↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
弱きより起つ  作者: 天野大地
第一話 旅の始まり
9/48

9― 晩餐

 お早う御座います!水曜日早朝です!

 ついさっき地震が有りました!

ビックリですねー!

 西洋的な家庭の食堂、詰《つ》まり家屋《かおく》の一室で。

 三人の人物が食卓《しょくたく》を囲《かこ》っていた。

 一人は老人。杖《つえ》を傍《かたわ》らに置いているので体が不自由な事が窺《うかが》えるが、

食器は自《みずか》ら扱《あつか》っている。

 一人は少女。老人の右側の席《せき》に着《つ》き、必要とあらば即座に老人を補助出来る

位置取りだった。

 先《さき》の二人は西洋人だが。

 もう一人は日本人であった。黒目黒髪なのは勿論《もちろん》、服装も着物である。

 献立《こんだて》はスープとパン、其《そ》して少しずつの三品《さんしな》。砕いた煮ジャガイモ(マッシュポテト)、

葉野菜のお浸《ひた》し、ニンジン煮だった。

 老人が、表面上は何も気負《きお》った様子《ようす》無く口を開く。

「ほう!今日は味付けが違うな?もしやゲン殿《どの》が?」

「殿、は要《い》りません。僕は少し手出ししただけです」

 日本人、源《げん》は淡々(たんたん)と答える。目は半開《はんびら》き、顔は俯《うつむ》き加減《かげん》だ。

「其んなに違うー?」

 少女が無邪気《むじゃき》な雰囲気《ふんいき》で訊《き》く。西洋人、白人系統は年嵩《としかさ》に見えるものだが、

其れにしても年齢不相応(ふそうおう)な幼い仕種《しぐさ》であった。

 源は淡々と続ける。

「例《たと》え全《まった》く同じ材料を使ったとしても、作る人に因《よ》って味わいは変わると言うよ。

 調味料の加減、なんだろうね」

「ほうほう。其れに品数が多いですな!幼い子が喜びそうだ」

 とは言うものの。老人自身が嬉しそうだ。

「僕の国では一汁三菜《いちじゅうさんさい》と言いまして。スープの具材《ぐざい》を流用《りゅうよう》しただけですが、

品数《しなかず》を揃《そろ》えてみました」

「ほう!興味深いですな!其れにはどういった意味が?」

 老人は質問を重《かさ》ねてゆく。

「深い意味ではないですが。やはり食事は品数多く、水分も摂《と》るのが理想という事ですね」

「ほうほう!では…」

「もー!お師さま狡《ずる》いぃー!!ゲンはあたしの友達なのー!!」

 少女は癇癪《かんしゃく》を起こすが。

「はっはっは。ご免《めん》よ、マサラや」

 老人は少女マサラににこやかに謝《あやま》る。偽《いつわ》り無い慈《いつく》しみが感じられる。

「ガードンさんは少ししか喋《しゃべ》っていないんだから、止《と》めたら可哀想《かわいそう》だよ?」

「はっはっは!良く出来たお嬢《じょう》さんですな!有難《ありがと》う!」

 老人ガードンは柔《にこ》やかにお礼を言うが。

「………申《もう》し訳《わけ》有りませんが」

 源の雰囲気が変わった。無表情《むひょうじょう》に淡々と喋るのに。明らかに不機嫌に成《な》った。

「僕は男です」

「ほ……?お…おう…此《こ》れは申し訳無い!お見受《みう》けした所民族衣装(みんぞくいしょう)な様

ですからな!異文化圏《いぶんかけん》なものでご容赦《ようしゃ》願いたいですな!」

 ガードンは慌《あわ》てて謝るが。

「ほらー!やっぱり無理《むり》が有るんだよー♪本当は女の子でした!って

言っちゃいな♪」

 マサラははしゃいで其う言う。

「…何を言っても現実は変わらないからね?」

「これマサラや!ゲンは怒っておるぞ!」

「やー♪ゲンが強情《ごうじょう》なんだもん♪」

「…十一歳の子に本気で怒ったりはしませんが」

「申し訳無い!……むぅ?ゲンは幾《いく》つなので?」

「十六です」

 ガードンはぐりっと顔を背《そむ》け、肩を震《ふる》わせる。

「もっ………申し訳無い………!」

「まあ、慣《な》れています」

 源は無表情ではあるが。諦《あきら》めの雰囲気が凄く吹き出ていた。

 オペレーションシステムを

更新してから初の投稿ですね!

此方は、ですけど。

 前回は暑い時期だったので

意識朦朧として執筆して

おりましたが!

 後から見ても無茶苦茶には

成っていないかな?

 一度書き直しましたからね。

 本文は兎も角

執筆の現場はぐだぐだー…でした

けどね!(泣)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。