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ちょっと探索はお預けかな

 ふぅ、うまかった、実にうまかった。さすがオークキング、名前だけの

 奴ではなかった。さて、お昼?ご飯も終わったし探索を開始しよう。


 




 一歩、ニ~歩、三歩、四歩、五~歩、六歩、なな、


 ガン!


 い、痛い!何?


 私は下に向けていた顔を前に向けると、檻があった。


 どうしてこんなところに?それに人?


 檻の中には多くの人が入れられていた。


 すみません、大丈夫ですか?て、私話せないんだった。そうだ!


 私はあの仮面を取り出して人の姿(仮)になった。


 服は~影で作ろう。


 私はスキルを発動し、体に自分の影をまとわせて服のようにした。


 よし、想像道理のセーラー服になった。声は出せるかな?


 そう思い、やってみると、


 「あーあーマイクテスト。よし、喋れる。」


 「だ、誰?」


 中にいた人のうち一人が私に気づいたようだ。


 「偶然通りかかった旅人です。あなたたちこそどうしたんですかこんな

 ところで捕まって……もしかしてですけどオークにつかまったんですか?」


 「ええ、ここにいる全員、今日連れてこられました。」


 「そうですか。けど、だいじょうぶですよ。もうオークたちは殲滅した

 ので。」


 「そ、それは本当ですか!?」


 「はい、本当ですよ。」


 すると、話を聞いていた人たちが喜びの声を上げていた。


 「すみません、一つ聞きたいのですけど。」


 突然私に話しかけてきた人がいた。その人を見てみると、何と耳が長か

 った。


 ま、まさか、エルフだと、


 私は荒ぶる心を落ち着けて話しかけた。


 「どうしたんですか?」


 「あなたは精霊ですか?」


 「へ?」


 「あなたからは精霊特有のオーラが見えたのでそうかと思ったんですけ

 ど違いましたか?」


 私に視線が一気に集まった。


 「どうでしょうか?精霊であるかもしれませんし、モンスターかもしれ

 ません。信じるのはあなたしだい!」


 「は、はぁ、あの頼みを聞いてくれませんか?」


 「いいですよ。ただし、報酬はもらいますよ。」


 「分かっています。私たちをこのダンジョンから脱出させてください。」


 「う~ん、入口が分かっていればそうしたいんですけど……」


 「あ、あの…」


 すると、小さな女の子が声を上げた。


 「どうしたの?」


 「私覚えています。」


 「何を?」


 「入口への道順。」


 「本当に?」


 「はい。」

 

 「じゃあ案内してね。では檻を破壊します。」


 草って私は檻の柵を無理やりこじ開けた。


 「早く出てください。」


 女性が全員出てきたのを確認し入口まで案内してもらった。そして、


 「や、やった!」


 「帰ってこれた。」


 女性たちは思い思いの言葉を発した。


 「ありがとうございます。」


 「いえいえ、では私はダンジョンに戻らしてもらいます。」


 それにしてもこのダンジョンって塔みたいなダンジョンだったんだ。


 「あの、ずうずうしいのですけど、村まで連れて帰ってもらってもい

 いですか?」


 「あぁ、まぁいいですけど。」


 「ありがとうございます!」


 はぁ、ダンジョン探索はいったん中止かな?


 私はこの女性たちを村に連れて帰ることを約束してしまった。






 

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