これは群像劇風の何か
[前回の話]
群像劇
[今回の話]
群像劇?
前回は群像劇風作品を書くことの難しさについての悩みでしたが、それならば物語の主軸を主人公ひとりに絞れば楽になるのでしょうか?
読者からすれば話や視点があちこちに飛躍し混乱することはないでしょうし、作者としても複数人の思考が混交するなどという不可解な現象を避けると利点があります。
ただこの場合物事を測るのは一人称であれば三人称であれ語り手による主観であること。当然ながら観察者がひとりであるため複数の視点という多様性は許されず、あくまでも間接的に情報を引き出すしかないんですよね。
……いや、一人が複数人の体を持つ一人数役という概念を用いれば可能なのか? 例えば分身や遠隔のAI頭脳に制御された端末ロボットのようなキャラだとかなら?
まあ、そういう常識破りは正にチートな設定以外の何物でもないのですが、それでもファンタジー作品ならば案外ありだったりするのか……? それこそ一見群像劇風に作品を進めておいて最後にはAI等で意思統合された同一主観の何かが主人公であったというオチは読者への意表を突く意外性が面白いかも?
ただ、群像劇として動かされてきたキャラたちが主人公たる神様的存在のアバター的存在だっただなんていうのはある意味白ける可能性が。ネタが判ればあまりにも幼稚でアホらしい話ですもんねぇ。ゲームとかじゃないんだから。(笑)
う~ん……。
群像劇と一般的な一人の主人公主体の物語の考察をするはずだったのに思いっきり脱線。気づけば変な概念の物語への妄想へと飛躍してるし。
せっかくなんだしこれでプロットを組んで作品に……と思うかも知れないですが、多分このネタはきっと誰かに使われた後な気がSFとかだとありきたりなアイデアの一つな気がしますし。それに何より、これで作品を書こうという気が全くしない。多分向いてないんでしょうね、そういう意欲が湧かないのは。
この度のこのネタ、敢えて作品にしようとすると、多分散々キャラたちを翻弄しておきながらも、それでもそれらのシナリオを進めていた神の虚無感とか孤独とかを満たす何かは見つからない、そんなオチになりそう。といっても具体的な構想はないためテーマのイメージなのですけど。私の作風って物語そのものを台無しにするものが多いですしね。(笑)
まあ、こんな風に言ってはみてもやはり書く気は湧きません。




