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殺るか殺られるか武器を手にしたJKたち  作者: 和(のどか)
第三章 自ら武器を手にしたJKたち

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第35話 特殊部隊引きこもり

挿絵(By みてみん)


 レギリオン軍は壊滅状態になり、生き延びた兵士と副官の報告により相模原市に国防軍のアンドロイドが完成されていることが敵の軍に知られた。


 だが、アンドロイドを回収する事よりも座間市での決戦でそれどころではなかった。


 相模原市にいた敵の兵士は撤退し、命の心配は無くなったが油断はできない。


 サクラはパトロールを日々を続けていた。。


「生命反応確認」


 ハルが敵か民間人か判断した。


「サクラ、攻撃しないで!」


「了解しました」


 数日後、学生全員が会議室に呼ばれた。


 所長から説明がされた。


「国防軍から出動命令がきた!これから全員座間基地での参戦の要請だ」


「あの何故私達に言うんですか?」


「お前達に出動命令が来てるんだ」


「私達は兵士じゃありません!」


「敵の兵士を何人も殺しただろ!民間人が敵であろうと兵士を殺せば殺人犯になるが軍人であれば勲章ものだ!殺人犯か英雄かどっちがいい」


 人手不足であり、アンドロイドを命令できるのがハルだったことから出動することになった。


「所長、話が違います」


「わかってるよ、言いたい事は兵器を守るのが目的で目立たないように隠れてる予定だったが相模原市に来ていた敵の兵士をあれだけ殺ったんだからそうはいかなくなった」


「戦場に行って危なくなったらここに逃げて来て隠れますからね」


「そうしろ、俺だって兵士じゃない、だが軍に所属してるんだから上官の命令には逆らえないんだ」


「あの~、もしかして私達軍人扱いという事はお給料をいただけるんですか?」


「出るよ、生き延びろ!戦争が終わったら豪遊できるぞ!」


 ハルが小隊の隊長に任命された、


 周りの生徒を見た。


 あまり喋らない影が薄い人ばかりだった。


 私がやったほうがまだましかも・・・


 この中では喋るから・・・


 ハル隊長から全員に挨拶をさせられた。


「部隊の名前は引きこもりです!私の命令が嫌だったら無視して勝手にやってください、全員生きてここに戻ってきましょう!」


 パチパチパチパチパチパチ


 やる気のない拍手が湧いた。


 特殊部隊引きこもりは、ジープで戦場の近くまで向かった。


「サクラ、貴女は強いけど力を過信してはダメよ、目立つ戦いは的になるから隠れながら戦うのよ」


「はい、お姉様」


 二葉が驚いた。


「ハルの喜びそうな呼び方もわかるみたいね」


「サクラはお利口なのよ」


「知ってるわよ、それだけじゃないサクラが進化してるわよ」


「成長してるって言って」


「サクラは、AIを使った頭脳を持っているからあらゆる事に対応できるのよ」


 それだけじゃない、戦闘のシュミレーションが組み込まれてるから敵の弱点を狙えるし、経験を積ませればそれも自分の攻撃パターンに組み込むことができる。

 AI知能により最も最良な答えを出して戦うアンドロイドである。


「それでも力を過信してはいけない、目立つ戦い方をすれば狙われる!私の家族を死なせない!」


 サクラの目が微かに何度も点滅した。


 国防軍は、レギリオン軍に対して優勢だったが、レギリオン軍に最強部隊の援軍が送りこまれた。


 連日の撃戦により両軍ともかなりの戦力が削ぎ落とされた状況だった。


 あと一歩で勝利だと思っていた所にこの援軍はキツイ状況になった。


 その先鋭部隊により流れが大きく変わった。

 国防軍が撤退すればこの領地が取られ今後の戦いはかなり不利になる。


 引くに引けない状況だった。


 AI知能搭載型アンドロイドと学生部隊が千人のレギリオン軍を壊滅させたという情報を受け、座間基地に招集した。


 二葉以外の学生はまさか自分たちが国防軍から期待されての招集だとは思っていない。


 戦場に着いた。


「それでは皆さん隠れながら戦いましょう!危なくなったら連絡を入れてください仲間同士の助け合いも忘れないように」


 レギリオン軍最強部隊の隊長は、銀髪、褐色の肌をした男だった。

 銀のカラス部隊、名は、オスカー・アレキサンドライト


 レギリオン軍の中でも手柄を最も多くたてている先鋭部隊である。

 座間基地付近での戦いに援軍として派遣された。


「座間基地を殲滅して、その後は相模原市の秘密兵器を応酬するぞ!」


 この程度の敵を落とせないとは情けない、俺が来たからには直ぐ殲滅してやる!


 モビルアーマー1台が国防軍の主力部隊を襲撃した。


 銀のカラス部隊の戦いは理にかなっていた。

 敵の主力である最強の戦力が、集まった所を攻撃した。


 国防軍はかなりの犠牲者を出していた。

 本部は援軍を送れない状況だった。


 その勢いで一気に壊滅しようとしたが、招集をかけた部隊が来ていなかった。


「おい、どうした?第一部隊が何故来ていない!?」


 副官が第一部隊の隊長に連絡をしたが繋がらなかった。


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