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七つの竜 ―刻を巡る者―  作者: 水月 遥
プロローグ

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0.プロローグ

はじめまして、水月(みずき)と申します。

多々ある小説の中から、この作品を開いていただきありがとうございます。

今回が初めての投稿ということで、かなり緊張しています……。

その中で、ゆったりと投稿していけたらいいなと思います。


読まれていくと分かる方もいると思いますが、5つくらいのゲームの影響を受けています。

どの部分がどのゲームの影響を受けているかを、予想しながら観ていくのも楽しいかもしれません。


それでは、どうぞよろしくお願いいたします。


つい先程まで何かがあったはずなのに、その痕跡すら夜に溶けてしまったようだった。

しばらく、その静けさを待った。

だが、何も起きない。

風だけが吹いている。

頬を撫でていく夜風は冷たく、草の擦れる音だけがやけに大きく聞こえた。

なら。


今回は違うのかもしれない。

そう考えながら村を見下ろす。

闇の中に、小さな灯りがいくつも見えた。

消えていない。

それだけ確認する。

次に空を見る。

何もない。

雲もない。

夜空はどこまでも静かで、何かが潜んでいるようにも、何かが去った後のようにも見えた。

奴の姿は見えなかった。

しばらく待つ。

戻ってくる気配もない。

空は静かなままだった。

なら、今回は成功か。

そう結論づける。

だが。

胸の奥が静かにならない。

もう一度、村を見る。

灯りは消えていない。

問題はない。

そのはずだった。

だが、視線が止まる。

一つの窓だった。


その窓に灯りは灯っていない。

村にはまだ灯りが残っている。

人の営みも残っている。

それなのに、その窓だけが夜に切り取られたように暗かった。

問題はない。

そう結論づける。

それでも。

視線だけが離れなかった。

風が吹く。

窓は変わらず暗いままだった。

村は残った。

灯りはまだ消えていない。

奴も消えた。

俺は確かに見届けた。

これで終わる。

そう思った。


しばらく動かなかった。

風だけが吹いている。



違和感の正体が、ようやく分かった。






……そうか。

また、ここからか。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!

感想や応援メッセージをいただけると、今後の大きな励みになります。


現在、事前に組み立てたプロットをもとに鋭意執筆中です。

そのため、ストーリー展開や内容に関するご要望・ご指摘について、すべてを反映することは難しい場合があります。何卒、温かく見守っていただけますと幸いです。


なお、皆様に気持ちよく読んでいただくため、マナーを守ったコメントをお願いいたします。

(規約に反するコメントや不適切なメッセージにつきましては、こちらの判断で削除等の対応をさせていただく場合があります。)

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