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CYOA  作者: さだきち


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瓶を傾けてみても、中からは何の気配も感じられなかった。

底を覗き込んでも、光が反射するだけで液体は一滴も残っていない。


「……空っぽか。」


あなたは小さくつぶやき、瓶をそっと元の場所へ戻した。

ひんやりとした空気が静かに流れる調理場は、どこか物寂しい雰囲気をまとっている。

期待が外れたことで、胸の奥にわずかな落胆が広がったが――立ち止まっているわけにはいかない。


気を取り直し、あなたは出口へ向き直る。

進むしかない。


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