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「何やってるんですか。早く医務室なりに運ばないと」
意識が朦朧としてそうな女の子を前に何も出来ないスタッフに非難がましくそう言う。
都合があろうと、関係ないだろうと思っている。
「そ、その……」
その中でプロデューサーらしき人が顔を背け、理由を言わずスっと女の子を指さす。
なんなんだ全く。
……なるほど。
女の子はなんと言うかほとんど衣装がはだけていて、なんと言うか際どい。
観客の前に壁として立ち塞がっていて、女性スタッフを読んでいたみたいだ。
「……貴方、プロデューサーでしょう」
「それは、そうなんですが触れられないでしょう」
「もう……スーツ脱いで。この子に被せるから」
手を出すと、慌ててスーツを渡してくる。
ん?初めからこうしておけば良かったんじゃないのかと考えが過ぎったけど、もうどうでもよかった。
あまりにも軽いこの子をお姫様抱っこしてステージ脇に戻る。
「ありがとう」
「大丈夫なの?」
「ふふ……ふふふ。死にそう」
「ちょっとお!!」




