入学式とetc…
つたない文章ですが最後まで読んでもらえたら嬉しいです。是非、感想など書いてください。
質問、目の前で「倒してくれてありがとう」とお辞儀をしながら言われたらどう思うか?答えは簡単だ。やばい性癖を持っている奴か、頭のおかしな奴かの二択だ。
実際に目の前でそれをされて俺は、結構動揺している。落ち着け…つまり、おれがここですべき行動はいい感じの病院を紹介することだ。よし、このプランでいこう。
「『倒してくれてありがとう』ってどうゆう意味?もしかしてMなの?」
お前コノヤロー。そうゆうことを言うなっていつも言ってるだろ。よし、涼後で殴ろう。人が一生懸命思案してったいうのに徒労とはこの事を指すのだろう。取り敢えず殺気は笑顔で隠そう。
「いやいや、そんなつもりで言ったんじゃないよ。ただ、君達に負けたことでチームの士気が上がったんだ、どんな相手でも手を抜かず全力で戦い、相手のチームを入念に調べて対策し始めたりもしたんだ。キャプテンとしては嬉しかったけど、皮肉な話だよね。じゃあ、俺そろそろ時間だから。」小走りで去っていき、騒がしい人混みの中へと混ざっていく。
「どんな相手でも全力で…か。」俺達は、アイツらに格下だと思わせ油断させ勝った。悪いことをしたとは、全く思っていないがどうにも納得出来ない気がする。
「翔ちゃん、なんか勝った気がしないんだよね。今度は完全勝利してやろうよ。」ほっぺを膨らませて、隣から目の前に飛び出て言ってくる。「ああ、そうだな」と適当な返事で誤魔化しつつ時計を見る。受付終了まであと十分しかない。「おい涼、急いで受付するぞ。」
二人が人混みの中へと混ざって行ったその約1時間後入学式が始まった。
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入学式スタートから現在までの約3時間半のダイジェストを聞いてくれ。
その1、入学式会場の席と席との間隔がとても狭い。だから立ったり座ったりが多い式ではみんな肩がぶつかって気まずくなる。
その2、定番だが校長先生の話がやたらと長い。しかも、後半ほとんど孫の自慢だったし、カツラが微妙にズレてて隣のヤツが笑いこらえるのに必死になっていた。
その3、入学生の代表挨拶でなんで浅葱 廻斗奴がいるんだよ。眼鏡かけてガタイが良くて真面目な優等生みたいなイメージを持ったけども入試首席とか、頭も良いのかよ。ますます、苦手になった。
つまり、俺が言いたいのはたったの3時間半ですごくイライラしたことだ。奇跡的に涼とは同じクラスになれた、それが唯一の救いだ。こんな調子だと、あと3年間無事に過ごせるか心配になってきた。終わったことをグダグダ言っていてもしょうがないので涼と一緒にサッカー部の見学に行くことにした。
新1年生の玄関前には部活動の勧誘をする為に多くの先輩達が集まり手描きのビラを押し付…配っていた。
様々なビラを両手いっぱいに持ってすごく微妙な表情を浮かべながら帰る一年生の姿も見えた。また、ひとりの勇者が先輩達の海へと入って行き、そして呑まれてしまった。
早く帰りたい者、早く見学に行きたい者、なんとなく他の人の流れにつられて下駄箱まで来てしまった者、ぞれぞれに思いがあった。だが、この壁を超えなければならない…。
名前も知らない様なさっき出会ったばかりの人達だが、下駄箱という場所でみんなの心は一つになり、誰かが声を上げた。
「皆、出来るだけ一斉に出よう、さすれば一人一人に集中する人数は減るだろう。」と、全員が神妙な顔つきで頷き靴を出し履いていく。
「それではいざ参ろう。」多分さっきの人だろう、その言葉を合図に皆が外へ出て行く。
これで、さっきよりは多少マシになっただろう。そう油断していた。眼前に広がっていたのさっきの倍以上の先輩達がいた。
多分、少し時間が経ったから、後から来た先輩達で一気に人数が増えたのだろう。冷静に考察をしている間に先輩達の海に呑み込まれてしまった。
「我、敗れたりー。」と、さっきの人の力の抜けた様な声が先輩達の海へと消えていったとかいないとか。
やっと入学式が終わり、いよいよ学校生活が始まるかもしれません。しかしまだ、主人公達が全然サッカーをしません。
最後の方の先輩達との戦いに出てきた変な人、以降彼の出番は来るのだろうか?作者の更新頻度は更に酷くなるのか?閲覧者は増えるのだろうか?乞うご期待。




