↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

第1話 キメラワールド

ここは2種類の生物が複合されたキメラが生息する、「第2の地球」又は「叡智の敵」と呼ばれる星。


正式名称「Hn-1601」。


この星は、地球から2光年先にある星。


これは、人工的に作られたキメラを送り込み、キメラのみの世界はどのように発展するか、という実験による空間。


実験名「キメラワールド」


キメラ製造の工場、「キムラ製造工場」。

工場長 「木村 雷人(きむらでんと)」


この工場のミスにより、人間と人間の融合体が出来てしまった。つまり、「ただの人間」を、キメラワールドに送り込んでしまったのだ。

工場長は、「別に問題ではない」と言いこの事件をスルーした。


異例個体、個体番号9606番

つけられた名前は「ヒト」。


実験開始から、2ヶ月が経過した。




ん……うぅ………



寒い……冷たい………




うっ………苦しい………



ガハァェェッ…

ゲホッ…ゴホッ、……


はぁっ…はぁ………んぁぁ……なんだ…ここ、


??「あ、おい!こいつ起きたぞ!」


??「君、大丈夫か、?」


「は…はぁ…な、何が起こってる…?」


??「お前、着地地点が海だったんだな、気の毒に。」


??「大丈夫か、?ほら、ここにろ過した水がある、飲んでくれ、」


「……ごめん、ありがとう、」

水を手に取り、ふと上を見る。


そこに見えたのは、キリンの頭をした人間の形をしたもの、そしてそれの牛バージョンがいた。


「……ひっ、ば、化け物…!!!!」


キニン「ぁ、驚かせちまった、!ごめんごめん、、、俺キニン。キリンと人間のキメラだ。よろしく」


ウシニン「俺はウシと人間のキメラのウシニン。お前は………何と何のキメラだ…?」


キニン「目立った要素は無さそうだな……」


「えと、ええと………」


ウシニン「まぁ今は何が何だかわからんだろう。とりあえず来い。俺の家がある。キニン、お前はどうする?」


キニン「俺は帰るとするよ。こいつを見てやってくれ。」


ウシニン「わかった。任せろ。」


「ありがとう、ございます、」



あぁ……なんだ本当にこの世界は……

キメラ…?何の話なんだ…


長い道を歩く。自然でいっぱい……だが、植物と別の植物が合成された全く新しい植物のようだ。


ウシニン「俺たちは人間ではないんだ。人間と何かのキメラらしい。それが俺は、たまたまウシだったって感じだ。だが、俺以外のウシニンを見たことがない。この世界の全員が、唯一無二な存在なのだろう。」


「えと……じゃあ俺も、何かのキメラってことですか?」


ウシニン「おそらくな。だが見た所、人間以外の要素が無い。これから発覚してくるかもしれん。とりあえず、体調が落ち着くまでここにいろ。飯を作ってくる。」


「はい、、、」


………あぁ……疲れた…なんか…なんだこれ…頭がおかしくなってくる……


………っ、腹が…腹がいてぇ…!

やばい、、どっか…トイレ………トイレ…!



ウシニン「どうした?」


「トイレ…借りてもいいですか…」


ウシニン「部屋の中でしろ。外でやって臭いで肉食の野郎にバレたらどーすんだ。」


「部屋の中…!?でも、大きい方……しかも腹下して…」


ウシニン「なおさら部屋でしろ。」


ま じ か よ


「失礼………します………」


ウシニン「………お前臭すぎだろ…何食ったらそうなんだ…?」


「いや…ここでしろって、」


ウシニン「いいから土に埋めろ…!臭いをできるだけ隠せ…。」


「わかりました………」


ウシニン「………」


あぁ……なんだこのワイルドな暮らしは……

てか俺の家とかってあんのか…?自分で作ってそうだな、みんな、


ウシニン「…ほら、飯出来たぞ。」


目の前の光景に驚愕する。

あー……ウシと人間…草食だから、あ〜…


草しかない…!


「あのー、なんかこう、おかずとかありませんか?」


「おかず………あるとしたらこれだが」


小麦……コーン……………


いやまぁ…バリエーションは増えたけど………

まともなのがコーンしかねぇ………


「いた、だきます…」


口に運んだ。

、……あぁどうしよう、ゲロマズい。

こんなもん食ってんのか、?


「おぇっ………」


ウシニン「……コーン苦手か?」


「いや…そういうわけじゃ…、」


ウシニン「お前………」


「は…はい…?」


急にウシニンの顔が暗くなる。

震えた声で、怯えたように言う。


ウシニン「肉食…じゃねぇだろうな?」


「肉食…?」


ウシニン「とぼけんじゃねぇ、!!…肉食だろ、!肉食だ、そうに違いない、!大便があの臭いだ………そうだ……、」


「いや、ちょっとまて!お前を食ったりなんかしねぇって!」


ウシニン「……一応お前は俺に近づくな。まだ雑食の可能性もある。」


「えぇ、、、」


なんかもう、わからん…。

急に肉食がどうこう言いやがるし…

なんなんだほんとにこいつは……


ウシニン「………もう寝ろ。お前の部屋はあっちだ。」


「あ、わかり…ました………」


全く反対方向を指刺され 、内心少し傷がつく。

初対面でここまで信用が無いとは………



次の日



ふぁあぁ……意外と寝れたな…。あの人、、、人かどうかは怪しいけど…。起きたかな?


まぁ起こすのも良くないな。この部屋を探索してみよう。


………クソほど信用されてないって思ったけど、まぁ寝床を用意してくれてる以上、悪いやつではないっぽいな。


んん…この部屋おもんねぇな、なんもない。

強いてあるとすれば…これはなんだ…?わけわかんない機械がある。

ウシ人間に聞いてみよう。



「あの〜、すいません、あれなんですか………???」



目の前に広がっていたのは想像もしない光景だった。

首から上がない遺体が、ベッドの上に乱雑に置かれている。血痕も残しまくっており、まるで悪いことはしてないかのように人殺しをしている。

血だらけ……気持ち悪い…



「は、え、ウシニン…?どうしたんですか…?」


聞こえるはずもない彼に永遠と話続ける。

今日知り合って次の日死ぬ……こんなこと…あってたまるかよ……


諦め半分で後ろを振り返る。すると、そこに小さな生物がいた。

目を合わせると、必死にこう言う。


??「ひっ、や、やめ、殺さないで…!」


それは、小さい…人の形をした…ライオン…?猫?のような少女。


コネコニン「お願いします………私だって…必死で…」


「……お前が食ったのか?」


コネコニン「私は…その……食べ、いや、殺そうと思ったわけじゃ、いや、ころ、殺した、いや殺した……殺したけど…食べ……うぁ、臭いがしたから…動物の…マークの臭いがしたから…えぁぁ………」


「落ち着け落ち着け、自然の摂理だもんな。一旦落ち着いてくれ。」


………なんか俺、やけに冷静だな。


「なぁ、自然ってのはこういうもんなのか?」


コネコニン「えと……その………あなたは……なんのキメラなんですか…?見た所分からない…」


「それが俺もわかんねぇんだお嬢ちゃん…。」


コネコニン「……男です」


「男かよクソが」


コネコニン「クソが…?!殺される、…殺される!!!」


「あー悪いビビらせた…。お前のことは別に恨んでなんかねぇよ。こいつは俺の命の恩人かも知んねぇけど、別に何か特別なことしたってやつでもねぇ。お前は?俺を殺すか?」 


ぶんぶんと首を振る。


コネコニン「あっ、お母さんに怒られる…!私は帰ります!あの、殺さないで!どうか私たちを殺さないでぇ!」


そう言い、逃げるように去っていった。


………肉食動物……か。

動物のマーク。俺の下痢の臭い嗅いできたのか……。


……だとしたら俺が殺した…?まじか……?!


おい、まって、俺のせいなのか…?まじで俺のせいなのか!?


………そうなると話が変わる、俺のせいで命が消えた…あ、はは、初っ端から俺の生き様こんなんなのかよ………


はは、終わった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。