プロローグ10
「使いたいスキルを使いたい相手や物に使うと想像して、使うと頭の中で決めるだけでいいんですが?」と女神が答えた。
そうか、使うスキル(鑑定)を使いたい物(ユーナの子供好きスキル)に使う(想像)、鑑定スキル、ユーナの子供好きスキルに使う(決定)。
・・・・
えっ出来ない、なんで?もしかして地球人だから?地球人だから魔力を持っていなくて使えないとか?
嘘だろそんなの意味ないじゃないか、EF5でスキル制限プレイとか重度のやりこみプレイじゃないか、自分の人生で重度のやりこみプレイとかしたく無いんですが?
うわああオワタ、体験版人生でした、いや説明書読むだけ人生でした。女神様期待させるだけさせてこの仕打ちですか?ああっユーナすまないこの後のお前の気持ち良く分かるよ、希望を持たせてからの絶望がどれだけ酷いことか、そうだユーナ達を連れて行こう、と言うかユーナ達だけで行って貰おう、そしてユーナ達に冒険して貰おう、それを俺が女神様と白の部屋(完全に白の部屋では無くなってるが)で眺めよう、でたまにユーナ達に指示して導こう。ニヤニヤ動画生放送風で頑張ろう!ユーナ、アドバイス禁止はやめてね。
「どうかしましたか?」と女神様が、
「いや、どうも私には使えないみたいですね、多分地球人だから魔力が無くとかじゃないでしょうか?」
「いえそんなことは無いです、貴方の体にはルナ生き物がいる星1の普通の人より遥かに多い魔力ありますから」
「そうなのですか?」??なんで俺の体普通より魔力多いんだ?、聞かないといけないなこれは、
「で、なんで俺には普通の人より魔力多いんですか?」
「えっと、死んだときのこと覚えてますか?」
「カーブ曲がり切れなかった車に轢かれて死んだと思うんですが?」
「だいぶ違いますね」
「えっ?」
「まず、車と行っても普通車でなくクレーン付き4トントラックです。それとカーブを曲がり切れなかったと言うより完全に酔っぱらっててハンドル回してなかったですね。しかもアクセルは踏み続けで」
「手前の花壇に引っかかってトラックが縦に半回転して、丁度クレーン部分で頭部を強打、無論頭部は弾け飛びました、体の方も丁度縦にクレーンで圧し潰されたので手足が四方に飛びました」
おい、俺ってそんな残酷な死に方したのかよ。
「近所に住んでた人が音に驚いて起きて駆け付けたら、血の海、手足散乱、多くの人が失神したり吐いたりしました、無論話を聞いて駆け付けた母親やお姉さんも、父親はかろうじて意識を保ってる状態でした」
もうやめてくれ、自分の話でも気分が悪くなるわ。それになにより親に対しての罪悪感で死にそうになる、そのこと考えないようにしていたのに、
「そのような状態だったので、ただ普通に病死とかした場合の火葬場で死体交換して、それに魂戻してが出来ないので、
貴方の場合は、魔力で肉片包んで転送、偽の肉片交換、を刹那より早く行うを数100回程繰り返し、
最後に全部くっ付けて魂戻すをしました。なので体の一部で転送1回分、全体で数100回分という魔力漬け状態になったので普通に私の世界の住人より魔力適正ありますよ」
「今の話を要約すると、ぐちゃぐちゃになった俺の体を治すのに魔力使いまくったから魔力が俺の体に染み込みまくったと、だから魔力はあると」
「はいそうです」
「なんで俺を治したの?」
「えっ?」
「いやそんなぐちゃぐちゃになった死体を再生するより奇麗な死体を治した方が楽でしょ?なんで俺を選んだのかと」
「そ、それは・・秘密です」恥ずかしそうに言う女神
「そ、そうか」
まさかとは思ったが、やっぱり女神様、俺に惚れてない?
えっなんで?何時?どこで?どこを?
なんでそうなった?
落ち着け俺、良く考えろ俺。
・・てことはだな、好きだから俺を生き返らしたってことだよな?
つまり、女神は俺が死ぬ以前から俺を知っていることになる。
じゃなきゃ惨殺死体愛好家になる。
一体何時だ?俺は女神に会ってたのか?
会ってないが空から眺めてて好きになりました、ってか?・・・・有り得ないな、そんなことで好きになられるような人間ではない、と言うか別にすごいことした訳でもないのにピンポイントで俺を眺めて惚れるとか流石にないわ。
ってことは会ってるはずだ。
無論場所は地球だ、宇宙人(女神)?に攫われたとかの記憶なんてない。
答えへのヒントは女神、見掛け8歳の女の子、異世界人、EF5みたいな世界の住人・・
ん?EF5? あれ?なんか記憶に・・
確か誰かにEF5あげたんだよな、え~と確かゲーム屋でEF5欲しがってる女の子が居て、店員にボロカス言われた8歳くらいの女の子が・・確かゲーセンのコインかなんかでEF5買おうとして、店員に「これは金貨です、ちゃんと換金できます、私の世界のお金です」とか言ってゲーセンコインでEF5買おうとしてた馬鹿な子が・・・・
会ってたわ女神に
取り敢えずこの話は置いておこう、・・いや逃げてるわけではないぞ、問題がでかいから落ち着いてからってことだ、まずは鑑定スキルが使えない理由を探らないと、うん、これも大きな問題だから。




