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第123話 パストーレとの激闘 6

 レルガに担がれながら俺はトルリの城を目指す


 まあ、途中で門への道を見つけたら、そっちに方向を変えるけどな

 俺はしっかりと周りを確認しないとな……


「カイト様」

「なんだ?」

「兜の目元はちゃんと下ろしてますか?」

「いや、周りを調べるために上げてるが……」

「何が飛んでくるかわかりません、ちゃんと下ろしてください」

「わ、わかった……」


 レルガの警告を受け入れる

 意地を張って逆らってもろくなことにならないからな……


 ドォン!!


 また爆発音……


 ボトッ!


「うおっ!?」


 俺の目の前に何か落ちた

 地面を見ると、落ちてきたのは腕だ

 鎧の破片からパストーレの兵だとわかる

 ……爆発に巻き込まれたのか? いや、もしかしてこいつが今の爆発を?


「…………」


 少しずつ離れていく腕を見ながら考える

 それだけパストーレも必死なんだよな……


「カイト様、後悔されてるのですか?」

「……いや、覚悟して決めたことだ……後悔なんてしない」

「…………」

「レルガ?」

「カイト様、走りますので掴まっていて下さい」

「えっ?」


 言われた通りレルガの背中辺りを掴む

 こ、この体勢……結構キツいぞ!?


「うぉぉぉぉぉぉ!!」


 レルガが走る

 すると……


 ガラガラガラ!!


 何かが崩れる音


 ガシャガシャ!


 落ちてくる音

 そして揺れを感じる

 瓦礫が崩れてきたのか?


「このまま城まで行きます!」

「わ、わかった!」


 俺は落ちないように必死に掴まった


 ・・・・・・・・・


「はぁ、はぁ……」

「だ、大丈夫か?」


 城に到着した

 レルガは息切れをしながら俺を降ろす


「大丈夫……です……ふぅ」


 呼吸を整えるレルガ


「さてと、これからどうしますか?」


 城の扉を閉めながらレルガは聞いてくる


「そうだな……上に行くか? 窓から街の様子を確認したいし」


 もしかしたら、皆が何処かで身動き出来なくなってる可能性がある

 もしそうだったら助けにいきたい


「では上に行きましょう……俺の側を離れないで下さい、敵の拠点ですので潜んでいるかもしれません」

「ああ、頼りにしてるぞ」


 俺とレルガは城内を探索する

 そして階段を見つけて上の階に移動する


「はぁぁぁ!!」

「ふん!」

「ごぼぉ!」


 道中で襲ってきた敵兵をレルガはアッサリと返り討ちにする


 扉の後ろに潜んでいた兵を扉越しに槍で貫いたりしていた


 ……やっぱりお前も強いな、頼もしいよ


「ここが最上階か?」


 6回階段を登ったから……7階かな?


「そうみたいですね……むっ、焦げ臭いな……窓が開いてるじゃないか……」


 廊下の窓が全て開いていた

 煙は入ってないが……焦げ臭い匂いが廊下に充満している


「…………」


 俺は窓から外を見る……人が動いてる風には見えないが……


「望遠鏡は……うげ、壊れてる……」


 胸元から望遠鏡を取り出すと、ポロリと先端のレンズが落ちていった

 ……そうだよな、あんな衝撃を受けたら壊れるよな普通……


「カイト様、窓を閉めていきましょう」

「そうだな……」


 煙が入ってきてなくても……この空気が有害なのは間違いない

 窓を閉めていって、少しでも入って来ないようにしないとな



 俺とレルガは窓を閉めながら廊下を進む


「……んっ? ここは、玉座の間か?」


 道中で豪華な扉を見つけた

 色んな城を見たから、今ならわかる……こんな扉はだいたい玉座がある部屋だ


「ペルールでもそうでしたが……どうやらパストーレは上階に玉座を置いているようですね……」

「どうした?」


 レルガが固まる

 そして槍を構えた


「カイト様、俺の後ろに……敵が居ます」

「……わかった」


 俺も剣を抜いて、レルガの後ろに立つ


「ふっ!」


 ドン!!


 レルガが扉を蹴り開ける


 そして玉座の間に入る

 俺も付いていく


 ・・・・・・・・・


「来たか……カイト・オーシャンだな?」


 玉座には中年の男が座っていた……

 殺気を向けられる


「お前は……」


 俺はレルガの背後で男を見る

 この顔は……間違いない


「パストーレの将……バベルクだな」


 バベルク……パストーレではブライの次に長く仕えている将だ

 武力はCだが、カリスマはBだ

 兵を率いれば、かなりの手柄を立てるタイプの将だな


「いかにも……」


 バベルクは玉座から立ち上がる

 そして……あれは煙管(キセル)

 煙管の先端から煙が出ているから……なんだ、煙草を吸っていたのか?

 煙草も煙管も珍しいが……まあ、パストーレは港があるからな……他の大陸から仕入れたのかもしれないな

 ……俺もシャンバルから買うかな……吸わんけど


「何故ここに貴様が居る?」


 レルガがバベルクに問う


「可笑しな事を言う……任された城に居て何が悪い?」


 すー、はー、と煙を吐くバベルク


「街を火の海にしておいて……」


 レルガが言う

 俺は周りを見る……ここも窓を全開にしてる

 あー、嫌な臭いだ


「侵略しに来た貴様らに言われたくないな……」


 煙管を咥えながらバベルクは槍を構える


「ふん……はぁ!!」


 レルガが突っ込む


「はぁ!」

「ふん!」


 ガッ!


 レルガの槍とバベルクの槍がぶつかる


「ふっ! はっ!」

「ふん! むん!」


 レルガが槍を振る

 バベルクが槍を避けながら突く

 レルガは槍を避けて、また攻める


 2人の将が戦う


「バベルク! 無駄な争いは止めるんだ!!」


 俺は叫ぶ


「ほぅ、無駄と言うか!」

「ああ言うね!! もうトルリは壊滅している! お前がここで戦う理由は無い筈だ!」

「浅はかなり、カイト・オーシャン! 敵の総大将が目の前に居るのだ! 戦う理由などそれで充分だ!!」

「このまま戦っても無駄死にするだけだ!」

「1人でもオーシャンの者を多く殺せるのなら無駄ではない!!」


 ギィン!!


「ちっ、共倒れを狙ってんのか!!」


 レルガが叫ぶ


 くそ、何を言ってもバベルクを説得できる気がしない

 どうにかしないと……


「…………」


 俺には何が出来る?

 レルガの助太刀? いや、邪魔になるだけだ……

 んっ?


「…………」


 なんだ? 外の臭いとは別に……何か臭う……

 バベルクが吸ってた煙草の匂い?

 いや違う……これは火薬の匂いだ……

 まだ燃える前の……僅かに嗅ぎとれる


 なんでそんな臭いが?

 待てよ? 何でバベルクはここに居た?

 街の様子を見ていた? それだけか?

 いや、違う……別の目的がある筈だ……

 …………嫌な予感が……


「レルガ! 退け!!」

「なっ!?」


 レルガが戦いながら戸惑う


「ちっ、勘づかれたか!」


 バベルクが呟く

 やっぱりな!


「ふっ!」


 レルガがバベルクから距離を取る


「カイト様?」

「逃げるぞレルガ!」

「何故ですか!?」

「奴は自爆する気だ!!」


 俺が叫ぶと


「もう遅い!!」


 バベルクが玉座に向けて煙管を投げた

 玉座の後ろに飛んで行く煙管


「っ!!」

「カイト様!!」


 レルガに抱き締められる


「パストーレに勝利を!! ブライ! 先に逝くぞぉぉぉぉぉ!!」


 視界が真っ白に染まった


 ・・・・・・・・・


 ーーーレルガ視点ーーー


 ゴォォォォォン!!

 ドゴン! ドン!!

 ドォォォォォォン!!


 そんな爆音が響く

 熱風と衝撃がやってくる


 俺はカイト様を抱き締めながら窓から投げ出される


 ドォォォォォォン!!


「ぐっ!!」


 更に爆発


 状況を確認する……

 今、俺はカイト様を抱き締めて空中にいる

 爆風で飛んだからか浮いているが……落下が始まる

 あと数秒で転落死だ!!


「ぐっ!! カイト様は……」

「…………」


 良かった、怪我はしないが気絶している

 カイト様だけでも守らなくては……

 俺の身体で衝撃を消せるか?

 俺は死ぬがカイト様は助かるか?

 いや、この高さではカイト様も危ない


「……木? いけるか?」


 もう時間がない

 迷うな!!


「うぉぉぉぉぉぉ!!」


 俺は城壁を蹴り、目の前まで近付いた木に背中から突っ込む

 カイト様を包むように抱き締めながら……


 ボキッバキッベキベキッ!

 枝が折れる音


 バキバキバキバキゴキッ!

 鈍い音が聞こえた……この痛み、右足が折れたな


 ボキボキッ! ベキッ!

 ぐっ! 左肩も逝ったか!!


 ボキッ!

 一瞬訪れる解放感


 ドグゥ!


「かっ、はっ……」


 背中に凄まじい衝撃が走る

 木を突き抜けて地面に激突したようだ


「……がっ」


 呼吸が出来ない……

 身体が……痛む


「カイ……ト様……」

「…………」


 あ、カイト様の左腕に掠り傷が……くっ、無事で済ませたかったのだがな……


「……ぐっ!」


 俺は左腕でカイト様を支える、左肩が痛むが気にしない

 右腕を使って這う


「離れ、ないと……」


 周りに瓦礫が落ちている

 さっきの爆発で俺より先に落ちた瓦礫だろう……

 ここにいたら、また降ってくるかもしれない瓦礫に潰される


 城から離れなくては……

 意識が無くなりそうだが……

 駄目だ、耐えろ……俺が気絶したら……カイト様は……


「レル……ガ……」


 カイト様……意識が戻られたのですか?

 ああ、良かった……


「やめろ、レルガ……無理をするな! レルガ!!」


 安心してください……貴方様は必ず御護りします

 必ず……この命を……使って……で…………も…………



 ーーーカイト視点ーーー


「レルガ! レルガァ!!」

「…………」


 レルガが意識を失う

 当たり前だ……こんな姿で……

 鎧は砕けて外れてるし

 両足も……動かしていた右腕も折れてるだろ!!


「くそっ!!」


 俺が城に向かうなんて言わなければ……

 上に向かうなんて言わなければ!!

 もっと早くバベルクの自爆に気付いていれば!!


 俺は立ち上がる

 身体が痛むが……骨が折れたわけじゃない

 両足も、両腕もマトモに動く!

 レルガが守ってくれたからだ!!


「死なせないからな!! 絶対に死なせないからな!!」


 俺はレルガをおんぶする


「ぐっ!?」


 ミシッ! っと身体が悲鳴をあげる

 そんなの知るか!! ちゃんと鍛えていたんだ! こんな時くらい活躍しろ!!


「ぐぅ! 門は……あそこだな!!」


 ここからなら門が見える

 何処の門だ? もう方角もわかんねえよ!


 俺は歩く、門を目指して必死に歩く

 一歩、一歩、歩く度に身体が痛むが……

 それでも歩く……本当は走りたいんだがな……


「はぁ、はぁ……」


 頼む……間に合ってくれ……

 死なないでくれ……



 ・・・・・・・・


 ーーーレルガ視点ーーー


「……ぁ」


 なんだ? 身体が浮いてる?

 いや、運ばれて?


「はぁ、はぁ」


 カイト様?

 俺は……カイト様に背負われてるのか?

 何故だ? 何故そんなことを?

 俺は……貴方様が生き残れるならそれでいいんです

 俺を捨てて、早く逃げてください!


「…………」


 口が動かない

 身体も動かない

 くそ、何も出来ないのか!!


「レルガ、死ぬなよ! 絶対に死ぬなよ!!」


 カイト様の声

 俺の意識が戻ったことに気付かれた?

 ……いや、違うみたいだな

 じゃあ……意識の無い筈の俺に呼び掛けてるのか?

 1度は貴方を見捨てた男を?

 貴方は1度ならず2度までも……生きろと言ってくれるのですか?


「死んだら許さないからな!」


 震えた声で叫ぶカイト様

 ……はい、それが……命令ならば……



「…………!」


 この時、俺は確かに見た

 目の前の道を塞ぐ炎が退いていくのを

 まるで……カイト様を通すために炎が動いたように見えた



 天も……カイト様を生かすのか……

 やはり……この方こそ……



 ・・・・・・・・


 ーーーブルムン視点ーーー


「ヒヒヒ、パストーレの連中も形振り構ってられないってか!!」


 いやー入らなくて良かった良かった!

 門が開いたからって入ってたら、自分達は火の海で燃やされてたな!


「トルリはもう使えないですね」


 マリアットが呟く


「それが奴等の狙いさ、火計が失敗しても、トルリをオーシャン軍が使えなくなる、いやー、抜け目がない! ヒヒヒ!!」


 まあ、元々トルリを利用するつもりなんて無かったけど!!


「……あれ、ブルムン、誰か来てない?」

「んぁ?」


 ペンテリウスが言う

 自分は望遠鏡を取り出して覗く


「……ヒッ!? あ、ちょ!? カイト様!? レルガ背負ってるぞ!?」


 なにやってんのあの人!?


「っ! 兵と軍医はついてこい!!」


 メットが走り出す

 兵と軍医も走る

 自分達も駆け寄る



「カイト様!!」


 兵の1人が叫ぶ


「ぐっ!」


 自分達の姿を見て安心したのか、カイト様は膝をついた


「カイト様! ご無事……ではないですね!!」


 マリアットが言う


「軍医! 手当てを!」

「はっ!」


 軍医がカイト様を手当てしようとする

 レルガの方が重傷だが……まあ、先ずは総大将からだよな


「俺はいい!! 先にレルガを診てくれ!!」


 叫ぶカイト様


「し、しかしカイト様……貴方様が……」

「いいから! 頼む……レルガを……助けてくれ……」


 土下座するカイト様……

 えっ? はっ?


「……レルガを」


 まだ言うか……


「カイト様の言うとおりに」


 自分が言う

 軍医はレルガの治療を始める

 ……いや、あれはもう無理じゃないのか?



「頼む……レルガを……」

「もう始めてますから頭を上げてください!」


 マリアットが言う


「頼む……」


 ……?


「…………」

「ブルムン?」


 自分はカイト様を見る


「レル……ガを……」

「……気絶してら」

『!?』


 メット達が驚く


「全く……気絶しても部下の心配か……」


 レルガの状態を見てもわかる

 レルガがカイト様を護るためにどれだけ命懸けだったのか


「……そりゃあ命も懸けるわな」


 こんだけ大事にされたらな……


「ヒヒヒ、ペンテリウス、兵と一緒に他の軍に伝令だ、カイトと合流したってな、他の軍医も連れてこい、1人じゃ厳しいだろ?」

「わかった!!」


 ペンテリウス達が馬で走っていった



 ・・・・・・・・・


 ーーーカイト視点ーーー



「……っ!」


 俺は飛び起きた

 あれ? 気絶してた!?

 ここは!? 陣?


「兄さん!!」

「んっ? アルスゥぐぶ!?」


 アルスにタックルされた


「ごほっ! げほっ!」

「あ、ごめん……」


 噎せる俺


「いや、いい…………!? レルガは!?」


 俺はアルスを見る


「兄さん……レルガは……」


 暗い顔をするアルス


「まさか……そんな……」


 嘘……だろ?



「いっっっっっっだぁ!!」

「…………」


 おい、今レルガの叫び声が聞こえたぞ?


「軍医4人に好き勝手に弄られてるよ」

「触診だよな? それって治療してるって事でいいんだよな!?」

「見た方が早いね、立てる?」

「お、おう……っと!」

「よっと!」

「悪い」

「いいって」


 アルスに支えられる


 そしてゆっくりと歩いて

 レルガの居場所に向かう


「ぐぅ! がぁぁぁぁぁ!!」

「動くな! 骨が矯正できないだろ!!」

「傷が開くぞ!!」

「縛れ縛れ!!」

「ほい薬! 飲めやぁぁぁぁぁ!!」


「……これ拷問?」

「そう見えるよね?」


 そこには叫ぶレルガと……4人の軍医が思い思いに治療(拷問)していた


 ・・・・・・・・・


「はっ、はっ、あ、アイツら……俺を殺す気だ!!」


 やっと治療が終わって叫ぶレルガ


「いや、まあ……ノーコメントで」


 客観的に見ても否定できない


「カ、カイト様!? ご無事ですか!!」

「その台詞をそのままお前に返すよ……」


 どう見てもレルガは重傷だ

 俺は軽い打撲程度らしい


「俺は大丈夫です! すぐに治して戦いますよ!」

「いや無茶をするなって……」


 聞いたら両足と右腕が骨折してるし

 腰や肋骨も逝ってるそうだ

 そんな身体で戦わせるかよ……


「いえ! 必ず治します! カイト様の為に!!」

「なんでお前そんなやる気になってるの!?」

「……? カイト様、覚えていないのですか?」


 不思議そうな顔をされた


「あー、どうやらバベルクの自爆からの記憶が無くてな……いや、お前が必死に護ってくれたのはなんとなく覚えてるんだがな?」


 どうやって城からここに来たのか思い出せない

 ……記憶喪失?



「そ、そうですか……それなら仕方ないのですが……」

「動くなって!」


 起き上がろうとしたレルガを止める


「カイト様、俺は貴方様に再び命を救われました」

「俺に?」


 俺が救われた方じゃないのか?


「このレルガ……貴方様に生涯をかけて忠を誓います!」

「あ、ああ……」


 なんだろ……暑苦しい……

 いや、嬉しいけどさ……


 取り敢えず……


「お前は傷を治すことに集中してくれ……頼むから」

「畏まりました!」


 本当に? 絶対だからな?


























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