前へ目次 次へ 320/322 2章 42 レッスン室にプロデューサーが居た。 今日はノートパソコンを持ち歩いていた様で、大荷物だ。 壁掛けの時計を見ると少し遅れてしまった事がわかる。 この世界で遅刻はやっちゃダメな事で、幾ら急な頼みだったとはいえ理由にはならない。 「すいません、プロデューサー。遅れました」 「京愛さんから話は聞いていますので大丈夫です。……いえ、話の内容は大丈夫では無いんですけど」 プロデューサーが頭を抱えている。 この人の仕事は大変だあとどこか他人事のように思った。