【世界観・設定】
《物語の舞台》
イリュジオン王国。創設1000年の王国。
天使の祝福を受けた国として知られる、精霊と魔法に満ちた国。
〈王都〉
大陸の西側に位置する。一つの山を街にした都。
山頂に城と教会があり、四つの王区に分かれた、水に恵まれた街。
〈ミヌ島〉
王都の西側に位置する王国最西端の島。
鉱山としても有名なノワール山が聳えたち、小さな村がいくつかある。ノワール山の中腹に黒の一族の里がある。
〈エテ〉
大陸の東に位置する街。蒼き湖の中心に街がある。
街には魔法道具の研究施設がある。ラルムの故郷。
東方視察団の目的地。
周囲には活火山が多く、溶岩から逃れるために、湖に街を作ったという。
〈イヴェール〉
大陸の北東に位置する街。港があり、漁業が盛んな地域。
国内では一番寒い地域となる。
昔、他国から攻められたこともあり、古い砦がいくつも海岸に残されている。
〈プランタニエ〉
王都の北側に位置する、内陸の町。
昔は大陸一の町であったが、今は小さな町になっている。
喉かな町。
《魔法について》
人は、精霊の力を借りて己の魔力を糧に魔法を使う。
その魔力は天使の力とされ、天使の祝福を受けた者しか扱えない。十五歳までに力に目覚めるといわれている。
《七大精霊》
四大精霊(地・水・火・風)と、命・光・慈愛、の七つの精霊が存在する。
《天使》
七大精霊を司る天使がいる。
精霊の森に住んでいたが、1000年ほど前にその地を去る。
300年前に、人々を呪おうとした天使がいたとのこと。
《魔獣》
500年ほど前に、この地に現れた種族。
主なき精霊の森で、長い時を経て進化した種族といわれる。
精霊を従える魔力はなく、魔法は使えない。
そのため、人から魔力を借りて精霊魔法を使う。
300年前に急に種が減り、人を避けるようになった。
〈今まで名前が出た魔獣の種族〉
*フェルコルヌ種(キャラ:メイ子、アヴリル、アン)
癒しの魔獣。
銀色の二本の角、紫の瞳、白いフワフワの毛を持ち、褐色の肌が特徴。角は万能薬になる。
人の魔力を借りて、慈愛の精霊を従え傷を癒す。
*セイレーン種(キャラ:シレーヌ)
荒波の魔獣。
足はなく、魚の尾を持つ人魚の魔獣。
*ルナール種(キャラ:ペペ爺)
妖幻の魔獣。
頭に三角の耳、フサフサの尾と鋭い爪を持つ戦闘力の高い魔獣。
先見の明、先を見る力を持つ。変身もできるらしい。
*ルーヴ種(サンドルの調度品:絨毯)
炎狼の魔獣。
*セルパン種(サンドルの調度品:靴や鞄)
蛇石の魔獣。
*ハルピュイア種(サンドルの調度品:枕の羽毛)
風切の魔獣




