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『【ロストレイン】』〜失われた雨〜  作者: 桐生翔流
第3章 旅立ち
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20話 踏み出す勇気

メア「ね…ねぇロスト…」


心配そうにロストを見つめるメア


ロスト「メア…お前はもう俺に近づかないほうがいい。世話になったお前と ばあちゃんに迷惑かけるわけにはいかねぇだろ」


そう言うと背を向けて歩みだした


メアの目に涙が浮かぶ


ロスト「お前が落ち着くまでって言ったのにすまねぇな」


振り向かずに手を挙げるロストを背後からばぁが呼び止めた


ばぁ「ロスト…!あんたがメアを守っておやり…この子は光が強すぎる それも成長する度に光が増してる…」


そう言うとロストに走り寄り肩を掴んだ


ばぁ「お願いだよ…ロスト…」


すすり泣くようにわずかに聞こえたその声にロストは振り向いた


元の優しい瞳に戻っていた


ロスト「メア…どうしたい?僕と一緒にこの世界を見に行きたい?」


メアはばぁを見た


優しく頷いたばぁの目には涙が浮かんでいた


メアはばぁに駆け寄り抱きついた


メア「メアはね…おばあちゃんの事が大好きなの…だからおばあちゃんを守ってあげたいの!そのためには…近くにいない方がいい気がするの…ちょっとだけ長いお出かけ…してくるね?」


メアを優しく抱きしめるばぁ


「ばぁはいつでもメアの事を考えてるからね 雨…見つけておいで 大好きなメア…」


その光景を近くで見ていたロストは微笑んだ

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