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東の扉の取っ手に手をかけると、冷たい金属の感触が指先に伝わった。
ゆっくりと押し開けると、重たい扉が軋みながらわずかに隙間を作る。
その瞬間、床がぐらりと揺れた。
揺れはすぐに激しさを増し、立っているのがやっとの状態になる。
壁が悲鳴を上げるように震え、天井のどこかで何かが外れる音がした。
「まずい……!」
足元がふらつき、あなたは思わず膝をついた。
次の瞬間、上から影が落ちてくる。
見上げると、巨大な瓦礫が崩れ落ちてくるのが見えた。
避ける余裕はない。
冷たい衝撃が体を押しつぶし、視界が一気に暗転した。
――そこで、すべてが途切れた。
- END -




