10話 集結
花奈たちは、それぞれの家に帰宅後
後日、ドルチェで会うことになっていた
昼下がりの午後、文也、亜蓮
ちあり、雅、若葉、花奈はドルチェにいた
ランチタイムの後のせいか店内は落ち着いていた
六人は六人席に案内された
「すみませーん」
オーダーを聞きに来たのは俊矢だった
「アイスラテのSサイズ6こお願いします」
「かしこまりました」
飲み物が来るのを待つ間、6人はこの間
起こったことをそれぞれ話していた……
「みやびたちが行った、特別棟は何もいなかった?」
「それがさ、何も出なかったんだよ…」
「花奈たちの方は?」
「私たちの方は、楠くんが途中でいなくなって
戻ってこなかったんだ」
「どこ、行ってたの?」
「トイレにしては長すぎだよ」
一緒にいた、花奈と若葉は怒っていた
「ごめん」
「急に、お腹痛くなっちゃってさ、トイレに籠ってた」
「変なものでも食べたかな……」
「そうだったんだね……」
「亜蓮がいなくなった後、何かでたのかよ」
「それがさ……」
「うんうん」
文也が目を輝かせながら聞いていた
「わかんないんだよね……」
「いたような、いなかったようなかんじ?」
(いたけど、言わないほうがいいよね)
「なんだよ、それ……」
「いると思ったのにつまらないじゃないか」
それぞれ、報告していたら注文していた
アイスラテが届いた……
「結局、正体分からなかったし、噂だったんじゃない?」
「そうだといいんだけどな」
和気あいあい話しながら、辺りが暗くなってきた頃
それぞれ、帰っていった
その夜、カフェドルチェでは
先日の報告と遅れてきたメンバーも合流した
花奈と同い年の
風使い風神菜結香
雷使い谷山一葵
幻覚使い 山野快
一つ上の氷使い、佐野雪矢だった
「全員、揃ったからお話するよ」
先日に起きた、四ツ井学園の話を竜葉が切り出した
「カフェドルチェが開店してすぐに四ツ井学園で
噂が起きた」
後から合流した、菜結香達にも噂の説明はされていた
「確か、教室が荒らされるって…?」
「そうだ」
「その日に学園の子たちが夜中に侵入しようって話があってフウガと共に向かった」
フウガはあの後、回復し今は寝ている
「人間にも見られたって……」
「ちょうど、襲いかかる所に出くわして安全な
場所に向かった」
「だけど、フウガだけじゃ無理だった」
「女の子、2人と会って、一人は催眠術で寝てもらった」
「もう1人は?」
一同が口を揃えていった
「それが……」
「かからなかったんだよ」
「その子に蓮たちが来るまでフウガをお願いしたよ」
「不思議な力を持っていた」
「あく亜と葉悠は敵と戦ったんだよな?」
あく亜と葉悠もボロボロになりかけた程の相手だった
「私らでも、今回は……」
「蓮さんがこなかったら、どうなってたか」
一同が口を紡いでいた
重い空気の中、竜葉が口を開いた
「カルネヴァの復活を望む者がいる」
「太陽の姫を探してると…」
「カルネヴァが目覚めたら……」
「やつらより早く、太陽の姫を探す」
「当てはあるの?」
「一応……」
「高校生のみんな、学校決まってるよね?」
和気あいあいと次の準備を進めた




