死にたがりと管理者2
死にたがりのステータス2を編集しました。
編集内容
【怠惰】の権能
・【It is craving a death thing to live(生きるものは死を渇望する)】の使用制限を変更しました。
フェンリルは、それが何か悟る。
怠惰の悪魔、【怠惰】か。
動くことをやめ、
考えることをやめ、
そして生きることをやめた、
己の負の感情を周囲に振りまく害悪。
此奴が外に出るだけでどれだけの被害が出るか…
不意に悪魔が両手をあげる。
「っ!【神速移動】」
悪魔が両手を振り下ろした瞬間、
黒い波動により神殿は崩壊した。
フェンリルは、木の上から神殿があった場所を見る。
今のは怠惰属性を付与させた【永久の波動】か。
まさか一撃で神殿を破壊するとは…
回避のために使った【神速移動】の使用回数は残り4回、分が悪いか。
フェンリルは木の上から跳躍し、瓦礫の上に降り立つ。
もはや出し惜しみはしまい。
「【神器解放】!」
白銀の鎧がフェンリルの身を纏う。
空から雷と共に10の剣が地に突き立つ。
「参る。【神速移動】!」
悪魔の懐に入り、前足で切り裂き吹き飛ばす。
「舞え、剣達よ。」
剣が地面から抜き放たれ、空を舞う。
「貫け、【ソードレイン】!」
10の剣が無数の光の剣に変化し、一帯に降り注ぐ。
悪魔は抵抗せず、その体に無数の剣が突き刺さる。
「まだ終わらんぞ、【神空波】!」
フェンリルから放たれたそれは、地面を消し飛ばし、巨大なクレーターをつくる。
直撃したが、まだ消えてはいないだろう。
予想通り、クレーターの中心には無傷の悪魔がいた。
「【神速の一線】!」
剣で悪魔の首を斬りとばす。
しかしすぐに元に戻り、悪魔が腕に魔力を溜める。
「っ【神速の十線】!」
悪魔が魔法を発動する前に
10の剣が光の速度を超え、同時に悪魔を両断する。
そのまま途切れることなく連撃を繰り出す。
「【百花繚乱】!」
剣を舞い散る華のように操り、悪魔を斬り裂き続ける。
しかし悪魔の再生は止まらない。
「っ、はぁぁぁぁ!」
剣を操りながら前足に浄化の魔力を集中する。
「【神速移動】、【絶拳】!」
浄化の力が悪魔の胸を貫く。
悪魔は糸の切れた人形のように倒れこむ。
「終わったか…」
フェンリルは悪魔に突き刺さった自分の
前足を引き抜く、その瞬間、悪魔が両腕で、胸を貫いている前足を掴む。
「っまだ!?」
フェンリルは片方の足で悪魔の胴体ごと切り飛ばす。
しかしその行動は、有り得ない者に止められる。
「2体…だと?」
そこには姿形が同じ、2体目の悪魔がいた。
「【神速移
グシャ
不快な音と共に後ろ足が潰される。
「っっっ!舞え、剣達よ!」
剣が周囲を舞う。
「我が命を代償に裁きの鉄槌を下す。【神の裁き】(ジャッジメント)!」
剣は光線となり、一帯を焼き尽くす。




