表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

星暦は紡がれる

お久しぶりでございます!

すごいよね、何か月ぶりですか?何年ぶりですか?

ええ、生きてました!

そんなわけで新作です☆

あ、不定期更新です。

挿絵(By みてみん)

キンッと、空気が凍るのではないかと思える緊張感を含んだ静寂を縫うように、国王の手によって、王女の夫である男の頭に王冠が乗せられる

 そしてそのまま、夫の()に控える王女本人に教皇猊下から聖杯が渡され、国王からは宝剣と王笏が渡される。

 予定通りに進行している戴冠の儀式。

 側室にうつつを抜かし役割を忘れた凡愚と呼ばれる男は、今後、張りぼての国王、傀儡の国王と言われるだろう。

 ———それでも……


「ここに、ベラトル=ダラス=アダマンスの新国王即位を宣言する!」


 教皇猊下が低くともよく耳に響く声でそう宣言し、この(イグナリオン)は新たなる国王を得ることになった。

 聖堂に集まる誰もが、新国王の誕生を称えるかのように拍手をし、顔には笑みを浮かべる。

 けれどもその多くの視線はベラトルではなく、その隣に並ぶ新たなる皇后にして正統なる血の継承者、アルミナ=イザドゥラ=アダマンスに向けられている。

 誰もが理解しているのだ、この国の新たなる主が本当は誰であるのかを。


(ともあれ、あの男が国王になる【星暦】は成されましたね)


 並ぶ貴族たちと同じように、(わたくし)も拍手しつつ視線を巡らせる。

 居並ぶ貴族たちより数段高い場所、新しい国王夫妻より少し低い位置で笑みを浮かべ、拍手を送る王子たち。

 皇后となったアルミナ側には、揃えたような金の髪とピンクの瞳を持つ美しい第一王子と第一王女。

 ベラトル側には赤い髪に緑の瞳を持つ第二王子と、第二王子と同じ色を持つ母親で側室のイザベル=グロゥ=セッティオス。

 この光景に、誰が第二王子と第一王女が双子だと思うだろうか。


(今となっては、フィリーはアルミナ様と正式に養子縁組をしていますけれどね)


 心の中でそう呟いた時、ふとフィリー、いえ、フロリアナ=カエリア=アダマンス第一王女と視線が交わった。

 互いに小さく視線だけでうなずき合う。

 この世界にフィリーを救うために転生して約十年。

 【星暦】に多少の改変を加えながらではあったけれど、きちんと辿っていくには苦労が多かったし、それはこれからも続くはず……。

 いや、これからが本番だ。

 さりげなく視線を貴族が並ぶ方へ移動させ、目的の人物を見つける。

 本来なら冷たく見えがちな容姿に、愛らしく見える化粧を施し、うっとりと頬を上気させながら、婚約者であるローガン=クドゥ=アダマンス第二王子を見つめている。

 物語を語るのであれば悪役令嬢。けれども彼女は自分こそが幸せになるべきだと、【星暦】を改変しフィリーのループの原因となっていた。


(私と同じ転生者。彼女が悪役令嬢(ループの原因)なのだから、名実ともに物語のヒロイン(ループを断ち切る者)は私と言えるのでしょう)


 私、ヴィヴィアナ=オネルヴァ=タンザナイトの異母妹、アウリティア=オイドクシは今後どのように動くのだろう。

 どこか楽しみなような、不安で押しつぶされそうな複雑な心境になりつつも、私はこの瞬間に至るまでのことを思い出し始めた。


あ、この作品のPVあります。

見ていただけるとヒャッホーーーーーーーーーイって飛び上がった末の感謝の土下座をします(イマジナリーで!)

↓ こちらです。楽曲もオリジナルです!歌詞頑張りました!

https://youtu.be/lGgzV-qP2d4?si=qfMnJDU_K_SPcavB


↓ 曲 2バージョンあります(歌詞は同じです)

https://youtu.be/0_eG4LgSRxc?si=sVh6MfslAAvzeO6r

https://youtu.be/6nR6zqxGNPY?si=SRqlyHR7kBCSOvNL


よしなに!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ