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天使の祝福があらんことを  作者: 春乃紅葉@コミック版『妹の~』配信中
第二章 東方への誘い 第二部 精霊の森
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【世界観・設定】

《物語の舞台》


イリュジオン王国。創設1000年の王国。

天使の祝福を受けた国として知られる、精霊と魔法に満ちた国。



〈王都〉


大陸の西側に位置する。一つの山を街にした都。

山頂に城と教会があり、四つの王区に分かれた、水に恵まれた街。




〈ミヌ島〉


王都の西側に位置する王国最西端の島。

鉱山としても有名なノワール山が聳えたち、小さな村がいくつかある。ノワール山の中腹に黒の一族の里がある。




〈エテ〉


大陸の東に位置する街。蒼き湖の中心に街がある。

街には魔法道具の研究施設がある。ラルムの故郷。

東方視察団の目的地。

周囲には活火山が多く、溶岩から逃れるために、湖に街を作ったという。




〈イヴェール〉


大陸の北東に位置する街。港があり、漁業が盛んな地域。

国内では一番寒い地域となる。

昔、他国から攻められたこともあり、古い砦がいくつも海岸に残されている。



〈プランタニエ〉


王都の北側に位置する、内陸の町。

昔は大陸一の町であったが、今は小さな町になっている。

喉かな町。




《魔法について》


人は、精霊の力を借りて己の魔力を糧に魔法を使う。

その魔力は天使の力とされ、天使の祝福を受けた者しか扱えない。十五歳までに力に目覚めるといわれている。






《七大精霊》


四大精霊(地・水・火・風)と、命・光・慈愛、の七つの精霊が存在する。







《天使》


七大精霊を司る天使がいる。

精霊の森に住んでいたが、1000年ほど前にその地を去る。

300年前に、人々を呪おうとした天使がいたとのこと。







《魔獣》


500年ほど前に、この地に現れた種族。

主なき精霊の森で、長い時を経て進化した種族といわれる。

精霊を従える魔力はなく、魔法は使えない。

そのため、人から魔力を借りて精霊魔法を使う。

300年前に急に種が減り、人を避けるようになった。



〈今まで名前が出た魔獣の種族〉



*フェルコルヌ種(キャラ:メイ子、アヴリル、アン)


癒しの魔獣。

銀色の二本の角、紫の瞳、白いフワフワの毛を持ち、褐色の肌が特徴。角は万能薬になる。

人の魔力を借りて、慈愛の精霊を従え傷を癒す。




*セイレーン種(キャラ:シレーヌ)


荒波の魔獣。

足はなく、魚の尾を持つ人魚の魔獣。




*ルナール種(キャラ:ペペ爺)


妖幻の魔獣。

頭に三角の耳、フサフサの尾と鋭い爪を持つ戦闘力の高い魔獣。

先見の明、先を見る力を持つ。変身もできるらしい。




*ルーヴ種(サンドルの調度品:絨毯)


炎狼の魔獣。




*セルパン種(サンドルの調度品:靴や鞄)


蛇石の魔獣。




*ハルピュイア種(サンドルの調度品:枕の羽毛)


風切の魔獣








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