↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
弱きより起つ  作者: 天野大地
第二話 出会い
28/48

7― 神像

 今晩は。 四月も二日目に成ってしまいましたが。 金曜日です。

 一寸ご報告がしたい故。

前話から間を置かず、と成りました。

 いや。 大した話ではないのですがね?(笑)

 ほら。 他人事は誰にとってもどうでも良い事! ね?(笑)

 悲しい事は言っていないですよ。

良く考えてみて下さい? 他人事はやっぱりどうでも良いでしょう?

 当たり前なのです。 でも。

他人事でも参考に出来るヒトが優れたヒト! ではあります。

 レスポンデント条件付け、と言うんですけどね!

 略称《りゃくしょう》オタクが源達《げんたち》のお供《とも》に成《な》ったは良《い》いが。

 じゃあどうやって収入《しゅうにゅう》を得《え》ているのか?

という話《はなし》になり。


 オタクの仕《し》事《ごと》を見学《けんがく》する事《こと》と成った。

 源がモデルの神像《しんぞう》を造《つく》るという事だが……


「あ! もうお姿《すがた》は記《き》録《ろく》したので

お楽《らく》になさって結構《けっこう》で御座《ござ》いますよ!」

「記録?!」

「わたくしめの頭《ず》脳《のう》に! で御座います!」

 オタクはドや顔《がお》で。

 源は無《む》表情《ひょうじょう》……な様《よう》だが

声《こえ》がどうにも狼狽《うろた》えている。

「あははは♪

 オタク面白《おもしろ》ーいw」

 マサラは大《おお》喜《よろこ》びだが。

「……面白くないよ……」

 源はやはり無表情な様でいてゲッソリしていた。


 像は木《き》で造る様だ。

道《どう》具《ぐ》は鑿《のみ》と木《き》槌《づち》。

 割《わり》と大《おお》きな像を造る様で、

皮《かわ》だけ剥《は》いだ木材《もくざい》が立《た》っている。

 造る場《ば》所《しょ》は。

依《い》頼人《らいにん》のお屋《や》敷《しき》の中《なか》だ。


 もうオタクはモデル、

詰《つ》まり源を見《み》る事なく作製《さくせい》してゆく。

 本当《ほんとう》にマサラと源は見物《けんぶつ》するだけだ。

 が。

 何日《なんにち》もすると。

 マサラは飽《あ》きてしまう。

「たいくつー!」

「君《きみ》、分《ぶ》厚《あつ》い本《ほん》持《も》っていたよね。

 読《よ》めば良いんじゃないかな」

 緊《きん》急《きゅう》避《ひ》難《なん》の為《ため》の荷《に》物《もつ》に既《すで》に入《はい》っていたものだった。

「お外《そと》出《で》ちゃあ駄目《だめ》なの?」

「と或《あ》るアメリカという国《くに》じゃあね。

子《こ》どもから目を離《はな》しちゃ虐《ぎゃく》待《たい》、で逮《たい》捕《ほ》されるんだよ。

 単《ひとえ》に治《ち》安《あん》が悪《わる》いからだけどね。

 酷《ひど》いと自《じ》宅《たく》に居《い》たって犯罪者《はんざいしゃ》に襲《おそ》われる。

 ジョンベネットって子の事《じ》件《けん》が有名《ゆうめい》かな」

「ぶー! ゲンの方《ほう》が小《ちい》さいよー!」

「他者《ひと》の外見《がいけん》を悪く言《い》わない」

 源は無表情な様でいて。

明《あき》らかに怒《おこ》っている。

「悪くは言っていないよー!

可《か》愛《わい》いじゃない」

「男《おとこ》は可愛いなんて言われて喜ばないから」

 淡々(たんたん)と喋《しゃべ》っている様でいて

源の口《く》調《ちょう》には力《ちから》が籠《こも》っている。

「ふふふ!

 じゃあおベンキョしまーす!」

 マサラには応《こた》えていない様であった。


「ねえー! ゲンも一緒《いっしょ》に見てー?」

「僕《ぼく》が見て良いのかい」

「うん!

 お師《し》さまがゲンと一緒に見ろって言った」

「はあ。

 僕が見たって分《わ》からないんじゃあ……」

「でもお師さまがゲンと見ろって言った!」

「……まあ。 其《そ》れだったら」

「はい! コレが辞《じ》書《しょ》ね!

 でもさあ!

 全然《ぜんぜん》辞書の言《こと》葉《ば》が出《で》てこないんだよ!」

「はあ……?

 ……ふむ。 一寸《ちょっと》見せてみて」

 源は。

 先《ま》ず辞書をぱららっと捲《めく》って

次《つぎ》に本をぱららっと捲った。

「ふむ。 成《な》る程《ほど》ね」

「えええ?!

 もう読んじゃったの?!」

「いや読める訳《わけ》は無《な》い。

 けど。

 仕《し》組《くみ》は分かった」

「え?! どっどんな?!」

「此《こ》れは。

 暗号《あんごう》で書《か》かれている。

 其して。

 恐《おそ》らく順《じゅん》番通《ばんどお》りには並《なら》んでいない」

「えええええっ?!

 読み難《にく》いじゃない!!」

「当《あ》たり前《まえ》でしょう。

 部《ぶ》外者《がいしゃ》には知《し》られたくない事が書いてあるんだよ」

「ええぇぇぇええ……?

 部外者じゃない人《ひと》が分からなかったら

どうすんのっ?!」

「うん。

 知恵《ちえ》試《だめ》しも兼《か》ねているんじゃないかな。

分からなければ知る権《けん》利《り》無し、と」

「ぶぅぅううう!

 ヒドいよぉお!!」

「お師さんは。

 僕と見ろと言ったのなら

其れで気付《きづ》くと確信《かくしん》したんじゃあないかな。

 優《やさ》しい、というか甘《あま》いと思《おも》うよ」

「其っかああああ♪

 じゃあ一緒に見よう♪」

「いや。

 基《き》本《ほん》僕は暗号を解《と》くだけで。

 順番通りに並んでいないなら。

多《た》分《ぶん》、最初《さいしょ》のページは

四分《よんぶん》の三辺《さんあた》りに有《あ》るんじゃあないかな」

「一緒に見ようよぉおぉお!

 ……で、何で四分の三?」

「うん。

 前から順に見ても後《あと》から順に見ても直《す》ぐではなく、

前から見たら手間《てま》に成る様に」

「イジワルだよお!!」

「暗号って其ういうものでしょう。

 其して恐らく。

 最初のページは一番《いちばん》暗号が簡単《かんたん》な筈《はず》だよ」

「一緒に見ようよぉお!」

「頑《がん》張《ば》れ。

 所《ところ》でさらりと四分の三って了《りょう》解《かい》したけど。

計算《けいさん》力《りょく》は有《あ》るんだね」

「へっへぇえ~♪ 褒《ほ》めて?」

「あーうん偉《えら》い偉い」

「テキトー過《す》ぎるよっ?!」


 オタクは。

 源とマサラの様《よう》子《す》を

微《ほほ》笑《え》ましく眺《なが》める余《よ》裕《ゆう》が有る様であった。

 はいご報告です。

 献血ルームというのが在りまして。

其処に行けるのなら自分の都合で献血出来るのですが。

 昨年九月から条件が厳しく成りまして。

脈拍が百以上だとご遠慮、とか。

 駄目! って事ですね!(笑)


 其んなのは落ち着けば百を切るだろう! とは思いますが。

割と直ぐ受け付けられましてね?

 予約してなくて直ぐならラッキー! と。

思ったのですが。

 何回計っても百を切らなくて。

躍起に成っていたのも有りますかねえ?


 しかし!!

 脈拍ばかりを気にしていたのですが。

脈が百以上なのに最高血圧が百を切っていて低い!

と。 言われまして。

 いや自分は血圧が低いなら其れで良いんじゃあないか?

なんて思ったのですが。


 脈が百以上なのに最高血圧が百以下だと脱水!!

……なんて言われましてね?(笑……えない!)


 結局、脈が落ち着いても危険だから

今日はナぁぁぁシ!!

 ……

なんて言われたんデスねー……!(ガックリ)


 まあ。

 献血帰りに転んで死んじゃった!

とかいうヒトが居たらしいので

慎重に成らざるを得ないのでしょうが。


 条件ばっかりが厳しく成ったもんだねえ……?

まあ脱水症状とか言われたのは驚きましたが。

 社会環境の所為だ!!(怒)


 自分は本来。

腹がたぽたぽいう程飲み物が飲めたのですが。

 社会はね?

 水分も補給しちゃあいけない! って状況に成っていますね!

 熱中症対策だの水分補給大事! だの言っているけど!!

現状寧ろ止められているよクソめ!!

 自分すっかり水分補給抑える様にされているもの!!

 世の中じゃあ表面上言ってみているだけだな!!


 兎に角。

 脈が多いのに最高血圧が低いと脱水症状なそうです。

お気を付け下さいね!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。