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『【ロストレイン】』〜失われた雨〜  作者: 桐生翔流
第1章 失われた雨
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9話 状況説明


?(ここがどこかも分かんねぇし 俺が誰かすら分かんねぇ…。それにこいつ。メアって言ったか 何者だ…尋常じゃねぇ光をかもし出しやがる)


?「ツっ…痛てぇ…」

男に頭痛が走った。


ふと思ったがこの場をどうしようか。

少女を置いていくわけにもいかないが連れ帰るわけにも行かない。

そもそも自分の家も分からない


困り果てて数分後 眼前に見える家屋の扉が勢いよく開いた


ばぁ「私のメアはどこだぃ!容赦しないよ!」


棒きれを持ったおばあさんが震えながら外に出て来た。

どうやら寝起きのようだ


?「安心しろ。お前のメアは無事さ」


微笑みながら話す男の瞳は先ほどとは打って変わって 優しく澄んでいた。


ばぁ「あ…あんたは誰だい…」


恐る恐る言葉を発する ばぁ。


?「俺か…名前は忘れちまってな。記憶を失った…と言う方が正しいのかもな。ロストとでも呼んでくれ。」


状況を説明して数十分後 やっと理解したばぁが口を開いた

ばぁ「そうかい…あんたが助けてくれたのかい…とりあえずここは闇の中さ。うちに入りな。」


どうやらロストのことを信用したみたいだ。


扉を開け光に闇が侵食する前に扉を閉めた。


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