水鏡「栄華の刻 3テーゼ 展開」
蒼き瞳に降りたった、大守護者の兵は大きく煌めいていた。彼の交渉術は蒼き瞳に貢献したと讃えられるに値するだけの価値があるだろう。その讃歌の声の一つに仙人の言葉がある。
「彼は世界を進め、自由という概念を混沌から抽出した」
彼女を外輪の眼で観測する。それは仙人の意志であり、唯一成せる行動だ。大きく畝る蒼き瞳の大地に振りたつ守護者の姿が彼の闘志を表す。彼女の蒼き瞳への忠誠は大きい。
「尖兵でもやれることはある。」
それは1つのアンチテーゼだった。
「我々には戦う意志はない。手段を選ばないだけだ。」
大きな二つの畝りは呼応するが、尖兵は異形の存在である他の骸からの来訪者への理解を試みる。それは鉄槌を下す為だ。その尖兵は、「その大きな畝りの骸」に挑む。 大地が青く光る舞台にて、
「我、思う故にあなた方は私の一部になるだろう」
「拒否」
彼等の戦闘は始まった。
翼を大きく広げ、尖兵はフィールドを掌握していく。彼女の骸の解析をする為の根のような…としか表現できないが、彼等の戦闘に銃はない。何故なら、止水の表面近くで存在している為、永遠に近い。短く比喩にして彼等の戦闘を表現するならすれば、お互いのどちらかが、拘束、支配、掌握すれば価値なのだ。いえ、誤字だ。勝ちだ。畝りは血脈のような根を張る。これは蒼き瞳に同化するために根ざす。という強い意思表示と掌握されない為の相手への否定だ。反対色は赤と青であり、彼等はそこに対比をぶつけ合う。
畝りは言う
「我らこそは地にひれ伏し、御霊と投影する全てを虚飾と化する真実を突きつける。それはあなたにとって毒だろう」
「……!」
守護者の尖兵は憤り、対話を拒否したように、それでいて、孔雀のように、翼を伸ばすのみである。「我らは阻害され、非に追いやられ、車輪が回るが如く旅をして、この場を多くの同胞のために捧げようと努力している」
二つの畝りは血脈から植物の種のような、はたまた異形のオクトパスのようなものの卵のような?存在を蒼き瞳の養分から次々に生み出した。
「彼等は我が同胞なれば、あなた方の羽さえも同胞なれ」
尖兵が自ら命を捧げた最初の貴重な話だ




