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【R15】第八話一回目_吸血鬼を飯のお供で「このアホウがぁああああ」しようとした話

さあ、前書きの時間だ! 


誰だ?って顔してるから自己紹介させてもらうが、おれぁ、おせっかい焼きの通りすがりの解説王だ。


今回の作品は作者が何千という作品に触れてきた中で最も愛してやまないといっても過言ではない、

荒木飛呂彦先生の「ジョジョの奇妙な冒険」。その第一部に登場するディオ・ブランド―、および、第三部のDIOのオマージュキャラが登場する。


ネタにして遊んでいるように見えるが


原作が紡ぐ黄金の精神は・・・・・

この作者は立派に受け継いでいる!

それは彼の強い意志となり誇りとなり未来となっているぜッ!!


権利者や読者でこのオマージュを見て、ゲロ以下の匂いがプンプンするぜぇ――!と思ったヤツは運営に通報をするボタンをぽちっとしてやってくれ。


削除しろと連絡され、困るとすぐ泣きぬかす甘ちゃんは大っ嫌いだがよォ!

この作者はちがう、自分のしたことを後悔しない最高の大甘ちゃんだぜ!


それでは本編だ。解説王はクールに去るぜ。

(なま)めかしき白米から立ち込める香りの広がるキッチンの中で、かつてヴァルフェルト王国で深紅の戦乙女クリムゾン・ヴァルキリーと称えられたプリシラ・スカーレットはTシャツにハーフパンツ姿という現代らしい装いで、深紅の(まなこ)を濁らせ、悶々とさせていた。その横でナハトがシーザーサラダ味のポテチを食べていた。


「聡介……ご飯が炊けた……ようだな…‥」プリシラは鼻腔をくすぐる米の香りに身もだえしていた。


「今日はちゃんと食べられるように炊飯器二台で炊きますので、食べれないことはない思いますよ!」聡介は胸を張った。


「それは……楽しみだな。嗚呼、想像しただけで体が……熱くなる……んぅッ!はぁ……」プリシラは顔を赤らめ、熱を帯びた息を吐いた。


「あの……カルボナーラ食べたときみたいなのはやめてくださいね」聡介は苦笑いをした。


「ん…… 聡介、何を言ってるのだ…… カルボナーラは……美味しくいただいてしまったが……そうか、聡介の分を食べるなということだな? ちゃんと米は……んっ……あるのであろう?」プリシラは体を震わせながら胸を張った。


「ああ……そっちじゃないんですけど……大丈夫です」聡介は頬を掻いた。


そのとき、ナハトが叫んだ


「フラグ! 立てずにはいられない! 作者(かみ)ぃいいい! 仰せの通りにぃいい!」


「あの人、どうしちゃったんですかね」聡介はプリシラを見た。


「わからん……私に聞くな……それより熱い米を早く私に……」プリシラは頬を赤らめていた。


「あのだからそういうのをやめてほしいんですよね……」聡介は苦笑いをした。


「あれ?二つ目の炊飯器の電源がなかったですね。ちょっと取ってきます」聡介は手を拭くと入り口の方に向かった。


「ああ……頼む……」プリシラはその背中を見送った。


――――


 聡介は倉庫についた。一番奥にある大きな押し入れを開けると、その中、下段に人がいた。


 男と目があった。

 

 男は押し入れの上段と下段の仕切りに手を添えながら「KUAAAAA」と外に出ると、立ち上がった。


 男は煌めく金髪と、紫のストールを巻いた貴族的な出で立ちに、腰には「Z」の文字と緑のハートが輝くバックルのベルトを締めていた。さらに、赤紫のズボンをブーツインした足元には、先が鋭く反り返った金色の尖った靴が合わされていた。野心と支配欲が融合した、禍々しくもカリスマ的な姿だ。

男は聡介を見ると口を開いた。


「ここはどこだ」


「えっと、日本という国で東京という都市です。俺は橋本聡介です。深紅の戦乙女は知っていますか?」聡介は男の方を見た。


「何?プリシラがいるのか?早く案内しろ、ヌケサク」男は腕を組んだまま聡介を見つめた。顎で扉の方を差した。


「ええ……また、こういうタイプの人なの……ふぅ……」聡介はため息をついた。


「おい……ヌケサク」男はまた聡介をにらんだ。


「今度は何ですか?」聡介は押し入れの中を物色しながら答えた。


「フーフー吹くなら俺のためにトランペットでも吹くのが似合っているぞ。このゼウスがこの世界に降り立った記念としてなぁ!」ゼウスと名乗った男は自身の胸元に向けて親指を突きつけた。


「ああ、そうですか。あ、炊飯器の電源ありました」聡介はまともに相手にしないことを心に決めた。


「じゃあ、ゼウスさん、ついてきてください」男と聡介はプリシラたちのいるキッチンに向かった。


―――――


「聡介、ようやく戻ってきたのか…‥待ち……くたびれたぞ……」プリシラは座ったまま、前かがみになり、荒い呼吸で、見上げてきた。胸元が見えていた。


「ご、ごめんなさい!いろんな意味で……」聡介は目をそらした。


「貧乳!貧乳ぅ!」ゼウスはプリシラの胸を指さした。


「な……貴様はゼウス……貴様もここに来てしまったのか」プリシラは胸元を隠しながら答えた。


「誰なんですか?この人?」聡介はプリシラを見た。


「こいつは魅惑の不死者ノスフェラトゥ・オブ・カリスマと言われる吸血鬼だ。名は、ゼウス・インフェリウス。あとは私の幼馴染であり……」プリシラは少し目を伏せた。


「婚約者だ……」プリシラは足元を見ていた。


「プリシラの初めての相手(予定)はこのヌケサクではない!この俺だぁーッ!!!」ゼウスは聡介を指さし、ドヤ顔で叫んだ。


「そ……そうですか……まあそういうこともありますよね。ご飯作りますね」聡介はよろよろとキッチンに向かった。


「今日はご飯のお供をいろいろ作ろうと思います……まずはベーコンと枝豆のソテーです。新潟から取り寄せた黒崎茶豆を使います。ものすごい弾力の触感でコリコリしますよ」


 聡介は大鍋に大量の水と、塩を入れてお湯を沸かした。グラグラと煮立ち始めたところで、筋を取った枝豆を入れた。濃い緑色だった枝豆は、明るい黄緑色に色を変えていった。さっと下茹でをしたらザルに救い上げ、手早く氷水で締めた。


「これで甘みが増し、身が引き締まります」


 聡介は枝豆を鞘から出すと、ボウルに移した。フライパンにオリーブオイルを引き、強火で熱してニンニクをひとかけ分スライスしたものを投入する。ぱちぱちという油が泡立つ音を縦ながら、ニンニクは鼻腔をくすぐる香りを上げキッチンを包んだ。


「はぁ……何だこの胃を犯すような官能的な香りは……」プリシラは身もだえしていた。腰を震わせて目を潤ませていた。


 そのプリシラの様子をみていたゼウスは舌なめずりをすると、立ち上がり叫んだ。

「ムゥラムラムラムラムラムラムラムラムラァッ!URYYYYYYYYYYYY!!!!!」


聡介はそのやり取りを見て、ため息をついて料理を続けた。


 フライパンにベーコンを入れて炒める。ベーコンに焦げ目がつき始め、ニンニクがキツネ色になったタイミングで緑色の鮮やかな枝豆を入れる。塩コショウを少量パラりと全体にかけると火を止め余熱で火を通した。ニンニクの鼻を突きさす香りとベーコンの脂の野生的な香り、枝豆の甘い大地の香りが混ざりあい、プリシラたちを包み込んでいた。


「はぁ……あぁ……」プリシラは声にならない嬌声を上げていた。


「とりあえず、これを召し上がってください」聡介はご飯をよそい、ソテーを置いた。


「いただくとする……」プリシラはスプーンを手に取ると、枝豆を口に入れた。


「はぁ……お豆がコリコリする……ベーコンの塩気とニンニクが混ざり合ってなんて美味しいんだ」

プリシラは身体を震わせて熱い吐息を吐いた。


「プリシラ、お前ばかりくうな。俺にもよこせ」ゼウスはそういうと横からスプーンで豆をすくって食べた。


「この瑞々しき枝豆……歯を立てた瞬間に弾けるこの感触、まるでもぎたての血管のようなコリコリとした生の弾力ではないか! そしてこの大蒜(にんにく)大蒜(にんにく)ぅッ!の猛々しき香りとベーコンの脂が、肉体の隅々にまで馴染む。不老不死のこの喉を、熱きソテーが灼く。実に馴染むぞ! 」ゼウスは頭をがりがりと掻いた。


「ま……待て……私のお豆だ……私のお豆をコリコリしないで……」プリシラはゼウスを熱い熱を孕んだ顔で見つめた。


「……!」聡介は顔を赤らめて耳をふさいだ。


ゼウスはその様子をみて唾をのんだ後、叫んだ。


「最高にハイ↑ってやつだぁあああ!」ゼウスは股間を押さえていた。


エレクチオン(勃起)していたようだった。


――――――――――――――――――――――


「いいや!限界だ!押すねッ!」読者は通報ボタンを押した。


――――――――――――――――――――――


この作品は読者からの通報に伴い、以降の文章は削除されました。

後書きだ。

「私は、S市に住むしがない殺人鬼兼サラリーマンだ。女性の手首を集めるのが趣味だ。私は静かで、平穏な読書を好む」


殺人鬼は作者の家を訪れていた。


「この作品はなんだ。オマージュと称して下品な表現ばかり、作品に対する愛などない、これは冒涜ではないか。作者、お前は何を考えてこれを作った?」



「え……ちょっと待ってください?貴方誰ですか?」作者は突然の訪問者に震えていた。


「質問を……」殺人鬼は作者をにらんだ。


「え……?」


「質問で返すなぁあああ!」殺人鬼は作者に指を突きつけた。


「ひ!ひぃいいい!」作者はその場にへたり込んでしまった。


「おい、この作品を消せ。そうすれば命だけは助けてやる」殺人鬼は作者を見下ろした。


「消せば……消せば許してくれるのか!?」作者は顔を上げた。


「ああ……」殺人鬼は小さく首を縦に振った。


作者は一度目を伏せた、


再度、目を上げて殺人鬼を見た。


「だが断る……」


「なにぃッ!」


「俺が最後に見せるのは代々受け継いだ未来に託すオマージュ魂だ! 人間の魂だ! 受け取ってくれ! 次の作者ぁああ!」作者は叫び、手に握った第八話の原稿に魂を込め、空に投げた。


「野郎ォーッ!!」


殺人鬼は叫ぶと、親指のボタンを押した。


大爆発が起き、作者は跡形もなく消えた。


第八話の原稿が爆風に巻き上げられ、


風に乗り、


はるか彼方に消えていった。


殺人鬼は空を見あげた。


「くそったれが……何だこの敗北感は……」


ToBeContinued→?


―――――

※荒木先生尊敬してます。ごめんなさい。三回目以降も含めて一つの作品です。ご容赦ください。

※本作は各作品へのオマージュ・パロディを含みます。権利者の方でご不満がある場合はご連絡ください。

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