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『【ロストレイン】』〜失われた雨〜  作者: 桐生翔流
第2章 均衡
15/24

15話 夢雨魔 始動

ある朝


ロストは冗談半分でメアに炎の出し方を教えていた。


ロスト「炎よ出ろって強く念じてみなー」


メア「ロスト適当すぎだよぉ! んー…いくよ! 炎よ出ろ!」


………


無論 出るわけがない。


メア「馬鹿にしないでよ!」


頬を膨らまして拗ねてしまうメアをからかうように

ロストは炎を撒き散らした。


夜まで付きっきりでメアの遊び相手をしていたロストは

疲れ果てて深い眠りについた。


いな、眠らされたと言う方が正しいのだろうか。


夢を食らう魔物

59闇隊長【夢雨魔】が動き出したのだ


『アクムを消したお前の罪は重い・・喰らい尽くしてやろう・・』


ーーーーーー。


【59闇隊長】


【《夢雨魔》】


夢雨魔が長となり 恐れられた理由は

夢の中という 抵抗できない状態に持ち込む戦法を得意としているからだ。


夢を食らわれたものは

夢の中で夢雨魔と永遠に戦い続ける幻覚を見せられる


先の戦では

数々の光の軍勢の夢を食らってきた。


夢を食らわれたものは

現実世界では 機能することが出来ない

すなわち 死を意味する。



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