恐竜だ!ホワァァァァァァ!!テンションマックス!
す、すごい、
あたりには、亜熱帯のような自然環境に更に滝もある。そして、
恐竜だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
そう、目の前には数多くの恐竜たちが存在しているのだ。
ここは天国なのか。(瑞野隼瀬はかなりの恐竜好きです。)だが、ここにいる
恐竜たちは私の食料となってしまうにはあまりにも惜しい。いったいどうすれ
ばいいというんだ………そうだ、無視すればいいんだ。一切攻撃もせず、気配
隠し、ストーキングをしながら次の層への階段を探す。それに決まりだ。では
早速行動開始!
私は近くに通りかかった虫の影の中に入った。
私の能力は万能なのだよ。
そして、虫の近くに恐竜が通りかかった瞬間、
ガシッ
ギャアアアアアアアアアア
はっ、し、しまった。
私はあまりの興奮に影から出てしまい恐竜に抱き付いてしまった。
くそっ、私のミスでこのティラノサウルスを倒すことになるのか。だが、
仕方ない、私が生きるため食料になってもらう。シャドーバインド!そし
て、ダークブラスター!
ギャアアアアアアアアアア
ティラノサウルスと思わしきモンスターはドークブラスターを受けてしまい
死んだ。
私はなんて罪深いことを、でもこれも私が生きるために必要なことでは、い
ただきます。
もぐもぐ……ごくん
《スキル『威圧』を獲得しました。》
ありがとう、君のことは忘れないよ………たぶん……
そう思い、私は探索を開始した。