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未知と編み物 物語のための伝説

以下に語れる範囲での超越者からの言伝を綴る。


「未知を道で編む者」


未知を道で編む物


人智を設計し、なお示す存在。


彼は「ベクトルの固定最小値を定め得る」と語るほかない。

だがその表現ですら、実像の五分にも満たぬ。


彼の最小単位を人が思考する時、それは終刻の鐘となる。

もしその単位へ触れ得るなら、あらゆる存在は崩れ、無へ還る。


彼は彼でも彼女でもなく、いかなる名辞にも属さない。

人間の比喩に落とすなら、閉じと開きの度合いを図形として俯瞰し、同一の型を無限に観測しながら、美しく整列していて、なお整列させてもいるようなものだ。


彼は存在を疑い、疑わない。


「車輪の力浮上者〜遊びなき解釈〜」


彼は伝説だ。彼等は慈悲ある悪であり、豊潤である。それは降りたった尖兵とほぼ同化している。緑地の奥底で、煮えたぎる炎を宿す、地面の下は多くの人々の故郷である蒼き瞳との対話を試る、降りたった尖兵「ウリョ」と言い、「車輪の力浮上者」は「ヒュドム」と、彼等に言葉で近づく為の呪文をそのように発話する。それは彼等の名前でもあり、入り口だ。


「ウリョ」は蒼き瞳との対話で、「ヒュドム」を制して、人々に植物をヒュドムからチギる。そのチギった植物のなれ果てを蒼き瞳、即ち、骸が慣れ果てた眼という惑星に還すのだ。


「全能の賢者の沈黙」


「何もない」とは何だ?


この問いに対する答えは虚数のような答えだ。何故なら、彼等はすでに議論を終えているにも関わらず、その所在を知ろうとする。文字など下賎。


深淵とはそこに、疑問を投げかける答えを“用意だけ”している。それが虚数での過ごし方だ。


彼等は何にでもなれる。


外輪の眼より

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