第28話:パンデミックの暗雲と、世界を救うデジタル回廊
2020年、春。
世界は突如として、前代未聞の危機に見舞われていた。
未知の感染症の拡大に伴う、全世界的なロックダウン(都市封鎖)。学校は休校となり、街から人の姿が消え、人々は家の中に閉じ込められた。
不安と孤独が地球を覆う中、世界中の人々がすがるように開いたのは——『NextStream』と『Next-Glass』だった。
秋葉原『ネクストタワー』最上階。
35歳となった瑞樹は、全世界から押し寄せる天文学的なアクセス負荷のグラフを見つめていた。
「知力100」の脳内には、このパンデミックの到来も、そしてそれが人類に及ぼす影響もすべて織り込み済みだった。
「家から出られないからといって、人類の熱量や繋がりまで途絶えさせてはいけない。今こそ、ネクストの全インフラを世界に開放する」
瑞樹は「技術100」の神級エンジニア能力を全開にし、世界中の通信キャリアと連携して『Next-Bandwidth Unlimited Policy(無償帯域開放)』を即座に適用。
史実の動画サイトが画質制限を余儀なくされたのとは対照的に、ネクストは「分散量子通信アルゴリズム」により、どれほどアクセスが殺到しても超高画質・ゼロ遅延のライブ配信を維持し続けた。
さらに瑞樹は、ステイホーム中の世界を元気づけるため、前代未聞のプロジェクトを発動した。
『Next-StayHome World Festival 2020』
全世界の学校の授業、音楽ライブ、演劇、スポーツイベントを『Next-City(仮想都市)』内で完全再現して無償配信。
「オンライン授業」も「仮想入学式・卒業式」も、ネクストのメタバース空間上で何不自由なく行われた。子供たちは自宅にいながら、アバターとなって友達と広場で駆け回り、一緒にKAZUKINやハジメの爆笑動画や、アイリスの歌ライブに熱狂した。
「リアルで会えないなら、仮想世界で肩を抱き合えばいい。ネクストがある限り、世界は絶対に孤立しない!」
瑞樹の「カリスマ100」が発する温かな言霊と、完璧なインフラ提供。
その救済策に、全米・全欧・アジア中の人々が涙を流して感謝した。
[NextStream リアルタイム全世界コメント欄]
・学校行けなくて絶望してたけど、ネクストの仮想教室で友達と会えた……涙出た……
・外に出られないストレスがネクストのおかげで全部吹き飛ぶ!
・全番組高画質なまま止まらないのネクストの技術凄すぎだろ!!
・瑞樹ちゃんはマジで人類を救う神様だわ……
・KAZUKINとハジメのコラボ生配信で元気出た!!
・8888888888888888888888888
このパンデミック期を経て、『NextStream』の月間アクティブユーザーはついに【50億人】を突破。
地球上のほぼ全てのスマートフォンや眼鏡(Next-Glass)にネクストが常駐し、単なる動画サイトを超えた「人類の生活インフラ(生命線)」として不可欠な存在となったのだ。
2020年秋。ネクストタワーの最上階。
「瑞樹さん……! 画面越しだけど、世界中の人たちが『ありがとう』って笑顔になってくれて……俺、動画作ってて本当に良かったです!」
感極まって涙ぐむKAZUKINとハジメ。
二人の肩に優しく手を置き、瑞樹は愛おしそうに微笑んだ。
「ええ。皆さんが配信を届けてくれたからこそ、世界は暗闇に呑み込まれずに済みました。二人とも、本当によく頑張ってくれましたね」
1999年の6畳間の和室、15万円の種銭からスタートしたTS美少女・瑞樹。
株の暴落、テレビ局の攻勢、そして世界規模の危機——どのような試練が訪れようとも、「ALL100」の圧倒的スペックと仲間の絆で全てを希望へと変えてきた。
夜空を見上げながら、瑞樹の口元に凛とした美しさが宿る。
「さあ……暗闇の先には、必ず新しい光が待っている。次の時代へ行こうか」
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【瑞樹の現在のステータス・資産状況】
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名前:瑞樹
年齢:35歳
資産:8兆5,000億円(社会インフラ化・グローバル評価爆増)
割り振り可能ポイント:490 P
【パラメータ】
・容姿:100(MAX / 神話級の絶世美少女)
・知力:100(MAX / 全知全能の頭脳)
・技術:100(MAX / 神級エンジニア)
・カリスマ:100(MAX / 神格化された絶対的カリスマ)
・運:100(MAX / 確率を超越する天運)
【指標】
・『NextStream』世界月間ユーザー:5,000,000,000人(50億人)突破
・『NextStream Global』時価総額:約300兆円(地球絶対王者のインフラ企業)
【現在の目標】
ポスト・パンデミックにおけるリアル&バーチャル完全融合経済の確立、次世代「脳波直結型UI(BMI)」の研究開発。
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