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侵略者系魔女の侵略ライフ ~地球を侵略しにきた魔女とそんな魔女に姉と呼ばせる中学生のやりたい放題生配信~  作者: 龍翠
第四話

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国会、乱入


 お昼ご飯にお母さんが作ってくれていたお弁当を食べて、配信開始。文ちゃんは痛みが取れきっていないのか、ソファでダウンしています。ニュクスがちょっと心配そうなのが印象的だ。


「どうも……。アヤカです……」


『アヤカちゃんだー!』

『侵略者様ー!』

『待ってた!』

『それにしてもテンションが低いw』

『どうしたよ』


「これから何をやるのか怖いんだよ……」


 ニュクスはそれはもううきうきとしてる。着ぐるみパジャマを脱いで、いつものローブ姿だ。しっかりと気持ちを切り替えたのか、威風堂々とした立ち姿。かっこかわいい。


「配信、繋がったよ」


 ニュクスにそう言うと、ニュクスは頷いて浮かぶドローンに向き直った。


「私はニュクス。侵略者である」


『今日は侵略者モードだ!』

『妹モードは見られますか!?』

『お姉ちゃんって甘える姿が見たいです』


「…………。それは今は忘れてほしい」


 おお。苦虫を噛み潰したような表情ってこういうのを言うんだろうね。とっても嫌そうだ。私は気にせず甘やかすけどね!


「それよりも、協力者よ。出発するので、準備をしてほしい」

「はいはい。それで? 本当にどこに行くの?」

「国会議事堂、だったか? そこに」

「え」


 こっかいぎじどう。国会議事堂!? いや待って何をするつもり!?


『今ってまさに国会答弁が行われているような……』

『ニュースでもやってるね』

『おいまさか』


「じゃあ、行こう」


 ニュクスが私の手を掴んで、そして……。

 気付けば、テレビで見るあのとっても広い部屋のど真ん中に立っていました。

 うん。いや、本当にやりやがったよこの子……!


「な、なんだ!?」

「君たち! どこから入って……!」


 大騒ぎだね! 当たり前だけどね!


『大混乱である』

『テレビ見てきた。テレビでも侵略者様が出てる』

『生侵略者様だー!』

『はたしてそれは喜ぶべきものなのかw』


 喜んじゃだめだと思うよ私は。しかもここ、一応は日本の中枢でしょ? 大問題だよ。ニュクスは涼しい顔してるけど。いや、あまり表情変わってないけど、周りの声がちょっとうるさいと思ってそうな顔だ。


「うるさい」


 ニュクスがそう短く言うと、この場にいるほとんどの人が口を閉じた。まだ何か小声で言ってる人はいるけど、そこまで気にならないぐらい。

 ニュクスはぐるりと周囲を見渡して、そして目当ての人を見つけた。誰を探しているのかはすぐに分かった。まあここまで来たんだからね。用事があるとしたら、やっぱり……。


「ちょうどいいですね……! 是非とも! あなたに聞きたかったことがあります!」

「…………。へえ……」


 その声に、ニュクスはまた振り返った。ニュクスの視線の先にいるのは、女性議員。テレビでもよく見る人だ。野党第一党の、それなりに偉い人だったと思う。そこまで詳しく覚えてないけど。


「侵略者! あなたに聞きたいことがあります!」

「構わない。どうぞ」


 お、なんだかニュクスがうきうきしてる。何を言われるのか、ちょっと楽しみにしてるね。私も気になる。どんなことを聞きたいんだろう。


「こんなことをして! 無事で済むと思っているのですか!」

「…………。は?」

「全世界が見ています! あなたは世界中を敵に回したのですよ!」

「…………」


 おお……。ニュクスの気分の下がりっぷりが半端ない。なんか、一気にテンションが下がったというか、そんな感じ。


「それで?」

「……っ! あ、あなたがどんな態度を取ろうとも! 私たちはもうあなたの素顔を知ってしまった! かわいらしい子供に怯えることなどありません! 私たちは! あなたに屈しない!」


 あー……。なんというか……。これ、私のせいになるのかな?

 多分、今までならもう少し黙ってくれていたかもしれない。でも私が、ニュクスのかわいいところを見せたいって思って、配信で流してしまった。

 それを見たこの人は勘違いしてしまったらしい。ニュクスは、見た目通りの子供だと。

 学校でのこととか、ああいうのは配信で流してなかったからね。だから……無理を言っても問題ないと思ってしまったんだと思う。そこまでひどいことにはならないだろう、と。

 それをニュクスも察してしまったから、がっかりしたんだと思う。


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― 新着の感想 ―
お花畑思考の野盗どもは本当にいつもこんなんだから困る……
かわいいことろはあるけど まあ子供なので 子どもみたいにプチっとつぶすことはあるよね
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