17― 屈服
お早う御座います。 火曜日、朝。
子どもの日です! 暦の上では立夏でもあります!
もう指を拭き拭きしないと
執筆に支障が出る時期に成りました。(泣)
ハンドタオル? 小さいのを
今現在、手元に置いております!
汗ばむ時期! 弱くはないけど!
好かない! ……って言っても仕様がないね!(笑)
「終わったよ」
源はあっさりと言う。
マサラ、其して家の主ガードンは、
マサラの部屋のクローゼットに隠れていて。
源はノックした上で声を掛け、其れから開けたのだ。
マサラは健康だが所詮少女であり。
ガードンは体が不自由な老人だ。
敵から逃げられる訳がないので隠れるしかなかった。
「良い暮らししているね。
庶民はクローゼットも、必要な程の服も、持ってはいないものだよ」
「……えへへ」
場違いに、だがマサラは照れる。
「さて。 刺客は退けたものの。
はっきり言ってもう此処には住んでいられないよ」
話題は重いのだが。 源は淡々と言う。
「え? 何で?」
マサラは無邪気に問う。 源を信頼しきっている様だ。
「刺客を幾ら倒しても、黒幕は痛くも痒くもない……という事。 ですかな?」
流石に老人であるガードンは察する。
「はい。 斯くなる上は、
地域の有力者…町長でしょうか? 其方に身を寄せるしかないかと」
「此んなジジイがいきなり行ったとて、聞いて貰えるものですかな?」
「魔法の研究とやら。 お金に成るのでしょう?」
「成る程。 先の事も考えている様ですな。
しかしそも。 襲撃は有ったのですかな?」
「お師さま?!」
マサラが驚きの声を上げる。
ガードンは、話は聞いているが源を信じてはいなかった。
だが源は無表情なまま淡々と。
「刺客は無力化してあります。 見ますか?」
其して三人は玄関を出る。
「…!!」
「なっ?!」
マサラはビクリと身を震わせ、ガードンは絶句する。
庭には刺客達を縛り上げて転がしてある。 のも其うだが。
刺客達を見張っているのは悪童達だからだ。
マサラは以前、悪童達に強盗された、と言っていた。
ガードンは悪童達に面識は無いが、どう見ても柄が悪い。
「安心して良いよ。
力を見せ付けたから。 其奴等は僕に逆らえない」
源は淡々と言うが、マサラとガードンはギョッとする。
悪童達は悔しそうな顔をし、察しようと思えば出来なくもない。
「…… 本当に…… お強かったのですか、な?」
ガードンも、認めざるを得ない、という顔に成る。
源はやはり淡々と。 だが。
「此れが貴方達を騙す為の小細工だとしたら。
大掛かり過ぎるでしょう?」
内容は皮肉に満ちた事を言った。
実はもう!
主人公が話の流れをねじ曲げております!
本当は刺客達は準備を調えてから襲い掛かり!
ガードンさんは犠牲になる筈……でした!!
其して源とマサラは逃げる様に脱出!!
……だったのだけどね?
だって警備側の事情徴収を受けるのも
庶民にとっては碌な事には成らないからさ!
其れがガードンさんが助かったら
後々の始末も面倒だし、
其れなのに源は信用されていない!
恩知らずだね!(笑)
けど世の中此んなもの! だよね?




