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弱きより起つ  作者: 天野大地
第一話 旅の始まり
9/48

9― 晩餐

 お早う御座います!水曜日早朝です!

 ついさっき地震が有りました!

ビックリですねー!

 西洋的な家庭の食堂、まり家屋かおくの一室で。

 三人の人物が食卓しょくたくかこっていた。

 一人は老人。つえかたわらに置いているので体が不自由な事がうかがえるが、

食器はみずかあつかっている。

 一人は少女。老人の右側のせきき、必要とあらば即座に老人を補助出来る

位置取りだった。

 さきの二人は西洋人だが。

 もう一人は日本人であった。黒目黒髪なのは勿論もちろん、服装も着物である。

 献立こんだてはスープとパン、して少しずつの三品さんしな砕いた煮ジャガイモ(マッシュポテト)

葉野菜のおひたし、ニンジン煮だった。

 老人が、表面上は何も気負きおった様子ようす無く口を開く。

「ほう!今日は味付けが違うな?もしやゲン殿どのが?」

「殿、はりません。僕は少し手出ししただけです」

 日本人、げん淡々(たんたん)と答える。目は半開はんびらき、顔はうつむ加減かげんだ。

「其んなに違うー?」

 少女が無邪気むじゃき雰囲気ふんいきく。西洋人、白人系統は年嵩としかさに見えるものだが、

其れにしても年齢不相応(ふそうおう)な幼い仕種しぐさであった。

 源は淡々と続ける。

たとまったく同じ材料を使ったとしても、作る人にって味わいは変わると言うよ。

 調味料の加減、なんだろうね」

「ほうほう。其れに品数が多いですな!幼い子が喜びそうだ」

 とは言うものの。老人自身が嬉しそうだ。

「僕の国では一汁三菜いちじゅうさんさいと言いまして。スープの具材ぐざい流用りゅうようしただけですが、

品数しなかずそろえてみました」

「ほう!興味深いですな!其れにはどういった意味が?」

 老人は質問をかさねてゆく。

「深い意味ではないですが。やはり食事は品数多く、水分もるのが理想という事ですね」

「ほうほう!では…」

「もー!お師さまずるいぃー!!ゲンはあたしの友達なのー!!」

 少女は癇癪かんしゃくを起こすが。

「はっはっは。ごめんよ、マサラや」

 老人は少女マサラににこやかにあやまる。いつわり無いいつくしみが感じられる。

「ガードンさんは少ししかしゃべっていないんだから、めたら可哀想かわいそうだよ?」

「はっはっは!良く出来たおじょうさんですな!有難ありがとう!」

 老人ガードンはにこやかにお礼を言うが。

「………もうわけ有りませんが」

 源の雰囲気が変わった。無表情むひょうじょうに淡々と喋るのに。明らかに不機嫌にった。

「僕は男です」

「ほ……?お…おう…れは申し訳無い!お見受みうけした所民族衣装(みんぞくいしょう)な様

ですからな!異文化圏いぶんかけんなものでご容赦ようしゃ願いたいですな!」

 ガードンはあわてて謝るが。

「ほらー!やっぱり無理むりが有るんだよー♪本当は女の子でした!って

言っちゃいな♪」

 マサラははしゃいで其う言う。

「…何を言っても現実は変わらないからね?」

「これマサラや!ゲンは怒っておるぞ!」

「やー♪ゲンが強情ごうじょうなんだもん♪」

「…十一歳の子に本気で怒ったりはしませんが」

「申し訳無い!……むぅ?ゲンはいくつなので?」

「十六です」

 ガードンはぐりっと顔をそむけ、肩をふるわせる。

「もっ………申し訳無い………!」

「まあ、れています」

 源は無表情ではあるが。あきらめの雰囲気が凄く吹き出ていた。

 オペレーションシステムを

更新してから初の投稿ですね!

此方は、ですけど。

 前回は暑い時期だったので

意識朦朧として執筆して

おりましたが!

 後から見ても無茶苦茶には

成っていないかな?

 一度書き直しましたからね。

 本文は兎も角

執筆の現場はぐだぐだー…でした

けどね!(泣)

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