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御呪詛
神武天皇から数えて約二千七百年、百二十六代、百二十四人を数える天皇。天皇と皇族の歴史には謎や秘められた部分が多く、都市伝説や怪談めいた噂も絶えない。その内のひとつが、歴代天皇の誰かが御呪詛と呼ばれる呪いを発動させたというものだ。
それは日本を守るものだとも日本を破滅させるものだともされ、最低でも千五百年の歴史を持つ天皇だからこそ手に入れられた呪いであると言われている。
御呪詛の実在を示す証拠として、一九九五年の地下鉄サリン事件などに代表されるオウム真理教との戦いが挙げられる。日本転覆を目論んだオウム真理教は当時の営団地下鉄でテロを実行した。教団は警察の強制捜査を受け、代表を含め教団の百九十二人が起訴され、十三人が死刑判決を受けた。死刑は二〇一八年に全員執行されている。これが御呪詛の力によるものなのだという。
御呪詛の正体、そして実在は明らかになっていない。




