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第106話 会いたくて

 昼


 城に戻ってからレリスと共にある程度の仕事を終えた俺は1人で出掛けていた


 今回は護衛をつけていない

 理由は目的地が城から出て数分の場所なのと、兵が多い場所だから刺客に襲われてもすぐに助けられるからだ


 何処に向かってるのかって?

 それはな……


「カイト様、ようこそ、旦那様は部屋に居られます」

「ああ、邪魔する」


 俺は執事に招かれ、屋敷に入る


 そして執事に案内されて


「こちらです……旦那様、カイト様がいらっしゃいました」


 執事が部屋の扉をノックする


 …………


「……?」


 返事がない、執事が首をかしげる


「旦那様?」


 再びノックする

 しかし返事はない


「失礼します」


 執事が部屋に入る

 そして直ぐに出てきた


「うん? 不在のようです」


 さっきまで部屋で休まれていたのに……なんて呟く執事


「ふむ……」


 俺は何気なく廊下の窓から外を見る


「あー、何処に居るかわかった……案内はいいから君は仕事に戻りなよ」


 俺は執事に伝えて屋敷の庭に行く


 そして……


「…………」

「……寝てるのか?」

「起きてますよ」

「そっか……こんな所で横になってて大丈夫なのか?」

「えぇ、寧ろベッドより地面の方がワシは落ち着きます」

「そっか、俺も横になってみるかな、いいか? オルベリン」

「構いませんよ」


 俺は両腕を頭で組んで枕にしてるオルベリンと同じように横になる


 そう、ここはオルベリンの住んでいる屋敷だ

 オーシャンの都を作ったときに、城から1番近くて立派な屋敷をオルベリンに与えたのだ


 オルベリンは小さくても良いし、城に個室が有れば良いと言ってたけど

 俺がオルベリンには立派な屋敷が必要だとごり押したのだ

 やっぱりね、権力があるとこんな所に住めるぞって見本は必要だし……オルベリンには楽な生活とかしてほしいし


「それにしても……鎧を着てないオルベリンは新鮮だな」

「少し寂しさを感じますな……ずっと着ていましたからな」


 因みにオルベリンの装備は城で保管してる

 屋敷に置いてたらオルベリンは無茶して使いそうだし

 国宝として丁重に扱うようにメイド達や兵達に伝えてる

 もし壊したりしたら……うん、処刑とはいかないけど俺は怒るだろうな

 壺とか花瓶とかの骨董品より貴重な物だからな


「それにしても、どうしたのです? 坊っちゃんが連絡もなくいきなり訪ねるとは、珍しいですな」

「特に意味はない……ただ、急に顔を見たくなってな」

「ふふ、そうですか」


 並んで横になってる俺とオルベリン


「奥様達はマールに行ってるそうですな?」

「んっ? オルベリンにまで伝わってたのか?」

「えぇ、色んな者が訪ねてくるのでね……全く、落ち着けませんな」


 笑いながら言うオルベリン


「それだけ慕われてるって事だろ? よっ! 人気者!」

「坊っちゃんには負けますな!!」


 2人で笑う


「……寂しいのですか? 奥様と離れて」

「……みたいだな、部屋に居るとティンクが恋しくて堪らない」

「ははは! 仲が良いことですな!!」


 笑うオルベリン


「まあな」

「ふむ……重症ですな」

「わかる? まだ3日しか離れてないのにこれだ……嫌になるな」

「まあ、皆似たような者です……アルガン……貴方の祖父も、ベルドルト様も同じでしたからな」

「お祖父様と父上も?」


 因みにカイトはアルガンを話だけでしか知らない……産まれる前に死んだからな


「えぇ、いつだったか……今回のように戦以外の用で奥様と離れた時は世界の終わりの様な様子でしたな」


 その時を思い出してるのか愉快そうなオルベリン


「アルガンはいつも『メアリーに会いたい、会いたい』と呟いていましたし、ベルドルト様も『寂しい寂しい』と酒を飲んでいましたな」

「……遺伝かね?」

「でしょうね!」


 そしてまたオルベリンは笑う


「さてと、そろそろ昼食でもとりますか……坊っちゃんもご一緒しますか?」

「いや、遠慮しておこう……それはまた今度……皆で訪ねた時にでも」

「そうですか、楽しみにしておきましょう」


「……オルベリン」

「はい?」

「その、ありがとう……少し楽になった」

「……いえいえ、年寄りの昔話ならいつでも話しましょう」




 ・・・・・・・・


 ーーーティンク視点ーーー


 マールで一夜を過ごし、翌日馬車に乗ってオーシャンに向かいます


 その馬車の中で


「お風呂気持ちよかったね!」

「そうですね……あの、ミルムちゃん?」

「なに? お義姉様?」

「なんでわたしの膝の上に乗ってるんですか?」

「甘えたいから♪」


 そう言ってわたしの胸に頭を乗せるミルムちゃん

 13歳にしては幼い体型のミルムちゃん……あまり重くはありませんけど……その、なんか恥ずかしいのですけど……


「ミルム様はティンク様が大好きなのですね」


 ヤンユさんが隣で呟く


「うん! 大好き!!」


 眩しい笑顔で答えるミルムちゃん


「ミルム様、私は? 私は?」


 ルミルちゃんが聞く


「ルミルも好きだよ! えっとね、サルちゃんの次くらい!」

「サルリラさんには負けましたかぁ~」


 項垂れるルミルちゃん


「…………」


 ティールさんがヤンユさんを見ます

 ヤンユさんが頷きます


「それでは私は?」


 ティールさんがルミルちゃんに聞きます

 さっきの目配せは何だったのです?


「ティールはね~ユリウスより好きかな!」

「う、うーん……反応に困りますね」


「ミルム様、私は?」


 ヤンユが聞く


「ヤンユはアルス兄様より好き!! 大好き!」

「私も大好きですよ!!」


 ヤンユさんがミルムちゃんを抱き締めます

 あの……流石にヤンユさんの体重もかかると重いのですけど……


「お義姉様! 質問して良い?」

「いきなりですね? 構いませんけど?」


 わたしに答えられる事ですかね?


「えっとね……じゃあね……なんで私にも敬語なの?」

「えっ?」


 わたしはミルムちゃん見ます

 ヤンユさんがミルムちゃんを放して座り直します


「えっと……質問の意味がわかりませんが……」

「それ! なんでお義姉様は敬語を私にも使うの?」

「そう言われましても……これがわたしの口調ですし……」


 変えろって言われても無理ですよ?


「なんか壁を感じるなー 私はお義姉様の義妹(いもうと)だよ? せめて呼び捨てにして欲しいなー」


「えっ? えっ?」


 ミルムちゃんがジーと私を見ます


「ねぇねぇお義姉様! ミルムって呼び捨てにしてよ♪」

「あ……えっと……」


 よ、呼び捨て……今までそんな風に人を呼んだことはありませんよ?

 難易度高くないですか?


「ほらほら♪」

「…………」


 周りを見渡して助けを求めます

 あ、駄目だ……皆さん『頑張れ!』って目で見てきてます……

 や、やるしかないのですね!?


「あ、え、ミ……ミル……」

「…………」

「あ、あう……む、無理ですよ!!」

「えー!!」


 いきなり言われても心の準備が出来ません!!


 ・・・・・・・・


 そんな事もありましたけど移動は順調でした


「後少しでオーシャンに着きますね」


 ヤンユさんが窓から景色を見て言います


「そろそろ荷物を纏めておきましょう」


 ヤンユさんのその一言で皆で荷物を整理したりします

 お土産の確認をしたり、さっき食べたお菓子の箱を片付けたり


 そんな時だ


「またかよ!!」


 馭者さんの叫び

 馬車が止まります


「……ちょっと出ます」


 ティールさんが外に出ます

 そして直ぐに


『ルミル! 君も出てくれ!』

「わかりました!」


 ティールさんとは反対の扉からルミルちゃんが出ました


『うわ多い!?』


 ルミルちゃんの驚く声

 気になって窓から外を見ると……


「……10,15,20!!」


 ルミルちゃん側の窓から20人の男の人が見えました

 多分、賊ですよね?


 そして戦う音が聞こえてきました

 馭者さんも戦ってるみたいですね


 馬車が揺れます


「…………」


 ミルムちゃん……随分と静かですね?

 わたしがミルムちゃんを見ると


「…………」

「大丈夫です、大丈夫ですよ」


 ヤンユさんに抱きついて震えてるミルムちゃん

 怖いみたいですね……当たり前です、まだ13歳の女の子ですよ?


「大丈夫ですよミルムちゃん、わたしとヤンユさんが守りますから!」


 わたしはミルムちゃんの頭を撫でます


『ええい! 鬱陶しい!!』

『多すぎる!』


 ティールさんとルミルちゃんの声

 そして、わたしの側の扉が開く


「おらぁ!! やっぱり中にも居たか!!」


 賊が覗きこみ、言います


「っ!」

「きゃぁぁぁ!?」


 ミルムちゃんが賊を見て悲鳴をあげます

 ヤンユさんがわたしとミルムちゃんの前に出ます


「このっ!」

「うぉ!」


 そしてヤンユさんがナイフを取り出して刺そうとしましたが、避けられました


「あぶねえな! この(あま)ぁ!!」


 バキ!


「うっ!」


 ドゴォ!


「ヤンユゥ!!」


 ヤンユさんが殴られて座席に頭を打ちました


「ぅ……くぅ……」


 意識はあるみたいですけど、動けそうにありません


「さぁ、お前たちを人質にすれば終わりだな……ひひひ」


 賊がわたし達に手を伸ばしてくる……怖い

 だけど……


「う、ぐすっ!」


 ミルムちゃんは守らなきゃ!!


 カチャ


 足に何か当たる、見てみるとヤンユさんのナイフが転がってました

 わたしはナイフを拾います


「ち、近寄らないで! こ、これ以上近寄ったら刺しますよ!!」

「はっ! そんな震えた手で刺せるかよ!」

「嘗めないで!! ミルム()を守る為なら! 刺せます!!」

「!!?」


「やってみろ!!」


 賊が手を伸ばしてくる


「う、うぁぁぁぁ!!」


 ドス!


 ナイフが刺さる感触


「いっ! この女!」


 ナイフは賊の掌に刺さりました、でも全然平気そうです!


「捕まえて全員で犯してやる!!」

「きゃあ!」


 右腕を掴まれる、そして外に引っ張られ


「いや! お義姉様!!」


 ミルムちゃんがわたしを引っ張ります


「ちぃ!」


 賊が今度はおもいっきり引っ張ろうと力を込め……


 ドスッ!


「うご!?」


 ……えっ? 目を見開いて……倒れました?


 チラリと馬車から顔を出して賊を見ると、頭に横から矢が貫通してました


「全員! かかれぇぇぇぇ!!」

『うぉぉぉぉぉぉ!!』


 レムレ君の声?


「ティール! 加勢する!」

「助かりますユリウス様!」


 ユリウス君も居るのですか?


「ティンク! ミルム! 皆無事か!?」

「あ、あぁ…………」


 馬車に駆け寄る人影

 愛しい人……そして、また助けてくれた人


「カ、カイトさぁぁぁん!!」

「ティンク! 大丈夫か!? 怪我してないか!?」


 カイトさんが馬車に乗り込みました

 そしてわたしを抱き締めてくれます


「カイトさぁん! ヤ、ヤンユさんが!」

「ヤンユ! 意識はあるか!?」

「…………」


 手を挙げるヤンユさん……でもふらふらですよ!


「お兄様!!」

「ミルム! 無事か!?」

「はい! ヤンユとお義姉様が守ってくれて……うぇぇぇぇぇん!!」


 泣き出すミルムちゃん


「もう大丈夫だからな?」

 カイトさんがミルムちゃんも抱き締めます


 た、助かったんですよね……

 良かった……本当に……


 ・・・・・・・・・・


 ーーーカイト視点ーーー


 寂しさが爆発して、騎馬兵の訓練に行くレムレとユリウスに同行してオーシャンから出た俺


 そして望遠鏡で周りを見ながら走っていたら、賊に襲われてる馬車を見つけて、救援に駆け寄った


 危なかった……なんで50人も賊が現れてたのか知らないが……これはパストーレとの戦の前に賊の殲滅をしないとな


「申し訳ありませんカイト様……」

「皆を危険な目にあわせました……」


 馬車の中で謝るティールとルミル


「いや、謝る必要はない……寧ろ50人の賊を相手に良く耐えてくれた」


 たった2人で50人も相手にしたんだ……誇って良いぞ?

 えっ? 馭者? 彼はマトモに戦えてないぞ?

 いや特別ボーナスは挙げるけどな!! 彼も頑張ってくれたからな!!


 因みにヤンユはレムレと数人の兵で先にオーシャンに連れていった

 外傷はあまり酷くは無いけど、頭を打ってるし……早く医者にみせるべきだ


 だから今馬車には

 俺、左にティンク、更に左にミルム

 向かいにルミルとティールだ


 そして外にはユリウスと数十人の騎馬兵だ

 さっきの賊は数人だけ捕らえて後は殺した

 いや、普通に戦闘で死んでな? 生き残った奴を捕らえたんだよ

 まあ、レルガに拷問させてアジトの場所を吐かせたら処刑するがな

 嫁と妹とメイドを襲われて許すほど、俺は温厚じゃないぞ?


 さて、襲われて危なかったティンクとミルムだが


「お義姉様~♪ またミルムって呼んで~♪」

「えっと……あれは、その、勢いで……」


 なんか凄く仲良くなってる

 いや、ミルムが一方的にデレデレになってる

 何? 何があったの?


 俺はミルムの態度に疑問を持つ

 そうしてる間にオーシャンに到着した



 ・・・・・・・・・


「じゃあヤンユは大丈夫なんだな?」

「えぇ、軽い脳震盪です 休めば明日には復活しますよ」


 レイミルからヤンユの事を聞いた


「良かったぁ……」

「ですね……本当に良かった……」


 ミルムとティンクがほっとする


「全く……心配かけますね」


 レリスが言う

 いやお前ヤンユの事を聞いたら真っ先にここに来たじゃないか


 ルミルやティールも軽い怪我をしていたから治療を受けさせて休むように言っておいた


 ミルムも疲れたのかウトウトしていたから、メイドに任せて休ませる


 そして、俺もティンクと一緒に寝室に向かう


 ・・・・・・・・・


「落ち着いたか?」


 ベッドに腰掛けてティンクに話しかける


「は、はい……カイトさん、助けてくださってありがとうございました」

「よせよ、妻を助けるのは当たり前だろ? 寧ろ謝らせてくれ……もっと護衛をつけていれば危ない目にはあわせなかった……」


 油断かな……治安が良くなったから大丈夫だと判断していた

 そんな事せずに数人でも兵を護衛に加えていれば……


「そんな……仕方ないじゃないですか、誰もあんなの予想できませんよ!」

「だが……いや、そうだな……」


 終わった事を今更言うのは止めよう


 取り敢えず今は……


「無事で良かった……」

「あっ……はい……はい!」


 俺はティンクを抱き締める

 久し振りの温もり……


「寂しくて、会いたくて仕方なかった……」

「わ、わたしもです……カイトさんに会いたくて……」


 ティンクとキスをする

 お互いの存在を確かめるように深く


「カイトさん……あの……その……」

「どうした?」


 本当はこのまま押し倒して交わりたいが

 あんな事があって疲れてるだろう?

 流石に自重するぞ?

 だから今日は止めておこうって言おうとしてるティンクの気持ちは理解してるからな?


 そんな俺の考えは、次のティンクの予想外の言葉で吹っ飛ばされた


「今日は……いつもより激しく抱いてください……わたしに、カイトさんの温もりをください」


 そんな事を赤くなりながら言われたら……うん、俺は暴走するぞ?

 巨大な人造人間みたいに咆哮はしないが、暴走モードに突入するぞ?

 もう止まらんぞ?


「良いのか? 疲れてるんだろう?」


 理性をかき集めて聞く


「はい……今は、カイトさんが欲しいんです……だから」


 はい、もう駄目です!

 オレの理性が消し飛んだ!!

 俺だって久し振りのティンクに辛抱たまらん状態だったんだ!!

 抑えきれるかぁぁぁぁぁぁぁ!!




 ・・・・・・・・・・・


 ーーーティンク視点ーーー


「んぅ……」


 目が覚める……

 目の前にカイトさんの寝顔……

 あ、そっか……わたし、あの後……


「……うぅ」


 久し振りにカイトさんに会えたからってあんな事を言うなんて

 今思い出して、恥ずかしさで顔が熱くなる……


「…………」


 カイトさんを見る……安らかに眠ってる

 不思議に感じます

 普段はどこか力を抜いてる表情なのに

 仕事をしてる時はキリッとしていて

 皆と話してる時は優しい顔をして

 わたしと一緒の時は……


「……あぅ」


 ダメダメ! 今思い浮かべたらまた大胆な事をしてしまう!


「厭らしい女って思われないでしょうか……」


 不安になってしまう


「別にそうは思わないが?」

「ひゃあ!?」


 カイトさん!? 起きてました!?


「どうした? まだ深夜だぞ?」

「その……目が覚めて……」

「そっか……よっ」


 カイトさんがわたしを抱き締めます


「眠れるように擦ろうか?」


 そう言って頭と背中を擦るカイトさん


「んん……」


 安心感が身体を満たす

 カイトさんに抱き締められて、カイトさんに包まれて

 …………あ、駄目、これ以上は


「ティンク……」

「ひゃい!?」


 カイトさんを見る


「その、言いにくいんだが……もう一回いいか? 抑えが効かなくなってきた」

「えっ? あっ…………」


 下に感じる熱……カ、カイトさんも?


「は、はい……その……わたしも……」

「そ、そうか……長い夜になりそうだな」

「そ、そうですね……」


 もう顔どころか全てが熱いですよ……


 そしてカイトさんが、わたしを…………











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