5.魔王討伐
今回は、ちょこっと危機です。それと、少し長めに作りました。最後まで読んでいただけると嬉しい!
ようやく此処まで来れた。
あと少しで日本に帰る術を手に入れられるんだ。
魔王直属の幹部7人通称『七流星』を倒した俺は魔王との決戦を目前にして、緊張の欠片も無かった。
そして、幹部七人についてだが、さして語ることも無かったために、言わなかったが楽勝でした。
魔法をブッパして倒すのに力なんて入る筈もなく、
なんと言うかもう拍子抜けって感じだったんだよなー。
いろんな思考を巡らせていると、魔王が高笑いをして現れた。
「フハハハハハ。よく来たな勇者よ。此処がお前の死に場所になるかもしれんがな?」
俺はいつも通り固有スキルを駆使して倒す事を考えて、
使おうとした。
その瞬間、何かに弾かれるような感覚がした。
「おっと、今スキルとやらを使おうとしたな?言っておくが我に対してそれは効かぬぞ?なんせ、我の体はスキル無効となっているからなぁ?」
俺は絶句した。最大の頼みの綱である、固有スキルが無効?そんなんじゃ為す術なんて無いじゃないか!
今までは、固有スキル以外で倒したことが無かったから
それ以外の作戦を考えていなかった。其れが今回は裏目に出てしまったようだ。
俺は必死に模索し続けた。奴にどうすれば勝てるのかを。
しかし、考える時間を魔王は与えてくれなかった。
「どうしたのだ?勇者よ。我を倒さなければならないのではないのか?なにか策を練っているようだが我もそう気長では無いものでね?そろそろ攻撃に移せてもらうとするよ?」
丁寧にそう言い放った魔王は打撃や魔法でずっと俺を攻撃し続ける。
俺の心は既に折れかかっていた。どうしようもない現実を突きつけられた絶望から、またあの日々を思い出す。
俺はなんの為に今居るんだ?復讐のためなのか?日本に帰りたいのか?
そういった負の感情から俺は新たなスキルが生み出されようとしていた。魔王によってボロボロにされた心と体は癒されているような気持ちになる。
魔王は中々手応えを感じられないようでイライラしていた。
「中々しぶといな貴様?我はいくらでも殴り続けられるが、そろそろ飽きてきたなぁ?ドでかいのを1発御見舞してやろう。喰らうがいい、終焉の火球』」
俺の中で力が漲ってくるのを感じた。
叫ぶ。叫ぶ。心から熱い思いを、全てを打ち砕く完璧な力を信じて。
叫びが受け入れられたのか、否かは分からないが青白い光と包まれると共に全てを超越した存在、神に近い存在になたと確信した。
そこから先のことは記憶に無い。意識が我に返った頃にはでっかいクレーターと、宝箱が存在していた。
俺はそれを開けようと手を伸ばすが、その手は届かなかった。宝箱の前には、独り言をブツブツ言う謎の人物が居たからだ。
「魔王討伐おめでとう。心の底から祝ってあげたいけど、実は君に悲しいニュースがあってね、多分元の世界に帰れると思って倒してくれたと思うんだけど、実はそうでは無いんだ。
元の世界に帰るには、
この世界にいる魔王あと6人を倒してきて欲しいんだ。そうすれば、帰る道が開くだろう。
では、私はもう行くよ。
あ、そうそう宝箱の中身だけど次に会う魔王の倒すキーアイテムになってるから是非回収してくれ。それじゃあ、神の御加護があらんことを」
俺は1度に沢山の情報が入って来すぎて対処しきれないで居た。まだ、魔王が6人居て、それらを倒さない限りは帰れないと。
そして、宝箱は次の魔王のキーアイテムであると。
纏めてみると意外と簡単に言ってる様に聞こえるが、
同じ工程をあと6回繰り返さなければならないという事だ。
ダンジョンを7つ潜ることで魔王が現れ、そいつを倒しても、また別のダンジョンで同じことを繰り返さなければならない。
はぁ、とため息を漏らし、
どうやら、日本に帰るのはまだまだ先になりそうです。
と、心の中で呟いた。
危機なんて前書きに書きましたが、結局は最強に近づくための布石になってしまいましたとさ。それと、カテゴリのハーレムについてですが、いずれはする予定なんですが、現在はソロプレイヤーとしてやらせて行くつもりであります。なので、作者が忘れることが無ければ、消さずに遂行します。
それと、作者の頼みの綱は、固有スキルではなく、
ポイントとPVです。面白い、続きが見たいと思って頂けた方は、是非評価、ブクマをして欲しいです。
また、おかしな部分や気に食わない部分があれば、どんどん伝えて欲しいです。その都度頑張って修正していくつもりです。




