第84話 要塞都市の最上層と、特権階級を絶望に沈める白亜の超重力結界
第84話 要塞都市の最上層と、特権階級を絶望に沈める白亜の超重力結界
大帝国ゼムリアの最前線基地、要塞都市アイアンフォージ。
その巨大なすり鉢状の地下構造は、トウヤ率いる『安全第一商会』の規格外のインフラ建築力によって、わずか一日の間に根底から覆されていた。
最下層の有毒なスラム街は、澄み切った空気と温かい食事を提供する『安全第一・巨大地下シェルターターミナル』へと生まれ変わり、中層の非人道的な兵器工場は、平和のための技術を生み出す『安全第一・中層物流・技術ハブターミナル』へと劇的な進化を遂げた。
さらに、最下層と中層を真っ直ぐに貫く純白の『魔導大昇降機』が開通したことで、この都市の物流と労働力の主導権は、完全に帝国軍の手から安全第一商会へと移っていた。
中層ハブターミナルの広大なフロアでは、新たに技術責任者となった人間の女性エララが、目を輝かせながら最新鋭の魔導工作機械の調整を行っている。
「すごい、すごいです! この魔導炉、帝国の規格と全く違うのに、エネルギー変換効率が桁違いです! これなら、下層の人たちのための生活魔導具が、いくらでも安全に作れます!」
エララの歓喜の声に、最下層から上がってきたドワーフの鍛冶師ドルガンも、豪快な笑い声を上げて応えていた。
そんな活気に満ちた中層を眼下に見下ろしながら、トウヤは漆黒と黄金に輝く装甲列車『安全第一エクスプレス』の展望ラウンジで、次なる、そしてこの要塞都市における最後の「掃除」に向けた作戦会議を開いていた。
「最下層から中層までのインフラ網は完全に連結された。これで都市の生産と物流の機能は俺たちのものだ。……だが、俺たちの頭上には、まだ他人の上前をはねてふんぞり返っている特権階級のクズどもが残っているな」
トウヤが熱いブラックコーヒーを口に運びながら静かに促すと、鼬人族の情報屋リンが、眼鏡のブリッジを中指で押し上げ、テーブルの中央に都市の立体ホログラムマップを展開した。
「はい、会長。我々が現在いる中層のさらに上――この要塞都市の最上層に位置するのが、帝国軍の司令部と特権階級の貴族たちが住まう『天空の城塞』と呼ばれる区画です」
リンの指が、ホログラムマップの最上部、巨大な岩山の頂上付近に造られた豪華絢爛なドーム状のエリアを赤くハイライトする。
「この最上層を統治しているのは、要塞都市の最高司令官であるバレリウス大将です。彼は極端な選民思想の持ち主であり、下層や中層の労働者たちを『帝国のための使い捨ての歯車』としか見ていません。最上層には、下層から搾取した莫大な富と食料が備蓄されており、彼らは毎日豪奢な宴を開いているとのことです。さらに、中層から最上層へ続く通路は、厚さ数メートルの『アダマンタイト製の巨大隔壁』で完全に封鎖されており、物理的な突破は不可能とされています」
犬人族の地図職人マイロが、尻尾を揺らしながら補足した。
「へい、会長。おまけに、その最上層の地下牢には、帝国の強引な軍事政策に反対して捕らえられた政治犯や、平和主義の文官たちが多数幽閉されているという情報もありやす。バレリウスの野郎は、彼らを宴の余興として処刑するつもりらしいですぜ」
「なるほど。分厚い壁の向こうの安全圏に引きこもり、弱者から搾取した富で宴を開きながら、反対する者は見せしめに殺す。……まさに、インフラを私物化する寄生虫の極みだな」
トウヤの瞳に、絶対零度よりも冷たい、容赦のない商人の怒りが宿る。
彼の至上理念である【安全第一】死に戻り商人の異世界スローライフ~万能魔法と『リトライ』を駆使して完璧な物流網とインフラを整備し、のんびり隠居を目指します~ において、権力と物理的な壁によって富を独占し、他者の命と安全を脅かす行為は、いかなる理由があろうとも万死に値する最大の罪である。
「どんなに硬いアダマンタイトの壁で引きこもっていようと、俺たちの敷くインフラの前に立ち塞がるなら、ただの障害物でしかない。……俺たちの『安全第一』のルートで、その腐った天井ごと物理的にぶち抜き、溜め込んだ富をすべて下層の労働者たちに還元してやる」
トウヤは静かに立ち上がり、漆黒のコートを翻した。
「特務チーム、出撃だ。大昇降機を限界出力で稼働させ、最上層の宴会場のど真ん中に、俺たちの新しい『ターミナル』を突き立てるぞ」
「「「了解しました、会長!!」」」
人間の冒険者ザック、竜人族のリュウガ、虎人族のガレスたち戦闘狂が、獰猛な笑みを浮かべて愛用の武器を手にする。元・第一聖騎士団長のアイリスも、白銀の聖剣の柄に手を当てて力強く頷いた。
その時、ラウンジの重厚な扉が勢いよく開かれた。
「お待たせしましたー! 分厚い壁をぶち抜くなら、体の底から燃え上がるような激辛メニューで気合を入れないとね!」
獣人の少女ミアが、湯気を立てる巨大な大皿を乗せた魔導ワゴンを押して、元気いっぱいに現れた。
「今日は、東大陸の刺激的な香辛料をこれでもかってくらい使った『特大・炎の激辛麻婆豆腐丼』と、口休めの『ひんやり棒々鶏サラダ』のセットだよ! 麻婆豆腐は、挽肉の旨味と山椒の痺れる辛さがご飯に最高に合うから、汗をかきながら一気にかき込んでね!」
暴力的なまでに食欲を刺激する唐辛子と山椒の鮮烈な香り、そして焦げた甜麺醤と肉の脂の匂いが、ラウンジの空気を一瞬にして熱気あふれる食堂へと塗り替える。
「おおおおっ! こいつは見るからに辛そうだぜ! だがそれがいい! 腹の底からマグマが湧き上がってくるようだ!」
ザックが真っ先にレンゲを手に取り、真っ赤な麻婆豆腐を豪快にご飯ごとかき込む。鮮烈な辛さと圧倒的な旨味が口の中で爆発し、彼の細胞を歓喜と共に覚醒させる。
「美味しい……! 辛いのに、スプーンが止まりません……。ミアさんの料理は、本当に魔法のようです……」
聖女エレナやエルフのシルフィも、汗をにじませながらも確かな食欲で激辛麻婆豆腐を口に運び、感動の涙(と辛さの涙)を浮かべていた。
ミアの愛情とカロリーがたっぷり詰まった極上の食事で、士気と体力を限界突破させた特務チームは、いざ、要塞都市の最上層を物理的に切り裂くための出陣へと向かった。
* * *
要塞都市アイアンフォージ、最上層『天空の城塞』。
分厚い岩盤とアダマンタイトの隔壁に守られたその巨大な空間は、金と大理石で彩られた豪奢な宮殿となっており、中央の巨大な大広間では、帝国軍の高官たちと特権階級の貴族たちが、贅を尽くした大宴会を開いていた。
広間の中心に置かれた黄金の玉座には、この都市の最高司令官であるバレリウス大将が、ワイングラスを片手にふんぞり返っていた。
「ハッハッハ! 中層のバッカスから通信が途絶えただと? 構わん、放っておけ! どうせ下層のゴミ共が暴動でも起こし、制圧に手間取っているだけだろう。この天空の城塞は、厚さ五メートルのアダマンタイト隔壁に守られた『絶対の安全圏』だ。下等な虫ケラどもが何万匹群がろうと、傷一つ付けられはせんわ!」
バレリウスが傲慢に笑うと、周囲の貴族たちも同調して下劣な笑い声を上げた。
彼らの足元には、見せしめとして地下牢から引きずり出された一人の人間の男が、鎖に繋がれて床に転がされていた。
彼は、帝国の強引な軍事拡大に反対し、周辺国との平和的な物流交易を主張していた元・帝国兵站局長のセリウスであった。
「どうだ、セリウス。貴様が『物流と平和が国を豊かにする』などと戯言をほざいた結果がこれだ。力こそがすべて! 帝国は圧倒的な武力で他国を蹂躙し、富を奪い続けるのだ。貴様は明日、この広場で私の飼っている合成魔獣の餌にしてくれるわ!」
「……愚かな。インフラを私物化し、民を飢えさせる国家に、未来などない。いつか必ず、その驕りが身を滅ぼすことになるぞ……」
セリウスが血を吐きながら睨みつけるが、バレリウスは鼻で笑い、彼を蹴り飛ばした。
「負け犬の遠吠えだな! さあ、宴を続けろ! この城塞は永遠に……」
バレリウスが高らかにグラスを掲げた、まさにその瞬間だった。
ドゴォォォォォォォォォォォォンッ!!!
宮殿の分厚い大理石の床が、凄まじい地響きと共に「真下」から爆発するように隆起した。
「な、なんだぁっ!?」
「地震か!? 床が、床が盛り上がってくるぞ!!」
貴族たちが悲鳴を上げて逃げ惑う中、金と宝石で飾られた床が完全に砕け散り、その下から、純白の魔導コンクリートと紅蓮隕鉄で構成された、幅数十メートルにも及ぶ超巨大な『四角い柱』が、猛烈な速度で突き上げてきたのだ。
ズドォォォォォォォォォンッ!!!
その巨大な柱――トウヤが中層から限界出力で伸ばし続けた『白亜の魔導大昇降機』は、突破不可能とされていた厚さ五メートルのアダマンタイトの隔壁を、まるでビスケットのように粉々に粉砕し、宴会場のど真ん中にその圧倒的な姿を現した。
実はトウヤは、数分前の『リトライ』の力によって、アダマンタイト隔壁の構造的な脆弱性と、宴会場の正確な位置を完全に把握しており、錬金魔法による「材質の分子結合の強制解除」を併用して、いとも容易く分厚い壁をぶち抜いていたのである。
キィィィィィィン……プシューッ!
巨大な大昇降機の正面の装甲扉が開き、そこから、黒いコートを羽織ったトウヤと、圧倒的な殺気を放つ特務チームの面々が、大理石の粉塵を払いながら静かに降り立った。
「俺たちのインフラ予定地で、ずいぶんと悪趣味な宴会をしているじゃないか。……他人の血と汗で飲むワインは美味いか?」
トウヤの、絶対零度よりも冷え切った声が、最上層の広間全体に響き渡る。
「き、貴様ら何者だ! この天空の城塞に、どこから……! アダマンタイトの隔壁をぶち抜いただと!?」
バレリウス大将が、玉座から転げ落ちそうになりながら狂ったように叫ぶ。
「ただの下からの直通エレベーターさ。不便な階層構造なんて、物流の邪魔でしかないからな」
トウヤが冷酷な商人の笑みを浮かべると、バレリウスは顔を真っ赤にして激怒した。
「ええい、おのれ! 近衛兵! こいつらを皆殺しにしろ! 私の誇る帝国最強の魔導重装甲部隊の恐ろしさを教えてやれ!」
バレリウスの命令で、宴会場の周囲に控えていた、全身を漆黒の最新鋭魔導アーマーで覆われた数百人の近衛兵たちが、一斉に巨大な戦斧や魔導銃を構えて襲い掛かってきた。
「フン。重たいだけの鉄クズを着込んで、最強とは片腹痛い。真の力というものを見せてやる」
元・第一聖騎士団長のアイリスが、白銀の聖剣を閃かせ、近衛兵の魔導アーマーをまるで紙切れのように次々と両断していく。
「オラァァァッ! 豪華な飯食って太った体じゃ、俺の動きにはついてこれねえぜ!」
ザックが凄まじい速度で距離を詰め、紅蓮隕鉄の大剣の平で、近衛兵たちをボウリングのピンのように豪快に吹き飛ばしていく。
「水破竜巻!」
竜人族のリュウガが超高圧の螺旋水流を放ち、近衛兵たちを螺旋の渦に巻き込み、容赦なく大理石の柱に激突させて昏倒させる。
「オラァッ!」
虎人族のガレスが、近衛兵の放つ魔導銃の光弾を素手で弾き返し、そのまま首根っこを掴んで窓の外の虚空へと放り投げる(※窓の下は中層の安全ネットに落ちるように調整済みである)。
「マスターの安全な店舗運営を妨害する害虫を確認。……制圧プロトコル、実行します」
古代機巧メイドのアリアが、全身の装甲を展開し、無数の魔導ビットからスタン・レーザーを放射する。近衛兵たちの最新鋭魔導アーマーの制御システムを瞬時にハッキングして機能を停止させ、次々と感電させていく。
「ば、馬鹿な……! 帝国の最新鋭の魔導重装甲部隊が、たった数人に……!」
バレリウスが顔面を蒼白にして後ずさる。
「さて、害虫駆除は完了だが……総大将のあんたには、少しばかり『物流の基本』を体に教え込んでおく必要があるな」
トウヤは、逃げ出そうとするバレリウスに向けて右手を突き出し、彼の中に眠る規格外の魔力を解放した。
「『全魔法創造』――『絶対安全・超重力物流安定結界(スーパーグラビティ・ロジスティクス・スタビライザー)』!」
カッ……!!!
トウヤの手から放たれた目も眩むような黄金の魔力波が、バレリウスの頭上に展開された。
本来この魔法は、エクスプレスがどんなに揺れても貨物が絶対に荷崩れしないようにするための「局地的な超重力による安定化結界」である。しかし、それを人間に対して使用すれば、凄まじい重圧となって襲い掛かる。
「ぐ、ぐおおおおっ!? な、なんだこの重さは……! 体が、潰れる……!」
ドスンッ!!
バレリウス大将は、自らの体重が数十倍になったかのような圧倒的な重力に耐えきれず、大理石の床に無様に這いつくばった。指一本動かすことすらできず、カエルのように押し潰されている。
「弱者から搾取してきた富の重みだ。……そのまま床のシミになって反省してろ」
トウヤは冷たく吐き捨てると、気絶した貴族たちには目もくれず、鎖に繋がれたまま倒れていたセリウスのもとへ静かに歩み寄った。
「怪我はないか? 俺たちは安全第一商会だ。……もう安心しろ。あんたをこんな野蛮な見せ物に使う奴は、二度と現れない」
トウヤは、錬金魔法で彼を縛っていた鎖を音もなく粉砕し、ミアの作った超回復ポーションをセリウスの傷口に振りかけた。
淡い光がセリウスの体を包み込み、傷が瞬く間に癒えていく。
「あ、あなたは……? 私を、助けてくれたのですか……?」
セリウスが、信じられないというようにトウヤを見上げる。
「俺たちは、この狂った軍事統制のインフラを根底から作り直し、『絶対安全な物流ネットワーク』を構築しに来た。……あんたは、元・兵站局長のセリウスだな? 物流の重要性を理解している貴重な人材だと聞いている」
セリウスは、トウヤの言葉に目を見開いた。
「な、なぜそれを……。はい、私は帝国の無謀な侵略戦争に反対し、周辺国との平和的な交易路の確立を訴えましたが、力こそすべての軍部に受け入れられず、反逆者として……」
「素晴らしい。その『平和的な物流が国を豊かにする』という理念こそが、俺たち商会の至上命題だ」
トウヤは、セリウスの肩に優しく手を置いた。
「セリウス。あんたのその知識と経験、俺たちの商会で存分に振るってくれないか。俺たちはこれから、この最上層を、下層と中層、そして東大陸全土の物流を統括する『安全第一・東大陸統括司令ターミナル』へと完全に再構築する。あんたには、その行政と物流管理のトップを任せたい。もちろん、腹一杯の温かい食事と、絶対に安全な環境、そして平和のための商売を約束する」
セリウスは、トウヤの圧倒的な力と、決して揺るがない商人の理念に触れ、抑えきれない大粒の涙をこぼした。
「はいっ……! 私の持つすべての知識、トウヤ様と安全第一商会のために捧げます! もう二度と、力によって物流が歪められることのない世界を、共に創り上げましょう!」
「よし、交渉成立だ。……ルミナ、ニア、アリア! この悪趣味な宮殿を、直ちに俺たちの物流ネットワークに完全に組み込むぞ。下層のシェルター、中層のハブターミナルと完璧に連動する情報統括システムを配備し、ここを『安全第一・東大陸統括司令ターミナル』として完全稼働させろ! 溜め込まれていた食料や富は、すべて下層と中層の労働者たちに分配だ!」
「了解ですにゃ! 成金趣味のお城なんて時代遅れですにゃ! ピカピカで超高機能な最新鋭の司令ターミナルに一瞬で仕上げますにゃ!」
「おうさ! ドワーフの技術とエクスプレスの動力を繋いで、東大陸のすべての情報が集まる夢の心臓部を造り上げてやるぜ!」
トウヤは、豪奢な宮殿と、備蓄庫に向けて両手を突き出し、彼の中に眠る規格外の莫大な魔力を解放した。
「『全魔法創造』――『超広域土・光・風属性複合魔法・不法建造物完全分解及び空間最適化(イリーガル・ビルディング・ディコンストラクト・アンド・スペース・オプティマイズ)』、からの『錬金魔法・超重装甲・白亜の東大陸統括司令ターミナル構築(ホワイト・イースト・コンチネント・コマンド・ターミナル・クリエイト)』!!」
カッ……!!!!
凄まじい地響きと共に、金と大理石で作られた悪趣味な宮殿が、黄金の光の中で分子レベルにまで完全に分解され、瞬時に再構築されていく。
そして瞬く間に、純白の魔導コンクリートと透明なガラスで構成された、広大で美しく、そして完璧な情報管理システムを備えた『東大陸統括司令ターミナル』へと完全に姿を変えたのだ。
ターミナルの巨大なモニターには、すでに最下層のシェルターと中層のハブターミナルの稼働状況がリアルタイムで映し出され、セリウスの指示のもと、最上層に溜め込まれていた莫大な食料が、大昇降機を通じて瞬く間に下層の労働者たちの元へと運ばれていく。
「す、すげえ……! 腐敗の象徴だった天空の城塞が、一瞬にして、光り輝く平和のターミナルに変わっちまったぞ……!」
セリウスが、自分の常識を遥かに超えるインフラ建築の速度と美しさに、腰を抜かして震える。
こうして、大帝国ゼムリアの最前線基地であった要塞都市アイアンフォージは、最下層から最上層に至るまですべての階層が、安全第一商会の圧倒的な技術力と資本力によって、誰も傷つくことのない、完全無欠の『絶対安全拠点』へと生まれ変わった。
セリウスをはじめとする優秀な頭脳を迎え入れ、東大陸の軍事拠点を完全に平和的な物流の心臓部へと書き換えたトウヤたち。
彼らの視線はすでに、この要塞のさらに先――大帝国ゼムリアの帝都へと向けられていた。
すべての搾取を駆逐し、絶対的な安全を敷き詰めるための鋼鉄のレールは、帝国の闇を切り裂くために、真っ直ぐに進んでいくのであった。
【現在のステータス状況】
名前:トウヤ
年齢:18
職業:商人 / 冒険者(ランクS)
レベル:224 (天空の城塞の完全分解・再構築、アダマンタイト隔壁の貫通、および帝国近衛部隊の完全制圧により大幅レベルアップ!)
体力:2850/2850
魔力:99,000/100,000 (統括司令ターミナル構築および超重力結界使用により消費。大自然の地脈エネルギーとのリンクにより急速回復中)
固有スキル:『リトライ(発動可能)』(※アダマンタイト隔壁の突破ポイントと、近衛部隊の配置を完全に把握するために一度使用)
魔法適性:全属性(火・水・風・土・光・闇・時空・無)
取得スキル:鑑定、算術、交渉術、全魔法創造、全武具習熟、気配遮断、錬金、空間把握、海洋環境制御、砂漠環境制御、要塞建築術、経済掌握術、毒物浄化制御、大規模地下掘削術、国家間交渉術、古代技術解析、広域インフラ防衛術、超高架建築術、深海・湖底インフラ構築術、地熱・極地環境制御術、古代機巧制御術、海上浮体建築術、超広域気象制御術、全自動採掘網構築術、超広域環境浄化術、地下空間再構築・鉄網敷設術、地脈エネルギー完全制御術、絶対豊穣領域構築術、迷宮構造強制改変・倉庫化術、絶対冷却インフラ構築術、超巨大関門絶対防衛構築術、超広域商業施設・瞬時構築術、地下大環状防衛線・絶対構築術、超広域大気・土壌完全浄化架橋術、絶対安全・超巨大生産プラント構築術、環境完全保全型・空中回廊構築術、絶対安全・超巨大海上魔導大橋構築術、絶対防衛・巨大検問ターミナル構築術、絶対安全・超広域地下シェルター構築術、絶対安全・超巨大魔導昇降機構築術、【新】絶対安全・超重力物流安定結界(攻撃転用可能)
【仲間・後援者の状況】
ミア(獣人の少女):炎の激辛麻婆豆腐丼でチームの士気を限界まで高め、最上層で解放されたセリウスたちにも温かいスープを振る舞い、彼らの胃袋と心を完全に掌握した。
シルフィ(エルフの護衛):統括司令ターミナル内の空気循環と浄化結界を完璧に設定し、貴族たちの香水の嫌な匂いを完全に消し去る快適な空間を提供している。
ザック(人間の冒険者):帝国の最新鋭魔導アーマーを大剣の暴力的な魔力で吹き飛ばし、「高価な鎧を着てても、中身がヒョロガリじゃ意味がねえな!」と豪快に笑う。
リュウガ(竜人族の戦士):水流魔法で帝国近衛兵たちを圧倒し、誇り高き竜族として、他者の富を貪るだけの貴族たちを心の底から軽蔑している。
ガレス(虎人族の戦士):気絶したバレリウス大将と近衛兵たちを縛り上げ、新しいターミナルの清掃と荷運びのための労働力として徹底的に教育(物理)している。
マイロ(犬人族の地図職人):要塞都市の全階層の三次元マッピングを完了させ、帝都へ続く新たな物流ルートの策定をセリウスと共に行っている。
ピピト(鳥人族の飛脚):統括ターミナルの通信網を使い、バザルタや神聖王国の仲間たちと超高速で情報伝達を行い、大陸間の連携を強固にしている。
リン(鼬人族の情報屋):救出したセリウスから帝国の内部経済と軍部の弱点を聞き出し、帝国の補給線を完全に麻痺させるシナリオを進行中。
ヴォルグ(狼人族の傭兵):気絶した近衛兵から最新鋭の武器と魔導アーマーを没収し、商会の防衛部隊の予備資材として容赦なく回収している。
ファラ(豹人族の女戦士):ターミナルの周囲を厳重に警戒し、逃げ出そうとした貴族たちを影から次々と無力化して捕縛している。
セレン(セイレーン族の海先案内人):最下層のシェルターで難民の子供たちに歌を歌い続け、彼女の美しい歌声は要塞都市全体の癒しとなっている。
ルミナ(ドワーフの機関技師):中層のエララと通信を繋ぎ、「一番上の階もピカピカのハイテク基地にしてやったよ!」と得意げに笑っている。
ニア(猫人族の魔導具技師):最上層の軍事情報ネットワークを完全にハッキングし、帝国の機密データを商会のシステムにすべてダウンロードした。
アリア(古代機巧メイド):制圧プロトコルを完璧に実行し、「害虫の排除完了。マスターの統括司令部は絶対安全です」と無表情でトウヤに冷たい紅茶を差し出す。
エレナ(神聖王国ルミナリア聖女):平和を願うセリウスが救われ、都市が完全に解放されたことに感動し、トウヤの行動こそが真の救済であると確信する。
アイリス(元・第一聖騎士団長):腐敗した帝国近衛兵を聖剣で圧倒し、商会の最強の剣としての誇りを胸に、いよいよ帝都への進軍を心待ちにしている。
セリウス(人間の元・兵站局長):【新規加入(専属・東大陸物流・行政統括責任者)】絶望の淵から救われ、トウヤの提供した圧倒的なインフラと平和への理念に感涙し、商会のために世界最高の物流ネットワークを構築することを誓う。
インフラ状況:要塞都市アイアンフォージの最上層を完全制圧し、アダマンタイト隔壁を粉砕して『安全第一・東大陸統括司令ターミナル』を設立。最下層から最上層までのインフラを完全に統合し、東大陸の強固な拠点を確立。
資金:金貨31,000,000枚(要塞都市の最上層に備蓄されていた莫大な軍資金と特権階級の貴金属をすべて商会の資産に組み込み、さらなる莫大な資本を獲得)
ここまでお読みいただきありがとうございます!少しでも面白いと感じたら、画面下から【ブックマーク】と【☆☆☆☆☆】の評価をいただけると、執筆の大きなモチベーションになります!尚、現在新作もよろしく(*´∀`)ノ
しがらみだらけの人生に疲れたので、記憶を消して無人境へ転生します〜無限魔力の【万能創造】で理想の拠点を作ってたら、最強の魔獣たちが勝手に懐いて最高の家族になりました〜
https://ncode.syosetu.com/n3777mp/




