三日目
二日目は明日の深夜、同じ時刻に投稿します。
よろしくお願いします。
あ、足が!わたしの足が!どうなっているの!?なんで、なんで何も感じないの!?
苦しくっても良いから、せめて、痛くあってよ…。まるで、もう足が無くなっちゃったみたいな…。
ああ、も、もし歩けなくなっちゃったら…?にゅ、入院?車椅子?そもそも、せつ、だん…なんて、なったら…。お金なんてない。せっかく入った専門学校もやめないといけない?
帰らないと行けないの?あそこに。ずっと一人で頑張ってきたのに。毎日コンビニでバイトして。土日だって遊んだりしないで、派遣でイベントスタッフなんて肉体労働だってしてきたのに。
コンペに応募するためのアニメーションだってあともう一息だった。ワンシーンだけ仕上げたら、じっくり修正していくつもりだったのに。
去年は賞は取れなかったけど、制作会社から電話だって貰えた。まだ荒削りだけど、光るものがあるって。賞はあげられないけど、人の心を打つ魅力があるって言ってもらえたんだ…!
今年こそ、大賞は無理でも受賞できたかもしれない。
投稿してるイラストだって最近はコメントを貰えるようになったのに!
ああ、怖い、怖いよ!せめて、体が動いたなら!手で触って確かめられたら!
なんで動かないのよ!わたしの身体は今どうなっているの!?
ぴちゃんっ!
ま、また、あの音!
また、あの音が聞こえる!そういえば、足の感覚がなくなったのって、あれが聞こえてから…?
ぴちゃちゃっ ちゃぷん
あの汚らしい水音!何かを垂れ流すような、おぞましい音!
ほんとうにむかつく!わたしに何をしてくれてんのよ!わたしは忙しいのに!こんなところで足踏みしてる暇なんかないのに!
びちゃんっ! びちゃあっ!
絶対に許さないから!誰だか知らないけど、絶対に、絶対に後悔させてやるんだから!
びちゃびちゃ びちゃっ!
ああ!ダメダメだめ!いっ!いたいっ!い、痛いって!
お願い、やめて!盗らないで!わたしの身体!




