレムレ!」

「わかってる!」


 レムレが矢を放つ(ヒュッ!)

 ブライが放った矢とぶつかる(パシン!)


「ふむ……矢を撃ち落とすか」


 ブライは弓を背負い、剣を抜く


「こっちの方が良さそうじゃな」


「っ!」


 レムレが矢を放つ(ヒュッ!)

 ブライは剣で矢を落とす(パキィン!)


「レムレ……僕が隙をつくる!」

「つくれるの!? さっきから相手にされてないけど!?」


 ハッキリ言うなよ!! 傷つくぞ!!


「命懸けでつくるさ!! 見てろよ!!」


 僕は冑を脱いで、左手に持つ


「うぉぉぉぉ!!」


「若造、勇気と無謀は別物じゃ!!」


 跳んで斬りかかる僕

 僕の剣はブライの剣で防がれる(キィン!)


「これならどうだぁ!!」


 僕は冑を振る!

 防具である冑を武器にする! 意表をつけただろ!


「そんなの予想できるわぁ!!」


 左手で受け止められた(パシッ!)


 ですよねぇぇぇ!!

 でも! 両手は塞がった!

 これなら……


「っ!!」


 駄目だ! ブライはレムレを見てる!

 全然隙をつくれてない!!


「ふん!」


 僕はまた蹴り飛ばされる(バキィ!)


「……がふっ!」


 あ、ヤバい、一瞬意識飛んだ!


「ユリウス! これ以上は!!」

「大、丈夫だ!!」


 勝つんだ! 絶対に!!


 ・・・・・・・・


 ーーーブライ視点ーーー


 若造が、何度も挑んでくる

 無謀だと言うに……何故そこまで必死になれる?

 戦況ではオーシャンが優勢じゃろ?

 さっさと本陣に撤退すれば良いのに


「がふっ!」


 何度目かの蹴りを放つ


 若造は気付いておらんのか?

 顔色が真っ青になっておるのに……


「ユリウス、もう止めるんだ!!」


 小僧が叫ぶ


「まだ……だ」


 若造が立つ……もうそんな力は残っておらん筈なのにな


「なんでだよ! このままだとユリウスは死んじゃうんだよ!?」


 だろうな、胸元の出血も弱くなっておる

 多量の出血……今すぐ止血すればまだ助かるかも知れんが……


「それでも! やらなきゃいけないんだよ!!」


 若造が叫ぶ

 ……その表情には悲壮感は無い

 勝つつもりの……武人の顔だ


 勝ち目の無い相手に挑む…………

 思えば……儂もそうであったな



 ・・・・・・・・


 数十年前……初めて奴と出会った


『ひ、ひぃ!?』


 その時は恐怖しかなかった

 目の前に立つ男が……化物にしか見えなかった


『俺の前に立ったのが不運だったな……』


 オルベリン……アルガンに仕える将


 圧倒的だった……あっという間に仲間達を1人で皆殺しにした

 残っていたのは新兵だった儂だけだった


 目の前に迫る恐怖

 しかし


『うぉぉぉぉぉ!!』

『ふん!』

『!?』


 2人のパストーレの将が駆け付けた

 儂を助けにきた? いや、違う


『貴様がオルベリンだな!』

『お前を殺せば大手柄だ!!』


 彼等は手柄の為に駆け付けたのだ


『ふん、お前らに俺が殺せるか!!』


 オルベリンは2人を圧倒する

 儂はその光景を見て、逃げ出した


『ぎゃあああああ!!』

『ごふっ!!』


 後ろから聞こえる断末魔

 儂は必死に逃げた


 そして……生き残ったのだ



 次に遭遇したのは数年後の戦だ

 その時はオーシャンとパストーレの共闘だったな


『オ、オルベリン……』


 頭に浮かぶのはかつての恐怖……


『んっ?』


 オルベリンが儂を見る


『ひ、久し振りだな……』


 震えながら儂は言う

 しかし……奴は……


『? ……誰だお前?』

『!?』


 奴は儂を覚えていなかった

 今ならわかる……敵の一兵士を覚える必要などない

 しかし、この時の儂は悔しかった


『……私は……覚える価値も無いか……くっ!』


 ならば、覚えさせてやる!!

 儂の名を! 儂の存在を!!

 悔しさが恐怖を上回る


 儂は必死に己を鍛えた

 寝る間も惜しみ、休む間も惜しみ

 己を鍛えた


 他の兵から嘲笑されようと!

 将達から馬鹿にされようと!!


『うぉぉぉぉぉ!!』

『がっ!!』


 そして遂に、儂は当時のパストーレで1番の将に決闘を挑み勝利した


『嘘だろ? あいつあんなに強かったか?』

『おお! 見事だブライ!!』


 周りが称賛する

 ふざけるな……この程度で喜ぶな!!


『不満そうだな?』

『っ!? メルノユ様……』


 領主を継がれたメルノユ様が儂の目の前に立っていた


『君は別の人間をずっと見ているね? 誰を見ているんだい?』

『……オルベリンです、私はずっと奴を見ています』


 儂は正直に答えた

 誤魔化しても意味はないと判断したのだ


『そうか、オルベリンか……うん、なるほどね……納得したよ』


 メルノユ様は満足そうに離れる


『あ、ブライ、君は明日から将として働いてもらうから』

『……はっ!』


 こうして儂は将になった


 そして……それから数年後、遂に奴と再戦した


『ぐっ!』

『どうした! その程度か!』


 しかし儂は全く歯が立たなかった……

 今度こそ終わりか……


 そう思った時だ……


 ゴゴゴゴゴ!


 地震が起きた


『むぅ!』


 オルベリンが体勢を崩す

 今だ! 儂はそう判断して逃げ出した

 次だ、次勝てばいい

 自分に必死に言い聞かせる


 停戦し、儂はまた己を鍛えた

 来る日も来る日も鍛えた

 己の技術を磨いた


 そうしてる間に、メルノユ様の紹介で結婚し

 子も出来た


 そしてまた戦が始まる



『…………』

『はぁぁぁ!!』


 目の前で兵達を殺すオルベリン

 儂はこの時……悩んでいた……

 オルベリンに挑めば……また生き残れる奇跡が起きる保証はない

 死ぬ可能性が高い


 嫁と子供を残して死ぬ……それだけは避けたい

 しかし……


『奴に挑みたい……』


 その気持ちの方が強かったか

 かつて味わった恐怖と屈辱

 それが儂をここまで強くした……


 だから儂は……


『オルベリン!! 勝負だ!!』

『っ! お前は!!』


 儂はオルベリンに挑んだ

 必死に戦った

 徐々に追い詰められたが……それでも必死に戦った


 そして……


『撤退! 撤退せよ!!』


 オーシャンの伝令が叫びながら走ってきた


『っ! ちっ……撤退か……』

『はぁ、はぁ……』


 オルベリンは悔しそうに呟く

 そして撤退しようと馬を走らせ……止まる


『貴様! 名を名乗れ!!』

『……ブライだ、私は……ブライだ!!』

『そうか……ブライ! 次は殺す!!』


 そう言ってオルベリンは去っていった


『……ふふ、ふははははは!!』


 遂に、儂は奴の記憶に名前を刻み込んだ

 目的を果たせたのだ


 それで終わりか?

 いいや、こうなれば欲が出る


『ならば、私が貴様を殺す!! 勝つのは私だ!!』


 化物をこの手で殺す……それを次の目的として生きることにした


 そうして、今まで儂はオルベリンに挑み続けた……

 そうやって生きてきた……



 ・・・・・・・


 勝ち目が無いとわかってても挑み続ける

 …………若造……だと見下すのは止めてやろう

 奴は立派な武人だ!


「若造……ユリウスと言ったか? 名前をもう一度聞かせてもらおう!」

「……?」


 ユリウスが儂を見る


「ユリウス……ウィル・ガガルガだ……」

「そうか、ユリウス・ウィル・ガガルガよ……もう終わりにする……次に挑んできた時……儂の剣で貴様を斬り殺す!!」


 ユリウスを睨む


「覚悟して来るがいい!!」


「上等!!」

「ユリウス!!」

「レムレ! 構えてろ!!」


 ユリウスが走ってくる

 死にかけとは思えん動きだ……見事なものよ


「はぁぁぁぁ!!」


 そして飛び掛かり、剣を振るう(ビュッ!)

 儂は剣で受け止める(ガキィ!)


 さあ、冑を振れ!!

 その左手を掴み! 引き寄せてから! 斬り捨ててやろう!!


「ここだぁぁぁぁぁ!!」


 しかし、ユリウスは儂の予想とは違う所に冑を振った


 儂の馬の頭に冑を振った

 殴られる馬(ガン!)


「ヒヒーン!!」


 気絶はしなかったが、驚き暴れる


「むぅ!?」


 儂は手綱を掴む……しまった! 剣を放してしまった!


 矢が放たれる(ヒュッ!)


「っ!」


 儂は矢を見る……狙いは……なんだ? どこに飛ばしているんだ?

 儂の後ろを通り過ぎたぞ?


「何処を狙っておる!! 未熟者め!」


 儂は叫ぶ

 馬が落ち着く


 剣は放してしまったが……まだ弓がある

 これで始末するとしよう


「うぉぉぉぉぉ!!」


 馬が暴れている間に離れていたユリウスがまた突っ込んでくる

 今度は冑を持っていない


 剣を持ち、跳び上がる


 儂は剣を防ぐために弓を取り出す

 矢も取り出して、射ろうと構えて


「なっ!?」


 気付いた……

 弦が切れている事に……戦っている間に切れてしまったのか?


 いや……違う!!


「先程の矢はこのためか!!」


 レムレと呼ばれた小僧を見ると、次の矢を構えてニヤリと笑っていた


 なんという腕前だ!

 あの動き回ってる状態で弦を射ぬくとは!!


「うぉぉぉぉ!!」


「くっ!」


 剣を弓で受け止める(ギィン!)


 矢が放たれる(ヒュッ!)


 儂の右手を貫く(ドスッ!)


「うぐっ!」

「どっりゃぁぁぁぁ!!」


 ユリウスが落下する前に右足で儂の右手を蹴る(バシッ!)

 飛ばされる弓



「しまっ!?」

「終わりだぁぁぁ!!」


 ユリウスが着地して剣を振る

 儂の脇腹を狙って


 剣が右の脇腹に食い込む(ザシュ!)


「ぐぅ!!」


 しかし……そこで剣が止まった


「がっ! はぁ……ぐっ!」


 ユリウスはふらついて倒れた

 当たり前だ……いつ死んでもおかしくないのだから

 良く、今まで戦えた


「ぐっ!」


 しかし……儂もこれ以上は無理だ……

 悔しいが……今回は勝ちを譲る……


 儂は脇腹の剣を抜き取り、撤退を始めた



 ・・・・・・・・


 ーーーレムレ視点ーーー


 ブライが逃げていく


「ユリウス!!」


 僕は馬から降りてユリウスに駆け寄る



「あ、どう……なった?」

「ブライは撤退した! 勝ったんだよ!!」

「や、やったぜ……」

「ユリウス? ユリウス!!」


 ユリウスが意識を失った


「っ!! 死なせてたまるか!! ブライに勝ったんだ!! 君()ブライに勝ったんだ!!」


 僕はユリウスを背負う

 急いで本陣で手当てしないと!!



「……レム……レ」

「ユリウス!?」


 意識戻った!?


「僕……じゃない……僕()だ……」


 そう言ってまた気絶した


「っ!! ああ! わかったよ! 僕達の勝ちだ! だから死ぬな! 生き残ってたっぷり誉めてもらうんだ!! バルセさんだって喜んでくれるさ!!」


 僕はユリウスを連れて急いで本陣に戻った





 ユリウス&レムレVSブライ


 ユリウス&レムレの勝利


 ブライ、重傷の為撤退


 ユリウス、出血多量により危篤

 レムレ、ユリウスの治療の為に本陣に撤退



 

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